業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2015

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2015–11–01

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お花

花は心を癒しますね。

2015–11–03

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何のための店?

「何のために店をつくるのか?」という動機は、自転車店という枠を超えて、全ての事業者に当てはまる経営理念です。

以前勤務していた店の理念は、「お客さまが気持ちよく自転車に乗っていただけるように全力を尽くす」というものでした。
そのため、販売、修理はスポーツ自転車に限定して、サイズ、組立て、アウターサービスに力を入れて営業していました。

私は、初めてスポーツ自転車を購入したお客さまが楽しい自転車生活を送っていただけるように、自ら走って、自ら楽しんで、その楽しさ気持ち良さをお客さまに伝える努力をしてきました。

ここ数年、スポーツバイクの人気は高まる一方です。
合わせて、ソーシャルネットワーキングサービスの普及で多くの自己体験情報が提供されるようになり、お客さまに自転車の楽しみを伝えるため、自ら走るというスタイルは時代に合わなくなってきたのかもしれません。

スポーツバイクの人気上昇に合わせて、多くの大手自転車量販店が出店。その一方で一般車(ママチャリ)を取り扱う小売店は減少しています。
大手量販店の数は増えましたが、パンクなどの修理で困っている一般車ユーザーの数も増えているのが現状です。

スポーツ自転車は趣味で乗る方が多いですが、交通弱者の方を含め多くの方は一般の自転車に乗られます。
私は、そのような方々のお役に立つような店をつくりたいと思っています。

2015–11–05

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決めることが沢山

具体的に自分の店をつくるという活動を開始してから 2週間が経ちました。

先日の日記で書いた通り、決まったことは、一般車を取り扱う自転車店ということだけ。
営業する地域すら決めていません。
まだ 2週間しか経っていないのですから、いろいろな人の意見を聞いて、じっくりと考えたいと思っています。

決めなければいけない事があまりにも沢山あり、それを決めていくのは自分ひとり。
一軒の小さな自転車店を開業するまでに、多くの課題を前にして呆然としています。

2015–11–07

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開業の場所

今、パソコンのキーボードを打っている私の後には、姫路市主要部の地図が床に広げられています。
暇さえあれば地図を見ています。

気になる地域があれば、Googleマップのストリートビューが便利。
シャッターが閉じられた空き店舗とテナント募集の立て看板を見つけることもできます。現在公開されているストリートビューは、5月に撮影されている場所が多いのですが。
ストリートビューと合わせて、航空写真も大変便利です。
民家が密集している地域、田畑が多い地域が一目瞭然なのです。
田畑と集落、山と川、大きな通りや線路、駅、大型スーパー、高校といった要素も複雑に絡み合って、人の動線を予想します。
その地域に住んでいる方の話も聞きます。
市役所が公表している町別人口、年齢別人口も役に立ちます。

自転車を扱っている店舗の場所に印を入れると、自転車店が少ない空白地域を探しやすくなります。
でも、実際に現地へ行ってみると、人通りがほとんどない地区だったりします。

そうやって地図を眺めていると、サイクルベースあさひ、イオンバイク、自転車デポ、文具専科の出店場所というのは、その地域の要所をしっかりと押さえていることが分かります。

さてさて、私の陣を敷く場所はどこにしようかと、まるで戦国時代の軍師になった気分で地図を眺めています。

2015–11–09

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店の備品

写真にある木箱は、自転車店には必ずあるパンク修理の用具入れ、通称「パンク箱」です。

長く自転車店に勤めていたにもかかわらず、私は個人的にほとんど工具類を所有していません。
この度、自分の店をつくるにあたって、文字通りゼロからのスタートなのです。
そして今日、パンク箱を用意することが出来ました。
以前働いていた店(移転前)では毎日(12年間)使っていたので、とても懐かしい気分です。
私の店の記念すべきスタートはこの箱からで、それを見ているだけで「よっしゃ、がんばるで!」と元気が出てきます。
まだ、中に入れる道具やパッチなどはありませんが、これから開店に向けて工具、商品を準備していくことになります。
それらの中で最も高額になるのは、店舗の内装工事費と商用車になるのかな?

