業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2016

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2016–09–01

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ホイール組み

一般車のリム、スポーク交換をしました。

ホイール組は、スポーツ自転車では、もはや絶滅危惧種的な作業と言えるのですが、一般車においては決して珍しくない作業なのです。

パークツールの振取り台をこんな頻繁に使うとは、開店準備の時には思いもしなかった事です。

2016–09–04

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ご近所納車

近所のおばあさんに自転車(写真)を納車しました。
私の母よりずっと年上のおばあさん。
これまで乗られていた自転車が重くて、傷みも目立っていたということで、最新の軽量な自転車を選んでいただきました。
先月より、ようやくご近所の方から自転車をご注文いただけるようになりました。
特に、年配のお客さんからのご注文は、私の店が地元の方に受け入れられたという実感があって、本当にうれしく思います。

2016–09–05

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想定外

メールにて、部品交換の見積り、作業時間についてのお問合せを頂くことがあります。
私は、実車を見ていない状態で、部品の発注、金額や作業時間をお知らせするのが苦手です。

先日お預かりしたロードバイクは、実車を確認させていただいた後にメンテナンスに必要な部品を発注しました。
ところが、作業を開始して数分で問題発生。作業を中止せざるを得ない状況となりました。

その問題とは、カーボン製ハンドルのレバー取付部分が潰れていたのです。
作業前に実車を確認しましたが、これには気が付きませんでした。
反省…

2016–09–06

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なんじゃこれは

比較的リーズナブルな自転車に装着されているタイヤは、ひび割れなどのトラブルのため、タイヤがツルツルに摩耗するまでに交換となることが多いです。
ひび割れは、タイヤの溝や円周に沿ったものが大半ですが、今日交換したタイヤは珍しい方向(写真)に割れていました。
タイヤの裏側を見れば、あらら、製造上の欠陥のような…

2016–09–08

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作業用グローブ

自転車屋という仕事、かなり手が汚れます。
軍手を使っているのですが、消耗が激しいので、昨日ホームセンターで作業用の薄手のグローブを購入しました。
早く使ってみたかったのですが、あいにく今日は(も)とてものんびりした営業日。
夕方になって、ロードバイクの点検が入りました。
チェーンを点検すれば、ちょうど交換時期。
ということで、新しい作業グローブでの初仕事は、チェーン交換となりました。

2016–09–09

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スポーツ自転車

若い男性のお客さんが婦人車のパンク修理で来店されました。
修理をしながらいつものようにお話をします。

「もうすぐ注文していたクロスバイクが来るんですよ。クロスバイクは婦人車と違って、売っている店じゃないと修理してもらえませんよね?」

そのお客さんの話では、近所のおじいさんが経営されている自転車店で以前乗られていたクロスバイクを修理に持って行ったところ断られたということです。
私のような個人の小さな町の自転車屋では、クロスバイクは修理できないというのが一般の認識のようです。

「ロードバイクでもクロスバイクでも、修理できますよ~」というメッセージを込めて、今日から店頭に私のロードバイクを置いておくことにしました。

2016–09–10

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季節の移ろい

季節は、夏から秋に移り変わろうとしています。
私にとってそれを感じるのは、店内に差し込む日差し。
6月中旬に西日対策としてのれんを設置して、7月と 8月はのれんの下から差し込むその強烈な西日を浴びながら過ごしてきました。
そして、9月が到来。
太陽は徐々に南方向へ高度を下げて、店内に日差しが差し込む頃には、写真のように道路に建物の影が落ちるようになりました。

2016–09–12

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うちはやってません

後輪のチューブを交換する作業がありました。

後輪のタイヤ、チューブを交換する場合、お店によって作業工程が異なります。
ひとつは、写真左側のフレームを外側にグィーっと広げて、軸とフレームの隙間からタイヤ、チューブを交換する方法。
もうひとつは、フレームから後輪を外して、タイヤ、チューブを交換する方法です。

私は、いつも後輪を外してから、タイヤ、チューブを交換しています。
今から23年前、最初に教えてもらった方法なので、それが当たり前になっています。
後輪を装着したままフレームを広げる方法は、作業時間を短縮することができますが、写真の自転車のように、後輪が装着されるフレームの幅が広がってしまうことも…

2016–09–13

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記帳指導

年始に、無料の記帳指導を申し込み、最初の講習を受けたのが 2ヶ月前のことでした。
そして今日、近くにある会計事務所から若い男性の税理士さんが私の店へ記帳指導に来られました。
挨拶を交わした後、店の帳簿を見てもらいます。

