少し前のこと。
知合いのお店でランチを食べようと訪ねたところ、「テナント募集」の看板が立っていました。
後日お会いした時に聞けば、「もう疲れたわ… 毎月お金の心配ばかりやった。勤めて給料もらう方がどれだけ気楽か!」と話されていました。
5月が去って 6月になりました。
いつも月替わりになると、店の営業を続けられたことに、ひと安心して、感謝します。
天気予報を見ていると、日本列島の南に梅雨前線がありました。
もしかしたら、来週あたりから梅雨入りかな。
あちこちのアジサイが雨粒を待っているように見えます。
店先に置いているポンプを店内から見えない場所へずらしました。
断りなく無言で使用される方のためです。
その方が、私の視線を気にせず気楽に使えるでしょう。
私は、人と接することを楽しみに仕事をしていますが、それが面倒・苦手という方も少なからずいらっしゃいますから。
滅多に出ないサイズのタイヤとチューブが、この数日間の修理依頼で一気に在庫が無くなってしまいました。
重なる時は重なる…、本当にいつも不思議に思います。
今日、無事に市県民税の納税通知書が届けられ、ちょっと安心しました。
というのは、今年の確定申告ではe–Tax マイナンバーカード方式を初めて利用したので、問題なかったのか心配だったからです。
これで、令和 2年からの税制改正にも対応できると確信できました。
やれやれ。
先日の名古屋を訪ねた時、同業者の自転車店を多く見かけました。
その中で、市街地から少し離れたお店では、軒下に部品やタイヤの廃品が山積みに置かれていました。
一見して直ぐに自転車店と分かりましたが、お客さんを迎える店舗として考えれば、少し残念なファサードでした。
私の店は、一見して自転車店に見えないため、「分かりにくい」「気が付かなかった」と言われます。
ところが、修理で来店された女性のお客さんから「こちらのお店、前から気になっていたんで入りたかったんです。」ともよく言われます。
「気になるお店」を目指して、今日も少し溜まった廃タイヤを整理しました。
ほとんどの自転車屋の軒下には、無料で利用できるタイヤ空気のポンプが用意されています。
自転車屋のポンプを無料で使えるのは、当然の事かもしれません。
「自転車屋は、なんとも奇特な商売やなぁ。自分が店で売っている商品(ポンプ)を客にタダで貸すんやから」と皮肉を言う人もいます。
私の店では、コンプレッサを使って無料でタイヤ空気を入れていますが、今日はタイヤ空気を入れている自転車のチェーンがあまりにも錆びていたので、これまた無料で注油しました。
もはや「奇特な店」を通り越して、私は「お人好し」な店主です。
私たちが暮らす社会には、自転車屋の軒下にあるポンプの他にも、無料、またはお得なサービスは沢山あります。
社会に暮らす我々は、自我を持っているがゆえ、より安くお得なサービスを求め、損することを避けようとします。
私が、奇特でお人好しな店主を心がけて接客していると、自身の「自我の扉」が開いていることに気付かれる方がいらっしゃいます。
その時、お客さんは店が提供するサービスに感謝されます。
自我の扉があまり開いていない方は、当たり前のサービスにも感謝されます。
仕事というのは、人に感謝されると嬉しいものです。
そして、最初から自我の扉にガッチリ鍵をかけていらっしゃる方は、募金箱に寄付されます。
のんびりした営業日でした。
パンク修理がありました。
チューブの穴から推測して、原因は何かの異物が刺さったようです。
そこで、タイヤの内側を指先でさすってみれば、何やらプチっとした感覚がありました。
「何かな?」と場所を確認してみましたが、悲しいかな老眼の私にはその異物が小さくて見えません。
そこで、指先の感覚を頼りに工具を使って抜き取りました。
それは、小さな金属片でした。
昨日の定休日、ついに老眼鏡を注文しました…
昨年10月にタイヤ・チューブを交換した自転車がパンクで持ち込まれました。
タイヤを見れば小さな釘が刺さっており、無数の穴があいたチューブは交換が必要な状態でした。
その事をお客さんに説明したところ、10月に交換したばかりのチューブを再び交換することは出来ないので、少しでも安くなるようにパンク修理で処置すように依頼されました。
その後、もう一度説明して、なんとかチューブを交換させていただきました。
私は、不運、不幸、損をするとは思わないようにして、それを好機にとらえて、社会や人の役に立つように気持ちを切り替えています。
今年初めにコンプレッサが壊れた時も「好機」と考えて、2台体制にしました。
日々いろいろありますが、不運・不幸は考え方次第です。
歩いている時、自転車にひかれそうになりました。
とっさにタタッと後ずさりして、背中を反って、何とか接触を免れました。