2015–11–11

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屋号

店名、つまり「屋号」を決めなければいけません。

私は、屋号というのは営業を続けるうちに、後から付いてくるものだと思っています。
自分の店は、気軽にパンク修理に来店してもらえるような地域に密着した自転車屋さんにしたいので、スポーツ自転車のプロショップのようなカタカナ、英文字は考えていません。

最近、近所に新店がオープンしたのですが、店内は見えず、一見して何を売っている店なのか、英文の看板だけでは分かりませんでした。
すごくデザインに凝った看板だったのですが…

じゃぁ、どんな店名にするのかといえば、昔ながらの○○商会みたいな名前はイヤです。
○○ じてんしゃ店のような、ひらがなを使った分かりやすい店名にしたいと思います。

2015–11–12

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店名ロゴ

昨日のつづき…

店名が決まれば、次はロゴです。
これは、店の印象を決める大切なポイントになるので、本職の妻に任せます。
お店のチラシも作ってくれるそうで、妻は心強いパートナーです。

店名とロゴが決まる頃には、入居する店舗も決まっているだろうから、電話回線の契約もしないといけないなぁ…と、今はまだ他人事。

店名とロゴと電話番号が決まったら、実は今すぐにでも欲しいものを準備することができます。
それは、自分の名刺。

先月中旬から自分の店をつくる準備を始めて以来、いろいろな方との出会いが続いています。
私は、出かける前に名前と住所、電話番号を小さなノート数ページに手書きしておき、それを名刺代わりに使っています。

名刺の事を考えていたら、ふと思い出しました。
店のホームページをつくらねば…

やることが多過ぎて、日々、それが加速していく感じです。

2015–11–13

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査定

今日ついに姫路市から国民健康保険料の通知書が届きました。
予想通りの金額でしたが、無収入の私には大変厳しいものです。
そこで、少し早いのですが自動車を手放すことにしました。

もともと年間の走行距離は少なく、退職してからはほとんど乗っていません。
車の無い生活は社会人になって初めての経験となりますが、当分収入が見込めず、出費ばかりの生活が続くことを考えれば、僅かでも維持費が少なくなり、中古車として買取ってもらうことでお金に代わるなら助かります。

そこで、ディーラーに出向いて査定してもらいました。その結果は…

10万円なり。

2015–11–14

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休日?

退職したら毎日が日曜日と思っていたのですが、昼食も面倒なぐらい忙しい日々を送っています。
考えてみれば、この一ヶ月間そんな生活が続いているわけで、サラリーマンなら休日返上で働いている状態。
ところが全く苦になりません。それどころか、自分の店をつくる準備が少しずつ前進していく充実感を味わっています。
自営業ってこれなんですね。

でも、いざ開業してから現実を味わうことになるんだろうけど。

2015–11–16

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お別れ

今日、長く愛用していた車をお世話になっていたディーラーに買取って頂きました。
最後のドライブは、姫路市郊外にある井藤家の墓まで走って、先祖に手を合わせてきました。
それからディーラーへ。
お店が近付くにつれて、もう直ぐお別れだと思うと、本当に寂しい気分になりました。
それだけ愛着のある車でした。

2015–11–17

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店舗の場所

店の場所を決めました。

Googleマップにて、姫路市東延末1-44-1と入力して検索してください。
今日現在のストリートビューは写真の通りで、現在は「かまどや」の場所が空いており、そこに私の店が入ります。
店の大きさは 8坪で、倉庫や事務スペースを含めれば、売り場はかなり狭い小さな店となります。
両隣はまだ空き店舗なので、将来の目標は壁をつぶして店を広げたい…

世の中、新しく店舗や会社など新規事業を始める人は多いけれど、5年後に生き残っているのは僅か 2割と言われています。
石の上にも 3年と言われるように、まずは辛くても 3年はガマンして、無事 5年間続けることが出来ればなんとかなるというのが商売。

新規店舗においては立地条件が大きく売り上げに影響します。
出店場所は、銀の馬車道である「飾磨街道」沿い。
姫路駅の中央南口から徒歩 7分、西にあるイオンタウンは徒歩 5分、東には播磨高校があります。

