業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2016

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2016–12–01

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変速の修理

チェーンとスプロケットを交換する作業を受けました。
ふと変速機を見ると、写真のように大きく内側に曲がっていることを発見。
そこで、ディレイラーハンガーを修正。
と、その時にぽろっと何かが落ちました。
「何だろう?」と落ちた小物を見れば、ハンガーをフレームに固定するボルトの頭でした。
アルミ製のボルトが折れていたのです。
幸い、替わりになるボルトがあったので良かったのですが、いろいろあるものです。

2016–12–02

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棚卸

店内奥の上部にあるロフトには、タイヤやチューブ、様々な補修部品の在庫品を置いています。
今日、注文していた在庫商品が入荷してきたついでに、ロフトの中を整理、掃除しました。
そのまたついでに、在庫品の数量も確認していたら、少し早めの年末棚卸がほぼ終わってしまいました。
小さな店だから、在庫商品も少量。
棚卸もあっと言う間に終わってしまいます。

2016–12–03

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何じゃこれは

作業を始めて、「何じゃこれは~!」と驚くことがよくあります。
今日は、ローラーブレーキのバンド(写真)を見て、工具を持つ手が止まりました。
アルミ製のフレームは、通常の自転車に比べてパイプが太くなっています。
シマノ製ローラーブレーキの純正バンドの最大径は、3/4 inchなので、サイズが合いません。だからと言って、大きすぎるサイズのバンドはダメです。
写真の自転車、ブレーキがガタガタ動いていました。
幸い、ぴったりサイズのバンドを在庫していたので、ちゃんと交換させていただきました。
仕入れていて良かった~

2016–12–04

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ホームページ制作の仕事

雨が降る日曜日と言えば、暇なこと間違いなしということで、昨日から制作していたおすすめ自転車のページを仕上げました。
自転車屋なのに、今まで自転車を紹介するページが無かったのです。

今日はパソコンの前に座っている時間が長かった~

2016–12–05

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今日は

のんびりした営業日。
もうすぐ閉店時間というところで、本日初めてのパンク修理が入りました。

2016–12–06

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クレーム対応

写真は、ドロヨケのステー。
カナシイかな、左右の長さが違います。
だから、ドロヨケがタイヤに対して偏ってしまいます。
「曲げて何とかならないかな?」と思いましたが、とりあえずメーカーに電話してみました。
そうしたら、直ぐに代品を手配してくれました。
今日、それが届けられました。
細かい事でもしっかり対応してくれるメーカーはありがたいです。

2016–12–08

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ナットを緩める

完成車を組み立てている時、ハンドルの回転がゴリゴリで重いことに気づきました。
そこで、スルスルにスムーズに回転するように、ヘッドの部分を分解することに。
ところが、上ナットがガッチリ締まっており、全く緩みません。
写真の状態になるまで、それはもう大変でした…続きはこちら >>

2016–12–09

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展示の自転車

在庫している自転車のうち、数台は店舗の外に展示しています。
今日は、ゴロゴロと雷が鳴って、雨が降りました。
この度は、雷のおかげで雨が降る前に自転車を店の中へ避難させることができました。
自転車の台数が多いと大変だろうなぁと、いつも思います。

2016–12–10

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思い出す

一年前といえば、仕事で使う工具をあれやこれやと買い揃えていた頃です。
開業を前に、果たして、そんな工具を使うのかどうかも分からない、とにかく不安な気持ちで、たくさんの工具を購入しました。

今日、写真のタップを使いました。
このサイズを使うのは、開業以来初めてとなります。
工具を使いながら、一年前の開業準備を思い出しました。

2016–12–11

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ほっこり

空気が冷たく感じるようになった冬の日、店内の暖房はアラジンのストーブひとつ。
ちょっとだけ寒いですが、そんな時はストーブに手をかざしてホッコリしています。

2016–12–12

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蛇口を

ピカピカに磨き上げました。

2016–12–13

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今日は

のんびりした営業日でした。

2016–12–15

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自転車活用推進法案

東の窓から暖かい陽が差して、店の中がホワーっと明るくなった今日、自転車の修理が入りました。

そのお客さんと話をしていると、あるエリアのサイクリングに関する計画に携わっているということでした。
以前、「一般社団ひとネットワークひめじ」にて、同エリアのサイクリングマップが制作された事があると話したところ、「その関係者の方を是非紹介してほしい」と言われましたが、用事があるため直ぐに帰られました。
お客さんを見送った後、私はその関係者さんに電話をしました。

数時間後、その関係者さんが来店されました。
そこで、先のサイクリング計画に携わっているお客さんについて詳しく話したところ、
「是非私もその方に会って話がしたい! 先の国会にて、自転車活用推進法案が可決し成立したことに伴って、地方区域の実情に応じた施策に策定、実施する活動に携わることになったんですよ」と関係者さん。

下町の小さな自転車屋にて、自転車に携わる人と人がつながった日となりました。

2016–12–16

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クレーム対応

数日前、近所の靴屋さんが「自転車が調子悪い」と来店されました。
5月に購入いただいたその自転車を見てみれば、後輪のフリー部の不具合でした。
そこで、メーカーの営業さんにホイールの代替品をお願いしたところ、昨日それが届きました(写真)。
そして、今日、靴屋さんの自転車を預かって後ホイールを交換することができました。

