業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2015

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2015–12–02

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経費の積み上げ

写真は、店舗の平面図です。
夫婦で寸法を測って、妻にパソコンで描いてもらいました。
3.8×7.1メートルの小さな空間に、作業、事務、展示スペースのレイアウトだけが決まっています。

今月から、本格的に備品を買い揃えるつもりでいます。
これまでも領収書が束になるぐらいお金を使ってきましたが、さらにそれを加速させます。

それらの領収書は、昨晩に整理が出来ました。
つまり、経理の知識を習得して、青色申告(複式簿記)にて、仮の決算書を作成するところまで終わったのです。
決算書の 4枚目にある貸借対照表で、資産と負債・資本の合計が左右同じになった時、それはもう快感でした。

おかげで、今日はスッキリした気分で、数件のホームセンターで工具などを見て回りました。
開業に必要な備品は、来年ではなく、できるかぎり年内に購入します。
その目的は、今年の決算を大赤字にすることで、税金を還付してもらいます。

2015–12–03

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備品のあれこれ

写真は、昨日購入した貫通ドライバーです。
今日も、たくさん買物をして、たくさんお金を使いました。
こんなにお金を使って買物をしていると、金銭感覚がおかしくなってきます。

まず、
コンプレッサーについては、中古か、新品かという選択。
長く使うなら、新品で名前の通ったメーカー品が無難かな~?

工具については、憧れの海外ブランドメーカーに心奪われますが、自己満足だけで自分の商売は成り立たちません。( ← 特に一般車は…)
でも、やっぱりこだわりたいので、そのバランスが難しい。

店内に流すBGMについては、機材にこだわると身を滅ぼしそうな分野。
私の店舗では、ラジカセのように使えるポータブルなラジオ・CDプレーヤーにします。

地域に根差した自転車屋をめざしているので住宅地図の購入を考えましたが、それはGoogleマップで十分かと。
実際に営業を始めて、本当に必要を感じたら再度検討します。

暖房器具は、アラジンのストーブが欲しいのですが、結構高いんですよ。
西向きの店舗なので、夏は冷房設備が必要かな?これは備品ではなく、店舗設備で考えなくては。

レジはどうしようか、悩んでいます。
経理の本には、「一日の売上をまとめて帳簿につければいい」と書かれていましたので。

店の経理について、現実的な税務署が紹介する無料相談に頼る方法を考えましたが、それだと時間がかかり過ぎるので却下。
会計ソフトの購入は少なからずお金がかかるので、これも却下。
結局は、独学で覚えてエクセルを使っています。そのために読んだ半分以上の経理本は図書館で借りたので、時間もお金もかけずに経費節約できました。
おまけに、自分の知識で税理的な負担を抑えられて、一石二鳥。

明日もまだまだ買物が続きます。

2015–12–04

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買物は気力が必要

今、店の備品の中でも工具類を重点的に買い揃えているのですが、どうしても以前勤めていた店と同じものを求めてしまいます。

私は、自転車の仕事に携わって足掛け23年になります。
工具は自分の体の一部のようなもので、そのクセも体に染み込んでいます。

写真は、エビのモンキー。
もっと高価で精度の高いモンキーレンチもありますが、私には手になじんだエビで十分。

パンク修理についても探しているモノが手に入りました。
チューブに貼り付けたパッチを圧着させるローラーです。
同じパンク修理でも、店によってその手法は様々。
ハンマーで叩いているお店もありますが、私はローラーをゴリゴリ押しつける方法でやってきました。
今日、近所のホームセンターでその圧着ローラーを見つけました。

毎日、お店で買い物をしたり、インターネット通販で購入ボタンをプチッとしていますが、連続した買物って、体力ならぬ気力が必要です。

2015–12–05

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昭和の自転車屋さん

実家の近くに古い自転車屋さんがあります。

創業は、昭和33年。店主さんの年齢は82歳。
創業前から市内あちこちの店で働かれ、たたき上げの自転車職人として今も現役で店に立たれています。

私は、時々そのお店にお邪魔して、いろいろな話を聞かせてもらっています。
戦後の混乱期を経て、日本が高度成長で発展してきた時代を生き抜いてこられた店主さんの生の話は聞き応えがあります。

