2019–09–25

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秋の気配が感じられる 彼岸明け前の定休日、妻と一緒に京都、亀岡へドライブ旅行へ行ってきました。
亀岡は、2020年、NHK大河ドラマの主人公、明智光秀ゆかりの地です。
この度の旅行は、時代をもう少し下って、江戸時代中期に商人道を説いた思想家、石田梅岩の生誕地としての亀岡を訪ねました。

写真は、新名神高速道路、宝塚北サービスエリアにて休憩中。
この後、箕面とどろみ IC から一般道へ下り、山間の細い道をたどって、石田梅岩さんの生誕地を目指します。

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京都府亀岡市東別院町という山間の集落から西へ進んだところに、石田梅岩さんの生誕地はありました。

石田梅岩さんが活躍した江戸時代中期は、商業の発達により町人が台頭してきた頃です。
梅岩さんは、士農工商の身分制度社会の中で、町人の商業活動における営利追及を積極的に肯定し、「人の人たる道」を求め、勤勉と倹約を説き正直を勧めました。

2年ほど前、梅岩さんの著書「都鄙問答」の解説書などの本を読む機会があり、私にとって店を経営する指針になりました。

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道路に面した駐車場の奥に、住宅の敷地と並んで「梅岩公園」が設けられています。
昭和の初めに顕彰会が結成され、昭和39年に市民の浄財と行政の補助で公園と記念館が建設されたそうです。

私たちが訪れた 9月25日は、梅岩さんの命日の翌日でした。

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梅岩公園の向かいにある民家には、石田梅岩さんの子孫である82歳の石田さんが一人暮らしていらっしゃいます。
写真の場所で、お茶をいただきながらいろいろな話をしました。
「人の役に立つことが大事」という令和の石田さんの言葉は、まるで梅岩さんから言われているようで感激してしまいました。

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