業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2017

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2017–09–01

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個人売買

先週、ブレーキの具合が悪いという、個人売買のロードバイクが持ち込まれました。
不調の原因を調べてみれば、色々な箇所に問題があるブレーキでした…続きはこちら >>

2017–09–05

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低めの設定圧

「空気が少ないので見てほしい」と、おばさんが来店されました。
自転車を受け取り、タイヤを指でグッと押してみると、フニャフニャでした。
聞けば、一週間前に空気を入れたということです。
チューブを調べてみましたが、パンクではありませんでした。

私の店の近くに、大型商業施設の「イオンタウン」があります。
その駐輪場には、コンプレッサーが設置されており、誰でも無料で自転車に空気を入れることが出来ます。
来店されたおばさんも、そのイオンタウンの駐輪場で空気を入れたということでした。

来店されるお客さんの自転車をみると、慢性的な空気不足からチューブが傷んでいるケースが少なくありません。
ところが、「イオンタウンの駐輪場で定期的に空気を入れている」という場合が多いのです。
問題は、イオンタウンに設置されているコンプレッサーの設定されている空気圧がやや低いため、適正圧までタイヤに空気を入れることが出来ないようです。

ひどく傷んだタイヤの場合、適正圧まで空気を入れると、その圧力に耐えられずタイヤが裂けて「バーン」と爆発することがあります。
イオンタウンのコンプレッサーは、そのような傷んだタイヤに空気を入れても爆発しないように、つまり、利用者とのトラブルを回避するため、空気圧を低めに設定しているのかもしれません。

今日の写真は、私の店に設置しているコンプレッサーです。
その設定空気圧は、一般自転車の適正空気圧の 2倍以上である800kPaにしています。
ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツ自転車の高圧用タイヤに空気を入れるために高圧に設定しています。
ゆえに、一般自転車に空気を入れる際は、一気に空気を入れず、何度も止めて確認するようにしています。

2017–09–07

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延長ホース

店の備品として、コンプレッサーの延長ホースを買い足しました。
これで、作業中であっても、来店されたお客さんの自転車に空気を入れることが容易になりました。

2017–09–10

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自転車の修理

私がやりたい仕事は、自転車の修理と整備です。
悪い状態の自転車を直すと、とてもスッキリした気分になります。
作業中に、「気持ちがいい~」という自転車の言葉が聞こえてきそうです。
また、修理で来店されるお客さんの対応についても、いつも学びがあります。
現実的な話、それだけの売り上げでは厳しいのですが、好きなことをして、お金を頂けるのだから、いい仕事だなぁと思っています。

今日、パンク修理の作業中、リムが振れていることに気が付きました。
それがとても気になったので、パンク修理を完了させてからニップルを回して直しておきました。
これは、私の自己満足だったので、お客さんには何も言いませんでした。
趣味を仕事にすると儲からないとは、この事です。

2017–09–14

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お客さんの笑顔

たまたま、修理のお客さんが重なったタイミングで、女子高生のお客さんがパンクで来店されました。
しばらく待っていただいた後、修理をしている時に彼女は言いました。
「お客さんが多いのは繁盛して良いことですね。」
それに対して私は次のように返答しました。
「自転車屋には、トラブルで困ったお客さんが来店されますから、病院と同じように、店の繁盛を喜ぶのは人の不幸を喜ぶようなものなんですよ」
それに対する彼女の返答は次の通りでした。

「でも、自転車が直って、帰る時には笑顔になりますね!」

それを聞いて、私は大切なことを教えられました。
彼女の返答は、実年齢よりもずっと大人でした。

2017–09–16

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開店休業

自転車の修理を主たる仕事にしている私の店は、雨が降れば極端に来店されるお客さんが少なくなります。
ましてや台風接近ともなれば、開店休業です。
事業者というもの、絶えず孤独と不安の中にあって、頼るのは自分だけ。
しかし、その不安については解消法を身に付けました。
それは、月初から売上の数字を見ない。
一喜一憂しない。
これに限ります

2017–09–18

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浸水被害は?