私の自転車店創業について、店主さんは「厳しいぞ」と言われます。
覚悟はしていますが、その店主さんのこれまでの人生と比べたら生ぬるいかもしれません。

斜陽業界といわれる自転車小売業。
この20年で、市内の一般自転車店の数は三分の一に減り、さらに減少は加速していくかもしれません。
その店主さんは、私に古く使い込んだ工具を手渡されました。

また時間があれば、その店主さんの話を聞かせて頂きたいと思っています。
お元気なうちに。

2015–12–06

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店舗内装のヒント

妻と神戸へ行ってきました。

先月末に神戸を訪れた時は、旧居留地から異人館エリアまで広範囲に足を運びましたが、今回は乙仲通りのお店に絞って見学。
前回はお店のファサードに注目しましたが、今日はどんどん店内へ入って内装に着目。いろいろヒントをいただきました。

現在、私の店舗は、シャッターを開けると何もない状態です。
天井も床も壁も、コンクリートやモルタル下地がむき出しで、入口の建具すらありません。
好きなように出来るのは良いのですが、いったい費用がいくらかかるのか、かなり恐ろしいです。

今日は、たくさんの服・雑貨店を見せてもらってワクワクしました。
もちろん、見るだけではなくて、ちゃんと買物もしましたよ。

2015–12–07

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実店舗が無いということ

明日は注文した商品が届けられる予定になっています。

オフィス・店舗用品の通販サイトと、工具専門の通販サイトで購入した商品です。
前者は、一般的に有名な通販会社で、ホームセンターよりかなり安く購入できました。
後者は、初めて利用する通販会社でした。価格を比較した中では最安値で、しかも在庫が豊富。きれいで見やすいサイトでしたが、本当に実在する会社なのか不安でした。実店舗もあるということで、ストリートビューを見てみれば、普通の戸建てに小さな看板があるだけ。

そこで、万が一のことを考えて、少なめに発注。
直ぐに注文と在庫の確認メールが届き、 今日は、その会社から商品を発送したというお知らせのメールが届きました。
ここまでは順調です。
明日、ちゃんと商品が届けられたら、追加発注するつもりです。

商売って、本当に信用が大事だなぁと思います。
私の場合、取引していただいている卸屋さんは、今のところ一社だけ。
他にも数社に新規取引をお願いしているのですが、見てもらえる実店舗がありません。ストリートビューで「かまどや」では信用してもらえません。

写真は、アマゾンで購入したコンプレッサーです。
アマゾンのような信用が欲しい ……

2015–12–08

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焦る中で

昨日の日記の続きです。

今日は、予定通り通販サイトで注文した全ての商品が届けられました。
工具については、すぐに追加発注。それでも、まだ足りません。
欲しい工具はあるのですが、限られた開業資金を考えれば贅沢は禁物。
とりあえず、最低限の工具でも思い付けばメモをとっているのですが、実際に営業を始めると「あっ、買い忘れている!」という事態が起こりそうです。

今月に入ってから、店の備品をどんどん買いこんで、領収書がとんでもない量になって、それを帳簿につける作業だけで四苦八苦しているのですが、ひとつ、肝心なことが抜けています。

それは、店舗について。

入居する店舗が決まって賃貸借契約を交わしたなら、直ぐに内外装工事を始めて、一日でも早く営業を開始するのが商売のキホンだと思います。
生活していれば、一日過ごすたびにお金が無くなっていきます。
無収入なうえに、限られた開業資金を考えれば、気持ちは焦って、焦りまくります。

でも、今はのんびり開き直っています。
妻を見ていると、とても楽しそうで、不思議と「なんとかなる」と思えてくるのです。
私は入居する店舗が気に入っています。
ここで商売をしたい!という直感だけで、予定よりかなり早いタイミングにもかかわらず賃貸借契約を交わしました。
つまり、お金で時間を買って、じっくり店づくりをやっていこうと決めたのです。
現在、その地域の特性にあった営業スタイルを模索しています。直ぐに利益は出ないでしょうが、これから長く商売をする上での利益を考えれば、今は焦らず、商売のやりかたを考える時間が必要です。

今行っている節税対策が上手くいけば、数ヶ月分の家賃になるので、時間を買うのに使ったお金はしっかり取り戻します。

今日、店舗の内外装をやってもらう大工さんと打ち合わせをしました。
いい店をつくっていただきます。

2015–12–09

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通販と小売業

今日は、アマゾンに発注していた万力が届けられました。

先日購入したコンプレッサーもそうですが、それら業務用の商品は、市内にあるホームセンターなどの実店舗では在庫されていない商品です。
これまで購入した工具類のほとんどは、アマゾンなどネット通販を利用しています。

