自転車は、7部組といって、大きな段ボール箱に未完成の状態で小売店へ届けられます。
入念に梱包された状態を見て、日本のメーカーらしい品質管理だなぁ~と思いながら検品。
前後のホイールを取り出した後、本体は段ボール箱の中へ戻します。
前後ホイールからタイヤを外して、まずはフロントホイールを振れ取り台にセットします。
隙間を見ながらホイールを回します。
特に大きな振れもなく、継ぎ目付近のニップルを少しだけ回した程度でした。
傷の入っているニップルが少ないのことから、丁寧に組み立てられたことが分かります。
それゆえ、振れ取り作業も気持ちよくできます。
ホイールが車体の中心になるように、センターゲージを当ててチェック。
写真の隙間の分だけ修正しました。
この後、なじみを出して振れ取り作業は終了。
続いて、ホイールの軸の部分をチェックします。
グリスの量は十分でした。
最後は、スムーズな回転になるようにして作業完了。