台風18号接近にともない、昨日は17時頃に営業を終了しました。
自宅のある地域は、これまで何度も立体駐車場の地下ピット浸水被害があり、この度の台風でも自宅周辺は膝下まで冠水。
我が家の車は、4段式立体駐車場の最上段のため、浸水被害はないだろうと思っていました。
ところが、妻の電動アシスト自転車が駐輪場にあることに気が付きます。
妻は、慌てて豪雨の中を駐輪場へ。
数分後、バッテリーを手にぶら下げて戻ってきました。
「バッテリーの下、数センチまで冠水していた…」と妻。
「前輪のモーターは大丈夫だった?」と聞けば、それは見なかったらしく、再び妻は駐輪場へ。
その後、妻に聞けば、モーターの高さ付近まで浸水していたらしく、その晩は諦めて寝ました。

そして今朝。
青空の下、電動アシスト自転車のスイッチを入れた妻は、
「大丈夫♪」と笑顔になっていました。

2017–09–19

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お出かけ準備

今日は、2台の電動アシスト自転車のバッテリーを充電しておきました。
明日の定休日は、妻と二人でサイクリングに出かけてきます。

2017–09–20

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定休日の日

電動アシスト自転車に乗って、南都三宗の古刹を巡ってきました。

2017–09–21

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今日は

のんびりした営業日でした。
有り余る時間を利用して、パソコンに向かって昨日の旅行記を制作しました…続きはこちら >>

2017–09–24

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ふと見れば

虫ゴム交換で、折り畳み自転車が持ち込まれました。
ふと車体を見れば(写真の部分)、折り畳み部分のロックレバーが解除されている状態だったので、直しておきました。
同種の折り畳み自転車ではよくある事なので、事故が起こらないのか心配しています。

2017–09–25

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重なる時は…

パンクやタイヤ交換などの作業をしているところに、別のお客さんが来店された場合、
「ちょっと待てくださいね~」
と言って、作業の手を止めずに声をかけるだけの場合があります。

私の店舗は路面に面しているため、店先のスペースが僅かしかありません。
したがって、お客さんは車道の端に自転車を立て、路面が斜めになっているため「ガシャーン」と倒れ、看板や植木、店先に展示している自転車に当たって倒れるという事が、これまで何度もありました。

そこで、先のお客さんの作業を中断して、後から来店されたお客さんを出迎え、「先のお客さんの自転車の修理が終わってからになりますが、待っていただけますでしょうか?」と言って、自転車を預かって定位置に置きます。
ほとんどのお客さんは、椅子に腰を掛けて待っていただけますが、しばしば待てない方もいらっしゃいます。
そんな時は、先の修理中のお客さんに「いいですか?」と声をかけます。
すると「どうぞ、どうぞ」と笑顔で返答いただきます。

今日、後輪のタイヤ・チューブの交換作業中に、3人のお客さんが来店されました。
その度に、「いいですか?」とお客さんに了解を得て、来店されたお客さんを出迎えました。
何度も作業が中断してしまったので、「すみません」と謝ったのですが、若い男性のお客さんは笑顔で「いいですよ、いいですよ」と言われました。
本当にありがたいという感謝の気持ちで、変形していた変速機ガード(写真)を元の形に戻して、不調だった変速を直して差し上げました。

2017–09–26

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想定外の修理

予定していた修理とは別の箇所に不具合が見つかった場合、お客さんだけでなく、修理を担当する私もカナシイ気持ちになります。

高額な修理や、お客さんにご迷惑をかけた場合などは、無料で直すこともありますが、普通は不具合を説明して「直した方がいいですよ」とお客さんを説得します。

そのように説得するのは、故意に修理料金を上げていると誤解されそうで、出来ることなら無かったことにしたいのですが、「お客さんがこの先も困らないように… 」と思えば、「直した方が良いですよ」という言葉に力が入ります。

今日、パンク修理の自転車が持ち込まれました。
見てみれば、応急処置で処理されたリムテープがずれて、露出したニップルにチューブが接触して穴が開いていました。

傷んだリムテープを応急処置するのは間違いではないと思います。
しかし、私の店ではお客さんに説明して、リム専用のテープを貼って、その分の料金も頂いています。

2017–09–28

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出張お預かり

姫路駅前にて、パンクで困っていらっしゃるお客さんの自転車をお預かりしました。
20時近いというのに、お客さんは勤務中のようで、華やかな場所での待ち合わせとなりました。

2017–09–30

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予算は一万円

若い女性のお客さんが来店されました。
「自転車を買いに来ました。」
「ご予算は?」と尋ねれば、1万円ぐらいということでした。
私の店では、最安の自転車で 3万円半ばなので、某ホームセンターを紹介させていただきました。
もちろん、「安い自転車はトラブルが多いですよ」と説得しましたが …

しばらくして、パンク修理の自転車が持ち込まれました。
チューブを調べてみれば、表面が削れたように傷んでいました。
しかし、タイヤの内側にはチューブの削りカスは見当たりません。
お客さんによれば、最近購入したばかりということでした。

その購入された店とは、先に女性のお客さんに紹介したホームセンター。
彼女に紹介したのは間違いだったか …

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