いわゆるDIY用の商品についても、ホームセンターや実店舗の価格と比較すれば、ネット通販の方がはるかに安価。
消費者の立場で考えれば、豊富な商品の中から安い商品を手軽に購入できるネット通販は便利でありがたいものですが、これまで実店舗の小売店で長く働いてきた私にとっては複雑な心境です。

小売業世界最大手であるアメリカのウォルマートも、今年の年末商戦ではネット通販のアマゾンに負けているそうです。
実店舗の小売業というのは、この先どうなるのかなぁと思ってしまいます。

今日届けられた万力についても、最初はどこの何を買ったらいいのかさっぱり分かりませんでしたが、万力というキーワードで検索すれば、たくさんの商品を知ることが出来ました。
しかも、その中から最安値で購入する事もできるのですから、この分野での小売店は厳しいと思います。

これを自転車の小売業について考えれば、ウエアー類、用品は同じことが言えるかもしれません。
頻繁にモデルチェンジが繰り返され、小売店はそのたびに在庫調整を強いられ、以前に比べて商品の良し悪しをチェックする機会が少なくなっているように思います。
中には現物を見ずに発注する事も珍しくありません。( ← ウエアー類)
メーカーは、競合他社より魅力的な商品をどんどん発表するため、小売店はその全てに対応するには、もはや小資本では不可能になっているのが現実。

スポーツ車を扱う小売店の形態は、「商品」と「技術」をキーワードに、これまでより増して大きく変わっていくと思われます。

私は小資本なので、後者でやっていきます。

2015–12–11

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指の休養期間

自転車の組み立てやメンテナンスに携わる仕事を長くしていると、体が痛んできます。

それは、手首や指が腱鞘炎となって、グッと力を入れるような作業の時に痛むのです。
実は、私も退職する前まで手に痛みがありました。
右手の中指と左手の親指です。
右手の中指は、ホイールの振れ取りでニップルレンチを締める動作が原因。
左手の親指は、何が原因なのかよく分かりません。

退職してから 2ヶ月あまり経ちました。
その間、全く工具を持っておらず、指の休養になっています。
そして、うれしいことに指の痛みが消えました。
現在、私は自転車メカニックとしての折り返し地点。
あと30年以上は工具を持って働きたいので、今は手の休養期間だと思ってのんびりしています。

閑話休題…

写真は、今日届いた工具です。
グリップオン社のアキシャルプライヤ(スペイン製)で、以前の作業場でもこれとよく似た工具(シルバー色)を使っていました。
それは、10数年前にカンパニョロ社が10速チェーン用のコネクティングピンを圧入するために販売した工具だったように記憶しているのですが、それ以外の用途に大変重宝していたので、自分の店でも備品として購入しました。

あと欲しい工具に、ドイツはゾーリンゲンのプライヤーメーカー「NWS」社から販売されている倍力ニッパーがあります。
半分の力で固いワイヤー類をカットできる工具で、以前の作業場ではワイヤーカッターの代わりに使っていました。
同じドイツのクニペックスからも同種のツインフォースニッパーが販売されています。
クニペックスといえば、昔から優れたペンチやニッパーで有名なメーカー。

でも、一度使って気に入った工具って、やっぱりまた同じものを使いたくなるんですよね。

2015–12–13

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コンプレッサー

ミシュランとライセンス契約しているWONDER(ワンダー)社製のタイヤゲージが届きました。

早速、エアーチャックを自転車用(仏式)に交換し、カプラを取り付けます。
そして、コンンプレッサーの電源を入れて、初の試運転。
購入したコンプレッサー「アネスト岩田キャンベル FX9731」はとても静かで、マンションの狭い部屋で稼働させても全くうるさくありません。

圧力が0.8Mpaまで上がったところで電源を切って、自分のロードバイクのタイヤに空気を充填してみました。
長年使い慣れたタイヤゲージなので、久しぶりの感触にちょっと嬉しくなりました。

2015–12–15

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入りやすい店

入りやすい店とは、どのようなものなのでしょうか?

