県道373号を西へ進み、豊富小学校がある金竹の交差点までやってきました。
前方に交差する道路は、サイクリング前半に西国街道の外堀で交差した銀の馬車道です。
帰路では、この馬車道の一部を走るため、交差点を左折しました。
上下の青丸の間にある赤ライン区間が、今回のサイクリングで走った銀の馬車道となります。
生野橋で市川を渡ります。
現在の橋は 3代目になるそうで、馬車道の建設中では生野橋の架橋工事が最も難工事だったようです。
生野橋の「生野」は、生野銀山の生野からとった名前だそうです。
父の実家がある神谷へ帰る時はいつもここを通っていたので、私にとって生野橋は幼い時からなじみの橋。
地名とは関係ないと知って、「だから生野橋なんだ」と納得しました。
生野橋を渡り左折して直ぐに、サイクリングにはありがたい休憩所がありました。
そこには、写真の石碑があります。
馬車道修築とあるその石碑には、築造事業の由来が書かれており、石碑の側にある案内板に口語訳の文章を読むことができました。
石碑に書かれている内容を知ると、銀の馬車道は本当に存在していたんだなぁ~と実感できました。
山陽自動車道と交差するところで、銀の馬車道から離れました。
サイクリングのルートは、これより少し西にあるJR播但線に沿って市街地に入ります。
馬車道は、国道と交差してから市川の旧堤防を進み、外堀川に沿って南下します。
その後、JR姫路駅付近を斜めに横切ってから、私の店がある飾磨街道へと続くのです。