「何でもいいんで、できるだけ安い自転車が欲しいんですけど」とよく言われます。
でも今日は少し違いました。
「ブリヂストンのアルベルトを買いたいんですけど、高いでしょ。」
「そうですね」
「 ネット通販で買いたいんですけど、"組立はお客さんの方でお願いします"って事なんですよ。」
「えっ、組立はお客さんの方で?」
「 いくらで組み立ててもらえますか?」
複数の条件で料金を提示しましたが、一体どんな状態で届けられるんでしょうか…
私の店には、タイヤに空気を入れるためのコンプレッサが 2台あります。
のんびりした営業日の場合、コンプレッサの電源を入れて空気を加圧することなく、2つのタンク内の空気だけで足ります。
しかし、今日は無料のタイヤ空気入れが続いたため、2台のコンプレッサの電源を一回ずつ入れました。
売上の方は僅かでしたが、人の役に立つことが出来たかなと思うと、満足感のある営業日となりました。
自転車通勤しました。
少し寒かった。
自転車屋だから自転車に乗っていると思われがちですが、営業時間外の自転車の引取り・配達、タイヤ等の在庫品の運搬(ガレージ → 店舗)、段ボール処理などで、意外と自動車に乗っていることが多いのです。
私のような店を持つ自営業の場合、暇がストレスになります。
最近は、その現実から目をそらさないように、床やガラスを磨いたりして、ひたすら掃除をしています。
今日は、それに加えて、在庫している商品を丁寧にチェックしました。
在庫管理は、とても大切な仕事のひとつです。
のんびりした営業日でした。
のんびりした営業日でした。
少し離れた町にあるお好み屋のおばちゃんから電話がありました。
「うちのお客さんの自転車が調子悪いみたいなんや。みたってか~」
これまで、お好み屋のおばちゃんからは、何度も近所のお客さんを紹介していただきました。
本当にありがたい事です。
自転車の修理の相談まで受けていらっしゃるんだから、おばちゃんのお店は、きっと近所に住まう人たちの憩いの場になっているのかな~?と想像します。
私も頼られる店になるように努めたいです。
午前にパンク修理が一件あった以降、15時を過ぎても売上はありませんでした。
掃除も在庫管理も、なにもする気力なく、ぼーっとしてると、その時…
チューブ交換のお客さん、タイヤ交換のお客さん、タイヤ空気入れのお客さん、そして、出張修理依頼の電話が同時に入りました。
重なる時は不思議なほど重なります。
「ブレーキをかけると音がするんですけど」とお客さんから修理の依頼を受けました。
問題のブレーキは写真のバンドブレーキで、安価な自転車に装着されているタイプです。
お客さんに説明して、音がしないワンランク上のブレーキへ交換しました。
よくある事なのですが、キーキーという音を消すために油を注す方がいます。
ブレーキへの注油は厳禁です。
ふらっと父が店にやってきて、野菜を持ってきてくれました。
「蚊に刺された…」
そう言い残して帰りました。
過去の業務日誌を見れば、
2016年は、11月 7日
2017年は、10月31日
2018年は、11月22日
それらは、来る冬に向けてアラジンのストーブを店内に出した日付です。
姫路の本日の最高気温は、19度だったそうです。
立冬を過ぎて、父が蚊に刺された今年、アラジンのストーブを準備するのはいつになるのかな?
私は、商品の在庫数を頻繁にチェックしています。
先週、不足になりそうな商品を発注し、それらが火曜日にドカッと入荷しました。
発注とは、洋上に吹く風を読んで、これから進むべき航路を決める舵取りのような業務です。
そうしたら、今日、その中の発注した商品のひとつが売れました。
今朝、コンビニエンスストア最大手の本部社員による無断発注の横行というニュースを見ました。
発注は、小売業にとって最も重要な業務のひとつです。
それを店舗オーナーに無断でやるなんて…、信じられません。
これまで、マイナーブランドなコンビニ店オーナーが、ロイヤリティが高くても、日売上高、集客力が見込めるメジャーブランド看板へ乗り換えた話を聞いたことがあります。
しかし、昨今のメジャーブラントにとって不都合なニュースが続発している様は、無風の洋上において浸水が止まらない巨艦企業のようにも見えます。
今日、売掛金が振込まれました。
クレジットカード決済分で、がっつり手数料が引かれた額が半月遅れで振込まれました。
QRコード決済では、オリガミペイが 1ヶ月遅れに対して、ペイペイは翌日という早さで、しかも手数料はゼロ。
金融機関を比較すれば、オリガミペイは地元の信用金庫に対して、ペイペイはジャパンネット銀行。
信用金庫は、事業用ネット口座の運用に月額1100円かかります(契約していません)が、ジャパンネット銀行は無料です。
振込入金があった場合、ジャパンネット銀行はメールが届きますが、信用金庫は、残高照会をするために実店舗まで出向いて記帳する必要があります。
お客さんが支払に利用されたQRコード決済は、ペイペイ 100%に対して、オリガミペイはゼロ。
その他、事務対応についても雲泥の差があります。
昨日、ヤフーと LINEの経営統合のニュースが大きく報じられましたが、ペイペイもジャパンネット銀行も、ヤフーと同じソフトバンクグループです。
先の決算報告で孫社長は「真っ赤」と言っていましたが、それでもケタ違いの資本力をキャッシュレス決済業務を通して見せつけられています。
「出先でパンクしたんですけど…」
受話器の向こうの声から、大変困った様子が分かりました。
場所を聞けばやや近所だったので、営業車で出向くことにしました。
あいにく妻は出かけていたので、入口を施錠し「直ぐに戻ります」という紙を貼った…その時、
パンクした自転車を押したお客さんが来店されました。
事情を説明すると、「待ってますよ」と快諾していただけました。
「10分ほどで戻ってきますので」と言って、私は急いで営業車を走らせました。
人は普通、パンクのように好ましくない事が起こった場合は不機嫌になるものですが、そのような状況でも「待つ」ことを快諾されたお客さん。
思いやり、いたわりの心をお持ちの方であるとお見受けしました。
タイヤ空気入れ、音消し、点検、配達など、今日も自転車を通じてたくさんのお客さんにサービスを提供することが出来ました。
「パンク修理はできますか?」
「店はどこにあるのですか?」
上のような問い合わせと、出張修理の依頼の電話がありました。
昨今は、電話の代わりにLINEを利用する人が増えましたが、実店舗での商売にとって電話番号は、もうひとつの看板であり、固定電話は欠かすことのできない設備です。
昔なら、店の存在を知ってもらう手段としてタウンページがありましたが、今は店の電話番号をどのように知るのでしょうか?