神戸を訪れた時に、レンガ造りの古い建物にあるカフェに入りました。
そのお店は、入るのにかなりの勇気が必要でした。
まず、中が見えない。
そして、入口のドアが威圧感いっぱいで巨大。

近所に雑貨店がありますが、そのお店も店内が見えず、ドアが巨大です。
妻も前から気になっていたお店だそうですが、これまで怖くて入れなかったと。

コンビニでは、駐車場に面したエリアに雑誌を陳列して、それを立ち読みしているお客さんの姿を見せているといいます。

外から店内が見えて、入口が開いているお店が入りやすいかなと思います。
これまでいろいろなお店を見てきた結果、照明が多く明るいお店にお客さんがたくさん入っているように思えました。
この場合、電気代が広告費と割り切らないといけないでしょうが。

私の店は、道路に面しています。
歩行者、自転車、自動車を運転している方からも店内が見える立地条件を最大限に生かすため、ファサードは全面ガラスにするつもりです。

ただ、ひとつ難点があるのです。
私以外だれも気にしないのですが、道路と敷地、敷地と店内にそれぞれ 75mmと 80mmの段差があるのです。
自転車で気軽に店内に入っていただくには、段差があるのは致命的。
ホームセンターにある段差スロープを見たのですが、45~60mmと100mmの商品しかありません。

そこで、45~60mm用のスロープを購入。それを 70mmまで対応するように改造して路面に使用することにしました。
敷地・店内の80mm段差は別のスロープを考えていますが、これは頭が痛いです。

2015–12–17

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買い物が落ち着く

今月初めから本格的に始めた買物がようやく落ち着きました。

そのほとんどが工具類で、下のようなメーカーで揃えました。
ドライバー → PB、ベッセル
六角レンチ → PB
スパナ → スタビレー
プライヤー ニッパー ペンチ → クニペックス
モンキー → ロブテックス(エビ印)
ラチェットハンドル&ソケット → コーケン
ハンドソー&フレーム → レノックス
トルクレンチ → トーニチ

トルクレンチについては、一般車ではあまり使うことがありません。
購入したトーニチ社のトルクレンチは、アルミ、カーボンといった素材が多用される競技分野で使用することを前提にした「MTQL40N 」です。
先日の日記で書いたワンダー社製のタイヤゲージもそうですが、スポーツ車の整備を意識した備品となります。
これから揃えていく自転車専用工具についても、スポーツ車の整備をカバーできる種類は用意するつもりです。

私の店は一般車の修理と販売を主に考えていますが、この日記の読者の方や自分が乗っているスポーツ自転車についても、しっかりメンテナンスできる環境は整えたいと思っています。

2015–12–19

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バナー

私の店舗は、道路に面しています。

その道路は「銀の馬車道」と呼ばれる旧街道で、道幅は広くありません。
したがって、店舗の正面に大きな看板を設置しても役に立たないのです。
そこで、神戸のお店をヒントにして、看板の代わりにバナー(旗)をぶら下げることにしました。
今日は、そのバナーのステーを制作しました。

写真の上部ステーは、近所の雑貨店(ものすごく入りにくい)で購入。
そこにバナーをぶら下げられるように、ホームセンターで購入したアルミの平板をフラッグと同じ幅40センチにカットして、ドリルで穴を開け写真のように加工しました。

バナーは、岡山の業者にインターネットで発注。
イラストレーターのデータ入稿による注文でしたが、そこは妻が専門家。
さっとデータを仕上げて、月末に自宅に届けられることになりました。
バナーの上部にはハトメが設けられているので、それに合わせてアルミの平板に穴を開ければ完成です。

さて、そのバナーのデザインですが、妻と喧嘩になりました。
自転車のアイコンの下に「パンク修理」という文字を入れる私の案に対して、妻はホイールを模したシンプルなアイコンのみ。
妻のシンプルなデザインはセンスの良いお店としてアピールできるのですが、恰好だけでは自転車店としてやっていけないというのが私の考え。
両者譲ることなく、結局 2つのデザインを用意することになりました。

初回発注したバナーの出来が良ければ、いろいろなカラーやデザインも用意して、季節に合わせて変えていきたいと思っています。

2015–12–20

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レース観戦

DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM #8 菖蒲谷森林公園へ観戦に行ってきました。

写真は、20年ほど前によく一緒にマウンテンバイクで走った KMさん。
もちろん、この菖蒲谷も一緒に走りました。(現在のようなコースはありませんでしたが)
今年、マウンテンバイクのレースに復帰されたそうです。
お会いするのも本当に久しぶりで、90年代のマウンテンバイクの思い出がよみがえりました。

