2011–05–18

これまた、3年連続になる瀬戸内海を左に見ながらの風景ですが、例年より 1ヶ月早いため暑さで苦しむことはありませんでした。

14時48分、三原のまちに到着。
ここまで南からの横風が吹き、時々向かい風にもなったけれど、強い風が吹くことはなく、出発してから比較的楽に走って来れました。
それでも走行距離は 180キロを越え、そろそろ疲労が溜まり始めた頃。
三原からは、沼田川を上流に向かって走り、そこから坂道が始まりました。

最初の峠。
誤算だったのは、その途中、補給のために休憩する予定だったコンビニが移転して閉まっていたこと。
最後に補給を摂ってから 3時間以上経っていました。
この峠を下った後、東広島までもう一度坂道を上るため、その間を無補給で走るのは無理。
幸い、次の坂道の途中にコンビニがあり、そこでパスタを購入することが出来ました。

17時10分、東広島に到着。
この辺からJR八本松駅付近までの数キロ、じわりじわりと目に見えない程度の上りが続き、200キロを走ってきた体にはきつく感じます。

東広島を過ぎると、そこからは広島市街まで一気にダウンヒル。
10キロ以上続くなだらかな下り道は、最高に気持ちがいいのです。

JR瀬野駅を過ぎたところから、のぶさんから聞いた「安芸山陽道」を私も走ってみました。
交通量の多い国道より、その土地の人や暮らしが感じられる道路の方が好みなので、「安芸山陽道」を選択して大正解でした。

きっと昔から、街道を行き交う人々を見てきた松なんでしょうね。

もうすぐ広島市街。
時刻は、18時18分。
日が暮れようとしているのを見て、兵庫県の自宅を発ってからの風景と時の流れを思い返しました。
でも、旅はまだまだ続くのです。