新規店舗で創業する私は、知名度も信用もありません。
あるとすれば、僅かな親族と同窓生、そして、この日記を読んでいただいている数十人の読者の皆さまだけです。
おまけに資本金も限られているため、既存店をはじめ、サイクルベースあさひ、イオンバイク、自転車デポ、文具専科、ホームセンターなどの大資本と私では、像とアリのようなもの。
あえてスポーツ自転車は扱わず、一般の自転車(ママチャリ)店という大きなリスクのある小売業で、果たしてやっていけるのか、最初は悩みましたが最後は勢いでした。あとは突き進むだけです。

賃貸契約を交わして、自分の居場所が決まったことで、少しホッとしています。
本当は屋号も決めているのですが、イメージを決めるロゴがまだなので、それが出来たタイミングで後日に公表します。

さて、店舗が決まれば、
店内の配置、間取り、デザインを決めて施工業者との打ち合わせ、電話やインターネットなどの通信業者との契約、取引金融機関の選択と店の口座開設、商用車と駐車場の確保、商品メーカー卸業者との契約、在庫、工具、備品等の検討、発注、名刺、チラシ、ホームページの制作、近隣地区の町名の把握、商品や仕事を提供する仕組みの構築、工賃の検討、経理や税金に関する知識の習得 …
などなど、まだまだ細かい事を挙げればきりがありません。
それらが終わって、ようやくお客さまを迎えられるので、現時点ではオープンの日ははっきり言えないのが正直なところです。

で、今、せっせ、せっせとやっているのが釣銭の確保。
妻と共同作戦で、買い物する時はいつもお札を出しています。

2015–11–18

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電話

店の場所が決まれば、早急に決めたいのが通信業者です。そこで、自宅と同じNTTを選択して「ひかり電話」を申し込んでみました。

私の店が入るビルは、昭和44年築と古く、建物設備の確認が必要との事。
現状の電話線が引き込まれている設備が使えない場合、新たに配管工事をすることになると聞いて、少々ビビリます。
さらに、内装工事がある程度進んでから、ようやくその時点で「ひかり電話」が使用できるかどうか分かると聞いて、電話番号が決まるのは当分先になりそうと判断。

まずは、21日土曜日に現地で設備を確認してもらうことになりました。

2015–11–19

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屋号

「健康じてんしゃ店」 これが私の店の名前です。

「自転車に乗って、いつまでも健康でいましょう」という意を込めて決めました。
私の店では、一般の自転車(ママチャリ)の修理・販売をします。 特に高齢者の方にとって便利なお店を目指します。
クルマを運転されない、または、免許を返上された、いわゆる交通弱者の方々の生活の足は自転車です。
平坦な道が多い姫路市南部では、自転車を生活の足にされている方が少なくありません。
私は、そのような方々の役に立つような仕事と商品を提供していきたいと考えています。

屋号、つまり店名についてはかなり悩みました。
前にも書いたように、店名というのは後からついてくるものと思っているので、何でもいいから誰か決めてくれ~と思ったぐらいでした。

先に店の場所が決まり、そこが「銀の馬車道」という古い街道沿いということで、「銀」という文字と自転車の車輪をかけて「銀リン自転車店」という案もありましたが、言いにくいので却下。

妻も一緒に考えてくれましたが、コレ!という名が出てきませんでした。
そんな時、息子が「健康じてんしゃ」と言ったのを聞いて、その瞬間、妻とふたりで「それや~!」と即決。

息子は冗談で言ったらしく、すぐに「やめてくれ~」「ダサすぎる~」と否定しましたが、妻と私の気持ちはかわりませんでした。

息子が決めてくれた「健康じてんしゃ店」という名を誇りに、人が困っていることを解決し、喜んでもらえるように手助けする仕事をやりたいと思います。

2015–11–20

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手書き

私の名刺が変わりました。

これまで自宅の住所を記していましたが、それに代わって店名とその住所、それに地図が加わりました。
地図は妻が作ってくれました。
「店名や住所も印刷してあげようか?」と言われましたが、あえて手書きでいくことにしました。

必要な名刺の数は、10枚もあれば十分。それなら一枚一枚気持ちを込めて手書きすることで、受け取っていただいた方とのご縁が特別なものになると信じています。
おまけに、手書きで10枚も書けば、新しい住所、郵便番号も覚えられます。