誘ってくれたSSさん、ありがとう。

2015–12–21

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内装はシンプルに

写真は、賃貸借契約した店舗の現状。

空中に何か電線のようなものがブラ~と見えています。
照明はおろか、天井も無く、上部はお隣の区画と空間を共有。
壁面は、前に営業されていた「かまどや」さんの長い歴史を感じさせる油汚れ。
他の現状写真 2枚 >

空っぽのスケルトン状態から内装を考えるというのは、エネルギーを要するものだと痛感しています。
このような場合、店舗デザインを得意とする設計事務所に内装を依頼するのが間違いないのでしょうが、そんな予算はありません。
この度の内装工事は、店舗オーナー専属の大工さんに直接依頼しました。

そういうことで、すべてのデザインは自分で考えることになったのですが、結論から言えば、「何も足さない」という方向でいきます。

壁は汚れを落としてペンキを塗ります。
天井は無し。
天井の隙間は、何か適当な物でふさぎます。
北側の壁面に隣の区画との通路を閉じるための木製の仕切があるのですが、それも現状のままにしておきます。
倉庫、バックヤード( ← ほしいけど…)のための仕切壁も無し。

ここまで開き直るのに時間がかかりました。

でもトイレだけは、お客さまに快適に使っていただけるようにやり直します。そうしないと、現状が…( ← 妻も私も未だ足を踏み入れていません)

2015–12–22

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サインボード製作

今日は、店頭に置く立看板を製作しました。

私の店は道路に面しているため、店頭に置く立看板は有効な広告手段となります。
通販やホームセンターなどで販売されている既成品は、どれも安っぽい看板なのでイヤ。

そこで、近所のホームセンターで材料を買って、自分で作りました。
木工作業を完了させた後、金物を付けます。

予算的には既成品の方が安かったかもしれませんが… 続きはこちら >

2015–12–23

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カッティングシート

今日も立看板の製作のつづきをしました。

今日は、カッティングシートを使って、サインボードに店名を入れました。
他にも買物や雑用で、あっという間の一日でした。
制作中の模様はこちら >

チラシの制作についても開始しています。
制作を担当する妻から「内容を教えて」と言われて直ぐに返答しますが、何でも自分で決めていくのは結構大変です。
チラシは、1月からポスティングしていきたいと思っています。

いろいろな雑用ができるのも年内まで。
時間を有効に使っていかなくては…

2015–12–24

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打ち合わせ

朝一番、大工さんと店舗で工事の打ち合わせをしました。
「ここの高さは何センチにします?」
「この部分は何色に塗りましょうか?」
そんな感じで、コンクリートの箱がお店のカタチへ決まっていきます。

打ち合わせの後は、取引業者さんとのお話。
「月に○○円の注文を入れて下さいね」と言われて息が止まります。

午後、自宅に帰ると、妻がチラシのデザインを完成させてくれていました。
先ほど、印刷会社にデータ入稿( ← 7000部 )。
CMでおなじみの「ネットでいんさ~つ、プリントパック♪」です。

2015–12–25

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サインボード完成

手作り立看板ができました。
妻がデザイナーなので、いつも妻の作品と思われるのですが、この度は100パーセント「私」です。

アナウンスボードに 2月中旬と入れましたが、たぶん上旬ごろにはプレオープンできるかなと思っています。
その下の「パンク  修理」以外に「自転車販売」とか、その他いろいろ入れたかったのが正直なところ。
でも、そんなにゴチャゴチャ文字を入れても、通りすがりの人は読まないのでは?と思って、シンプルにまとめました。

さて、これをシャッターの前に置くのですが、とても心配です。
というのは、年末という時期なので、店のある場所柄、夜間は…

日中だけ置いておこうかな。

2015–12–26

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シュミレーション

画像は、CGとの合成写真です。

アドビ社のPhotoshopで制作したものです。
店舗のファサードをボードの他にテントにしてみたり、また、フラッグの位置や数も変えて、自分の思い描くイメージに近づけていきました。