税理士さんは、エクセルでつくった帳簿をパッパッとチェックしていきます。
その様子をドキドキしながら見守る私。

「どこかおかしいところはありませんか~?」と恐る恐る尋ねてみると、
「この数字は、○○も入っていますか?」というような質問をいくつか受け、その度に帳簿の内容を説明しました。
そして、いくつかアドバイスをいただきましたが、私の帳簿は「特に問題なし」と言ってもらうことができました。

これまで青色申告に必要な複式簿記を記帳してきましたが、独学ゆえ、かなり不安でした。
今日は、その道の専門家である税理士さんに「このままやって下さい」と言われて、ほっとしました。

2016–09–15

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ほっ

のんびりした営業日でした。
そろそろ閉店時間という時に、若い女性のお客さんがパンク修理で来店されました。
売り上げが少ない日でも、営業終了間際に修理があるとホッとするものです。

2016–09–16

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小さなことでも

「前のタイヤがおかしいんですが…」

婦人車を押して女性のお客さんが来店されました。
私は店の前で自転車を受け取り、作業台の前へ運びます。
直ぐに原因は分かりました。
それは、タイヤに付いたガムでした。

「すみません。そんな事で持ってきてしまって…」
お客さんは大変恐縮された様子でしたが、私は大変うれしかったのです。
ちょっとしたことでも気軽に持ってきていただけた…、そのことが嬉しくて、ついでにタイヤに空気を入れさせていただきました。

2016–09–17

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私はガンコ

自転車の購入を検討されているおばあさんが来店されました。

「こう見えて、76歳や。若いやろ。」とおばあさん。
「若く見えますね。」と私。
「力もあるんやで。腕出してみ。マッサージの仕事やっとんや」

おばあさんはそう言って、76歳とは思えない力で、私の手と腕をグイグイもみ始めました。

「ここ押すと目にええんや。アンタ、カラダ使う仕事しとるから、よう張っとるわ」

しわくちゃのおばあさんの手は、本職というだけあって、本格的なマッサージで私の体をほぐしてくれます。

「あんた、長男やろ。顔見たら分かるんや」
「当たりです。なんで分かるんですか?」
「ワタシャ、何でも分かる。姫路駅周辺のホテルはみんな回ってるんや。芸能人も何人も見たで。」
「へ~」
「手も見たろ」
私は、両手の平をおばあさんに見せます。

「あんた、ガンコやな」

2016–09–19

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雨の日

雨の営業日は、お客さんが少ないので嫌いです。

2016–09–20

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定休日は晴れだけれど

実は、今日は水曜日だと勘違いしていました。
それに気が付いたのは昨日の晩。
今日は、台風の日。
予想通り、来店されるお客さんは少なく、休みでもよかったぐらいでした。
そして、明日は定休日。天気予報は晴れ。
ソワソワして、心から休めません。

2016–09–22

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蒸れる

写真は、今月初めに購入した作業用グローブ。
いまのところ問題なく使っています。
油が染み込まないので、長く使っている今も手が汚れません。
手を洗う回数は少なくなりました。
欠点は、蒸れます。

2016–09–23

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うれしい言葉

数か月前に修理をした同じ自転車が、パンクで持ち込まれました。
「以前の修理がまずかったか?」と焦りましたが、この度のパンクの原因は別にありました。

「前に直してもらった時の仕事が丁寧だったので、ここはいい自転車屋と思ったんや」とお客さん。

うれしい言葉でした。

2016–09–25

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マメに

「街の自転車屋は、ゴチャゴチャっとして、油で汚れている」というイメージだと、来店されたお客さんからよく言われます。
私の店が、お客さんのイメージと違うことから、そのような会話になることが多いようです。

私の店では、パンク修理を含めてすべての作業を店内で行っています。
したがって、ひとつの作業が終った後の床は結構汚れます。

オープンして半年足らず。
まだ、最初の気持ちを忘れずに、マメに掃除しています。
写真は、一件のパンク修理を終えた後のゴミ。

気持ちが緩んで怠け癖が付いてしまうと、たちまちお客さんのイメージ通りの自転車屋になってしまいそうです。

2016–09–29

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試乗車

ビッケ グリが店にやってきました。
電動アシスト 子ども乗せ自転車の新作モデルです。
チャイルドシートの代わりにリヤバスケットを取り付けても、十分にスタイリッシュな自転車なので、個人的に欲しいと思って試乗車として用意しました。

2016–09–30

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半年経ちました

9月が終り、4月のオープンから数えて 6ヶ月経ちました。
半年経って売上アップと言いたいところですが、現実は厳しいです。
気楽に気長にやっていきます。

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