新しく店を創業するのは、ものすごくエネルギーを要します。
今がまさしくその時で、苦労すればするほど、この先もっと苦しくなった時でも、諦めず踏ん張れる気がします。

とにかく、この先、生活してくための糧として店を経営していくわけですから、やれることは何でもやる!という強い気持ちが必要。

今日は、地元に密着した自転車店になるためということで、店のある地区、つまり、南畝町 1丁目、2丁目、東延末 1丁目、2丁目の全ての道を歩き、見て回りました。

Googleマップに町名を入力して検索すれば町の境界線が分かるので、歩いている間、それをプリントした地図を片手に、どこに何があるのかを調べました。集合住宅では、エントランスと集合ポストの場所もチェック。これから行うチラシのポスティングのためです。
店がオープンすれば、しばらく無休で営業するつもりなので、時間がある今、昼間の明るいうちに町を見て回りたいと思っています。

明日も時間が許す限り町を見て回ります。
数日のうちに、東は市川、西は水尾川、南は姫路バイパス、北は新幹線まで足を延ばすつもりです。

とりあえず、私の店の最初のテリトリーです。

2015–11–21

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あいさつ

今日も、あっという間に一日が終わりました。

まず、朝一番にNTTの「ひかり電話」工事業者さんに店舗を見てもらいます。
予想通り、既存の設備は使用できない事が判明。新たに電話線の配管工事をすることになりました。
入居するビルのオーナーさんと内装工事を依頼する大工さんに、その工事の段取りの打ち合わせをした後、昼食のため一時帰宅。

午後からは、私の店の近くにある同業の自転車店さんへの挨拶まわり。
これは、かなり緊張しました。
妻と一緒に自転車に乗って一軒目のお店に到着。
ガチガチに緊張しながら、手書きの名刺を渡します。
そうしたら、店主さんは、やんわりした口調で、私の緊張をほぐすように、やさしく丁寧に話しかけて頂きました。
「自転車の修理に困っている人が多いから、店を出すのはいいことや。みんな助かるわ」という店主さんは、私の父よりずっと年上の方でした。

そして、2軒目のお店へ。
兵庫県の自転車商業協同組合、副理事長を務めていらっしゃる方です。
ガキゴキに緊張しながらお店に入ると、こちらでも優しく迎えていただきました。
サイクルベースあさひ、イオンバイクなど量販店の販売攻勢に対する個人経営の自転車店の現状を危惧され、少しお話しただけでしたが、その危機感を共有できたように思えました。

結局、今日は町歩きが出来ませんでしたが、商圏が重なる同業店さんへの挨拶を済ますことが出来て、内心ホッとしました。

2015–11–22

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地元散策

地元に密着した自転車屋になるため、店のある町とその周辺を見て回りました。

前回は徒歩で回りましたが、今回はママチャリです。
前カゴに地図を入れて、それを見ながらウロウロ。
東延末 2丁目からスタートして、3~5丁目、その後は南駅前町、そして豊沢町で本日は終了しました。

長く姫路に住んでいながら初めて訪れる場所も多く、結構楽かったりします。
速く走れないママチャリですが、前傾ではない乗車姿勢が都合良く、周囲に気を付けながらキョロキョロできます。

写真は、東延末 5丁目にある公園で撮影。
シャッターボタンを押す機会も増えました。

2015–11–24

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地元散策

今日は、店の東に位置する地区、北条から阿保にかけて見て回りました。

北条にある城陽小学校付近までくると、姫路駅周辺に比べて住宅の数が多くなり、少しホッとさせられます。さらに東へ進み、阿保へ。

そこは区画整理された新しい道と古い道が入り混じって、地図から目が離せない町でした。
JR新駅の工事現場も見ましたが、この区域はこれから人口が増えるんだろうなぁと予想。

北側の国道にサイクルベースあさひがあるけれど、北条から阿保地区は自転車店の空白地域でもあります。
将来の出張修理を意識しながら見て回りました。

2015–11–25

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経理

本格的な営業に向けて準備することがたくさんあるのですが、その中でどうしても気持ちが後ろ向きになってしまうのが「経理」というもの。

これまで、節税のための確定申告は、2度やったことがあります。
平成27年の所得についても、年度途中に退職しているので、税金を還付してもらうための確定申告はやるつもりです。