大工さんとの打ち合わせでも、ヒントを得た神戸のお店の写真と合わせて、この合成写真でイメージを伝えました。
Photoshopが大活躍しています。

先日の立看板では、Illustratorが活躍。
屋号をはじめ、フラッグやチラシなどの制作でも、Illustratorが活躍。
このホームページは、Dreamweaverで制作しています。
それら 3つのソフトは、アドビ社のCS5として数年前にセットで購入しましたが( ← ものすごーく高かった)、この度の開業準備では本当に役に立っています。

2015–12–27

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チラシ

今年も残すところ数日となりました。

私は、雑用に励んでいます。
決算もそのひとつ。
個人事業者は、12月末が決算日ということらしいのです。

店舗は準備中ですが、家賃は発生しており、開業のための出費は既に200万円を超えちゃいました。
その経費を今年の給与所得と損益通算したいなぁ~って思っています。
そんなことが可能なのか、分からないんですけど…
年末まで残すところ数日ありますが、今日は決算書を仕上げました。
売上はゼロ、わずかな仕入れと膨大な経費が計上された、かなり普通ではない決算書です。
大変だったのは、最後の金額が41円だけ一致しなかったこと。
結局、6つの帳簿をすべて見直して、間違いを見つけるのに 2時間近くもかかってしまいました。

今日は、注文していたチラシが届きました。
注文したのは、24日の夜。
プリントパックさん、仕事が早い!

さて、いよいよ 新年からポスティング開始です!

2015–12–28

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何でも自分で

大工さんと各工事を担当される業者さんとの打ち合わせが日々続いています。私もそれに立ち会いました。
少ない予算の中で私の希望通りに仕上げられるよう尽力されている大工さんの気持ちが伝わってきます。
年末だというのに本当に感謝です。

打ち合わせから帰宅してから、先日作った立看板に使う 2枚目のアクリルボードを準備しました。
現在アナウンスボードにぶら下げているものは、店がオープンすれば使えなくなるので、時間のある今のうちに別バージョンを準備しておきました。

2015–12–29

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バナー完成

店舗の正面看板に取り付けるフラッグが今朝早く届けられました。

写真は、妻がデザインした方です。

フラッグのホイールと上部ステー金物の曲線が上手く合ったヨーロッパ風のデザインです。
それに対して私の方は、商魂あふれた図柄となっております。

オープン時は、どちらがよろしいでしょうか?
夫婦喧嘩しないように気を付けます。

2015–12–30

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おでかけ

ロードバイクがまだ 9速の時代の頃、よく一緒に走ったSさんから「軽く走りませんか?」とお誘いがありました。
自分でも息抜きが必要と感じていたので、今日は自転車仲間に入れていただくことになりました。

最後にロードバイクに乗ったのは、今年の 2月。
通勤では雨の日も毎日乗っていましたが、楽しみで乗るのは本当に久しぶり。
運動不足でちゃんと走れるのか不安でしたが、一緒に走る方は気心知れた仲なので、そこは甘えさせてもらうことにしました。

カラッと晴れた絶好のツーリング日和の下、長閑な田園風景が広がるルートをのんびりしたペースで走りました。
風の音、タイヤが転がる音、どれも気持ちよく感じられます。

退職するまでのいろいろな経緯があってから、開業しようと一念発起。
最近はその準備に奔走していて、大切なことをすっかり忘れていました。
やっぱり、私は自転車が好きです。

2016–12–31

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人生の冒険

「それは、あなたのお祖父さんお祖母さんの代にあった事で、あなたは、関係ない事。でも、あなたは忘れてはいけない事。」
日本語教育を受けた御老人は、韓国を自転車旅行する若者にそう語りました。

私は冒険の本が好きです。
韓国を走った自転車旅行は、私にとって大冒険でした。
神戸の韓国領事館でビザを取得、関釜フェリーのチケットを手配して、単身異国の地へ渡り、見るもの聞くもの食べるもの全て、異文化に驚き感動しながらの思い出深い冒険でした。

来年、私は再び冒険に出かけます。
それは、自転車店を営む人生の冒険。韓国の地を一緒に走ったブリヂストンは、新しい冒険でも同じです。
そして、この度は妻が伴侶として私の冒険を支えてくれます。
驚き感動する場面に出会うため、多少のリスクは覚悟しています。
それが冒険だと思います。

今年は私にとって節目の年になりました。
長く勤めた店を退職して、来年から自分の店を開業します。
厳しい冒険になるかもしれませんが、素晴らしい未来を見つけるために出発します。

それでは、来年もよろしくお願いします。

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