2016–12–17

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アフターサービス

近所の靴屋さんが来店されました。
「昨日はありがとう。気持ちよく乗れるようになったで」
そう言って、直ぐに帰られました。

数日前の話ですが、通販で購入された電動アシスト自転車に乗られているお客さんが、「これ、直してくれへんか?」と来店されました。
見てみれば、電源スイッチ部分の不良でしたが、残念ながら何もすることが出来ませんでした。

私は、自転車のお引渡し時に、「購入いただいた自転車は、責任を持ってしっかりアフターサービスさせていただきます。」と言っていますが、軽い気持ちで言えるものではないと、いつも思っています。

2016–12–18

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交番から電話

印刷した店のチラシを駅南の交番へ持っていったのは、今年の 6月の事でした。
今日、その交番から、「今から事故で壊れた自転車を持って行っても大丈夫ですか?」と電話で問い合わせがありました。
チラシのおかげで電話があったのかどうか分かりませんが、観光案内所や交番など、いろいろなところからお客さんを紹介していただいています。
ありがたい話です。

2016–12–19

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検索キーワード

アドレスを変更した店のホームページが、ようやくグーグルの検索で表示されるようになりました。
キーワードは、「姫路駅自転車」です。
それまでは、全く検索に引っかからなかったので、一体どういう仕組みなのかさっぱり分かりませんが…
姫路駅から近い立地条件のため、来店のきっかけが「スマホで検索」というお客さんは少なくありません。
それゆえ、店のホームページが検索で表示されるというのは、営業的にかなりプラスです。

お客さんからは、フェイスブックやインスタグラムを勧められています。
それらも検討しているんですが、スマホを所有していない私は、まずはそこからですね。

2016–12–20

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今日は

のんびりした営業日でしたが、数日ぶりのパンク修理がありました。

2016–12–22

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古時計

写真は、店の古時計です。
これまで、ゼンマイはたくさん巻かないようにしていました。
それで、3~4日間動いていたのですが、2週間前からすぐに止まってしまうようになりました。
そこで、ゼンマイを巻く回数をこれまでの倍にしてみたところ、調子が戻りました。
古時計なので、止まってしまうとヒヤヒヤします。

2016–12–23

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工夫

どこの店先にも「のぼり」があるように、私の店にも置いています。
今日のように風が強い日は、バタバタと音を立ててなびいています。
ところが、あまりに強風になると、旗の下がずり上がって、旗全体が見えなくなってしまうばかりか、竿の上の方で絡まってしまうのです。
そこで、考えました。
塩ビのパイプにドリルで穴を開け、旗の下を結束バンドで固定。
これで、風が吹いても巻き上がらなくなった~と喜びましたが、そのタイミングで風がなくなりました。

2016–12–24

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うわぁ

異音がするという自転車が持ち込まれました。
その自転車を乗ってみたところ、座っているサドルがフラフラします。
店内に持ち込んで、落ち着いて見たところ、直ぐに原因が判明。
サドルから下に伸びるフレームのパイプが破断していました。

2016–12–26

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サイズ違い

パンク修理が入りました。
タイヤを外してチューブを取り出してみると、バルブ付近がシワクチャになっていました。
これはよくあることで、「空気が少なかったのでチューブがズレたんだなぁ」と思いながら、パンク修理を続けました。
穴を見つけて、ノリを塗って、パッチを貼り付けたところで、ふとチューブのサイズ表記の文字(写真)が目に入りました。

それを見て、作業の手(息)が止まりました…

修理していた自転車は、マウンテンバイク。
同じ26インチでも、サイズが違うチューブが入っていたので、バルブ付近がグチャグチャになっていたわけです。
お客さんに説明して、正しいサイズのチューブに交換しました。

2016–12–27

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会話

自転車の修理をしている時に、お客さんといろいろな話をします。
そんな時によく尋ねられるのが、「なぜ、自転車屋さんをしているの?」という質問。
今日は、チューブ交換の作業中に、「家業を継いだの?」とおばあさんから尋ねられました。
「いえいえ、子供の時から自転車が好きで、趣味が高じて自転車屋になりました。」と答えたところ、
「それはいい話を聞かせてもらいましたわ」と、とても感心された様子で言われました。
お客さんとの会話は楽しいものです。

2016–12–28

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応援

パンク修理で、近所のおじいさんが来店されました。
作業をしている私の側で、椅子に座ったおじいさんが言われました。
「あんた、いつも頑張っているなぁ」
知らないところで見られているんだなぁと思いながら、
「あっ、ありがとうございます。」と返答すると、
「商売、成功したらええのになぁ」とおじいさん。
応援していただいているんだなぁと、温かい気持ちになれた営業日でした。

2016–12–31

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創業の年を振り返って

早いもので、今年も残すところ僅かとなりました。

今日は、2016年最後の営業日。
創業の年ゆえ、一年を締めくくる今日はいろいろと思うところがありました。

振り返ってみれば、 チラシのポスティングから始まり、寒い中の仮営業を経て、店舗のオープン、それから今日までの試行錯誤の日々でした。
厳しいことが続き、心が折れそうな時もありましたが、たくさんの方々の温かい応援をいただき、なんとか今日までやってきました。

今年は、本当にたくさんの方にお世話になりました。
人の温かさを深く感じることができた一年でした。
ありがとうございました。

私にとっては、自転車店を営む人生の冒険は始まったばかりです。
来店されたお客さんからよく言われることがあります。

「自転車屋さんができて嬉しい」

この言葉を励みに、地域に根差した自転車屋としてがんばっていきたいと思います。

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