写真(上)を撮った後のカメラを手に持っていたので、我が身よりそちらの方が壊れなくて良かった。
今朝、店へ出勤する途中にお世話になっている卸屋さんに寄り、必要な部品を受け取りました。
同部品を発注するため、昨日に電話したのですが、日曜日の休業だったことに全く気が付かず、「すみません、日曜日に電話してしまって…」と、休日にもかかわらず電話対応していただいた卸屋さんに「ごめんなさい」と謝りました。
今朝は、その部品を受け取りに行ったわけです。
日曜日はおろか、自分の休日である水曜日も忘れていることがあります。
自営業者になってから、休日を楽しみにすることはなくなりました。
姫路駅近くにある私の店は、法人のお客さまが少なくありません。
ほとんどのお支払いは現金で、領収書を発行しています。
先日、「請求書を発行していただいての修理はできますか?」との問合せがありました。
つまり「掛売り」のことで、これまで定期的なお取引のある法人さまに限定していました。
お話を聞けば、本部に申請しないと予算が出ないという会社が多いようなので、これからは掛売りに対応することにしました。
今日、その法人さまが来店。
掛売りは、経理素人の私にとって帳簿の処理がややこしくなります。
今日は、売掛帳と格闘することになりました。
プラスチック海洋汚染、レジ袋有料化などのニュースは、「ゴミを捨てないで」というメッセージですが、悲しいかな、道端には沢山のゴミが捨てられています。
年始から始めた近所の氏神さまへのウォーキングでは、神社境内のゴミがどうしても気になって、ある日からレジ袋を持参して、境内に落ちているゴミを拾うようになりました。
そうしているうちに、境内外のゴミも気になり、現在は神社に面する西側の歩道、約100メートルの区間に限定してゴミを拾っています。
最も多いゴミは、タバコの吸い殻で、レジ袋に入ったコンビニ弁当も少なくありません。
最も手にするのを躊躇したのは、容器の中で腐って大量のカビが発生したお餅でした。
神社とお米は大切な関係にあるというのに、なんと罰当たりな…と驚きながら拾いました。
上写真にあるゴミは、神社とは離れた場所の歩道に捨てられたコンビニおにぎりの包装です。
以前は、掃除区間でなくても、気になったゴミは拾っていました。
しかし、それをやっているとキリがなく、本来の目的であるウォーキングが出来ないのです。
だから、写真のゴミは拾いませんでした。
神社に面した100メートルの掃除区間は、交通量の多い道路に面しています。
レジ袋片手にゴミを拾っている私の姿は、多くのドライバーに見られています。
最近は、拾う姿を見せる事を目的に、わずか100メートル区間だけポケットからレジ袋を取出すようにしています。
新調した老眼鏡をかけて、「焼酎」を特集した雑誌を読みました。視界良好~♪
分かったような気になったけれど、本格焼酎をきっちり楽しむには、提供する飲食店が大事。
それは自転車も同じです。
メーカーで製造された自転車に、手間を加えて組み立ててからお客さんに提供します。
今年 2月に訪れた一夢庵さんでは、 初心者の私でも「うわぁ、美味い~」と味わえる本格焼酎を頂きました。
トリ年の私は、来月50歳…
写真のゴミ(レジ袋)、このあと拾いました。
ハイビスカスの花が咲きました。(この夏 2つ目)
朝に開花して、19時にはしぼみます。
つぼみがあるので、これから次々と開花する予定です。
開業前、収入の無い期間を半年ほど過ごしました。
お金が減っていく一方という生活は、実際に経験しないと分からない底知れぬ不安がありました。
開業した頃に比べると、現在は冷静に老後を考えられます。
年金について報道されていますが、高齢でも仕事を続けられる事こそが本当の幸せなのかなと。
ようやく梅雨入り。
農業に携わる方は、一安心ですね。
サービス業の私は、とてものんびりした営業日でした。
工具もひと休み…
今日は、いつも通りの売上がありました。
言い方を変えれば、昨日の60倍以上の売上がありました。
文章は、表現の違いで印象が変わりますね。
昨日が少な過ぎた…という事ですが。
どんな時も、平らで穏やかな気持ちでいることが大切です。
スポーツ自転車と一般自転車(ママチャリ)の違いは、生活感の有無でしょうか。
修理に持ち込まれた自転車の前カゴの中が混沌とした世界ってことも…
当たり前の事ですが、定休日を除いて毎日仕事をしています。
しかし、開店休業という言葉もあるように、雨の日はほぼ仕事がありません。
自営業だから、開店休業だと収入に影響します。
忙しい日があって、開店休業の日もあって、この大きな落差のおかげで一つ良いことがあります。
それは、仕事ができる有難さを知ること。
今日は、6月末日。
今月も営業を続けられたことに一安心して、当たり前の仕事を有難いと思うわけです。