そして、平成28年の所得については…
勤務していた会社を退職して個人事業者になるため、給与所得から事業所得になる…、というところまでは分かっています。

事業所得を申告するために、帳簿をつけて白か青色の申告をしましょう♪ ということらしいのですが、本を読んだ瞬間から眠くなります。
1年目から税金を納めるほどの売り上げはないと覚悟しているのですが、申告そのものをしないと、大変なことになるらしいのです。

ということで、眠くなる本を読み始めたのですが、気が付けばカメラを手に持って、今日の写真を撮っている自分がそこにいました。

「税」が支える明るい未来

図書館でもらった栞にそう書かれていますが、私の未来も明るいのでしょうか?
明るい未来のため、まじめに本を読みましょう。

2015–11–27

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ヒント

店舗に使う備品を調達するため、妻と一緒に大阪まで出かけてきました。
その途中、店舗デザインのヒントを得るため、神戸へ。

旧居留地のビル群にある店舗をあちこち見て回ります。
レトロな建物に「○○ビルヂング」というネームプレートがとても恰好よく、そこに違和感なく営業されている店舗は、とても参考になります。

私の店舗が入居する建物は昭和44年築と古いため、「それに合わせたレトロな店構えにした方がいいねぇ」と妻と意見が一致しています。
お互いに好みが同じなので、いいなぁと思う店舗を見つけると二人でそのポイントを確認し合いました。

退職してからというもの、妻と一緒に過ごす時間がとても長くなりました。
日によっては朝から晩まで一緒にいることもあります。
この 2ヶ月の間だけで、結婚して以来の量の会話をしているような気がします。

2015–11–29

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節税のアドバイス

家計とは別にするため、事業用の口座を開設したのが今月初め。
昨日、その口座のクレジットカードが届きました。
早速、携帯電話料金の支払いカードを事業用口座のカードに変更。
店の備品を購入する際も、これからはカード支払いができるようになりました。
つまり、これから始める店の経理のためです。

現在、事業資金はどんどん減って、領収書はどんどん溜まっています。
それと同時に、国民年金や国民健康保険などの掛金が家計からどんどん消えていきます。おそらく近いうちに住民税の納付案内も届くはずです。
現在は無収入なうえに、これから当分収入が見込めないというのに、年金や国保、税金というのは残酷、無情ですね。

それに対して、「なぜハローワークに行って、雇用保険受給資格証をもらわないのか?」といろいろな方から言われました。
個人事業者になる私が、ハローワークで職業紹介を受けるのは不正かも…と思って、手元にある離職票は「そのまま」にしています。
しかし、それでは今年の所得から算出される国保や税金も「そのまま」ということになってしまいます。

先日、当サイトの読者の方から節税についてのアドバイスを頂きました。
今日、それについて国税局のホームページを調べていると、「所得の損益通算」というキーワードを発見!

明日から、さらに忙しくなりそうです。

2015–11–30

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流しの自転車屋

ハローワークの不正受給の典型例のひとつに次の項目があります。

・自営や請負により事業を始めているにもかかわらず、「失業認定申告書」にその事実を記さず、 偽りの申告を行った場合

分かりにくいのは、「事業を始めている」という文言。
「事業を始める」というのは、どのタイミングなのでしょうか?
税務署の職員さんに開業について尋ねてみたところ、「個人事業の開業届出書」というものがあり、それは「新たに事業を開始した時に提出するもの」となっていますが、実のところ提出する義務はないそうです。
案外いい加減ですね。

個人事業の開業届出書は、開業してから1ヶ月以内に提出することになっているので、開業日を11月 1日として、本日税務署に届出書を提出。
合わせて、所得税の青色申告承認申請書も提出して、平成27年分、つまり今年の申告( ← 正気です!)から申請しました。
開業届出書には、「自転車の修理」を主な事業の概要としました。
そして、届出書を提出した今日のタイミングで、当サイトから退職前のアーカイブを消しました。

白状しますと、ワタクシ、既に営業活動を始めています。

自転車に乗って店周辺の町を見て回っている時、パンク修理できるように、ポンプや水の入った容器、タイヤレバー、パッチ、セメントを携えていたのです。( ← かなり怪しい )

つまり、私は「流しの自転車屋」
残念ながら、まだ売り上げはゼロですが…

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