やはりスマホでの検索かなと思うのですが、店にとって大変ありがたいものだなぁと思います。
昨年の今頃は、スマートフォンに対応するためのホームページを制作していました。
今年も何かすることはないかなと考え、ブックマーク用アイコンの制作に挑戦。
専門用語では「ファビコン」というそうです。
お気に入り (favorites) とアイコン (icon) を合わせて favicon とする造語です。
お気に入り項目の先頭、ブラウザのタブの端、アドレス欄の端にサイト独自のアイコンが表示されますが、最近ではGoogle検索の項目先頭にも表示されるようになりました。
アイコンは、PC用とスマホ用の 2種類の画像データを制作。
ここまでは簡単でした。
それらを index.html ファイルと同じディレクトリにアップロードします。
それだけでアイコンが表示されるはずでした…が、やはりホームページ制作の世界は甘くありませんでした。
「なんでやねん…」と別のブラウザで確認していると、いつも問題になるブラウザ「IE」だけが表示していました。
冬になれば、低温による特有の症状が現れます。
例えば、ペダルを踏んだ時に空転してしまう症状。
今日の夕方、同症状でお客さんが来店され、写真の個体で原因を説明しました。
今月に入ってから 3件目ですが、いまだ修理に至った自転車はありません。
同じく3件続いている修理があります。
それは、写真と同じタイプのブレーキが装着された自転車で、後輪が回転しにくくなったという症状です。
原因を調べてみれば、本体にあるボルト / ナット(写真の右上)が欠落していました。
3台の自転車が続いて同じ場所が原因で修理に持ち込まれたのですが、たまたま偶然だと思います。
氷点下に冷却してボルトを緩める方法はあるけど…
いつもと変りなく、のんびり楽しく営業しました。
ちょうど一ヶ月前に納車したクロスバイクのお客さんが、初回点検で来店されました。
「慣れましたか?」
「はい。気持ちよく走れています。」
それを聞いてほっとしました。
お客さんにとって初めてのスポーツ自転車だったので、正しい知識で乗ってもらえるように納車時の説明では時間をかけました。
その中で、仏式バルブと空気圧について説明しましたが、その管理は私が行うことを約束しました。
今日、タイヤに空気を入れようと圧力計を見たところ、一ヶ月で半分まで減っていました。
ストーブに火を入れました。
昨日の定休日、アラジンのストーブをガレージから店へ運び、ついでに灯油も購入。
今日は、ガタガタ震えるほどの寒さではありませんでしたが、久しぶりの使用なので念のため試験的に火を入れてみました。
アラジンのストーブは、扱いに気を使う綿芯なので灯油が染み込むまでしばらく待機。
今シーズンで 5回目の冬を迎えますが、火を入れると綺麗なブルーの炎が円筒内に弧を描きました。
手をかざせば、ほんわかした暖かさ。
お客さんの心も温めるストーブです。
ペダルを踏んだ時に空転する自転車のお客さんが来店されました。
「仕事が終ったら受取りに来ます」ということで、後ハブを交換することになりました。
本当ならスポーク・ニップルも交換したいところでしたが、料金を安くするためにスポークは再利用することにしました(ニップルは新調)。
ある自転車屋さんが、スポーク・ニップルを再利用する事について、「鼻水をかんだテッシュを乾かして再利用するような気分」と言われていました。
あくまでも、高品質を追求するスポーツ自転車ゆえの例え話です…
ブリヂストン社のハンドルロック「一発二錠」無償点検・改修が続いています。
メーカーから届けられる交換用の部品には、フレームに圧入するヘッドパーツの上ワンが含まれます。
ロックされたハンドルに加わる力は、フレームとワンの圧入面が受け止める構造です。
ゆえに、圧入された既存の部品を外し、新しい部品を再圧入することは好ましくないと考えて、再利用できる場合は交換していません。
ところが、ネジが緩まず部品交換が出来ない自転車があり、その場合はフレームに圧入された上ワンを交換します。
最初は、再圧入することに疑問を感じていましたが、実際に作業をやってみると圧入工具のハンドルを回すために「渾身の力」が必要なので、再圧入に対する心配は無用だと思うようになりました。
それにしても、その圧入は本当にキツイので、真っ直ぐ平行にパーツを傷めないように圧入する作業では、高価なスポーツ自転車とは違う意味で汗が出ます。