健康じてんしゃ店

2019

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業務日誌の画像
今日は
2019–02–01

のんびりした営業日でした。

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今日も
2019–02–02

のんびりした営業日でした。
これまでに納車した自転車の点検があり、チェーンがやや伸びていたので直しました。

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待っていただくという事
2019–02–03

お客さんに待っていただきながら、目前で修理をしていました。
そこへ「空気を入れて下さい」とお客さんが来店。
私は、作業に集中していて、手を止める気持ちの余裕がなく、「終わるまで待って下さい」と返答しました。
2人のお客さんに待っていただきながらの作業となり、焦る気持ちを抑えます。
やがて作業が完了。会計時にその様子から、修理のお客さんもまた、次に順番を待っていらっしゃるお客さんに気遣っていらした事がなんとなく分かりました。
「焦るのは、お客さんも同じなんだなぁ」と思っていると、修理のお客さんは傘を忘れて店を発たれていました。

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パンク修理だったけれど…
2019–02–04

前輪のタイヤの空気が抜けてしまった自転車を預かりました。
調べてみれば、バルブの虫ゴムが無くなっており、それが原因だったのですが、ふと、視線を変えてブレーキを見ると、写真のように定位置からブレーキシューがずれているのを発見。
何かに激突したような大きな衝撃が入って、フロントフォークが後方に曲がっていたのが原因でした。
他にも、ブレーキレバーの角度が左側だけ真下に向いていたり、ヘッドのロックナットが完全に緩んでいたりして、安全に乗れる状態ではありませんでした。
お客さんはいらっしゃいませんでしたが、自転車屋として見過ごすことはできず、曲がったフォーク以外を直しました。
その後、お客さんが自転車を受取に来店され、パンク修理以外にもいろいろあった事を説明しました。
「全く分かりませんでした。」と驚かれるお客さん。
「何か、大きな衝撃が入った事は?」と尋ねても、「覚えていません」と…
私は、安全のために曲がったフォークの交換をお勧めしましたが、そのまま乗るという事になりました。

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仕事が終ってから
2019–02–05

明日は定休日なので、仕事が終ってから妻と一緒に食事に出かけました。
数年ぶりに訪れたお店は、創業が私の店と同じ年で、自転車好きのマスターは、長いお付き合いのお客さん。
とても居心地の良いお店で、リラックスできました。

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好機
2019–02–07

先月末の事。
自転車屋にとって最も重要な備品であるコンプレッサが壊れました…
使えなくなった時は、うろたえ、動揺しました。
「とにかくメーカーに修理を依頼しなければ…」と思っても、悲しいかな土曜日で連絡もできず。
一刻の猶予もない状況で最善の策を考えた結果、新品を購入することにしました。

私の店では、タイヤ空気を無料で入れるサービスを行っています。
売上がゼロの営業日であっても、無料のタイヤ空気入れサービスは必ず数件あります。
だから、タイヤに空気を入れるコンプレッサが使えなくなるというのは、一大事。
パンク修理のみならず、ほぼ全ての修理においても、タイヤ空気入れは無料で行っているので、作業をするうえでも一大事なのです。

新品のコンプレッサは、発注から 2日目で店に届けられました。その間、手押しポンプでひたすら頑張りました。
シリンダーが熱くなり、ハンドルが折れそうなぐらいの勢いで、何度も何度も空気を入れているうちに、コンプレッサがどれほど役に立っていたか身にしみました。

そんな時、ふと「これは好機や… コンプレッサを 2台にしよう」と思いつき、壊れたコンプレッサを修理してもらうために製造メーカーへ発送しました。
ところが、発送から一週間後に製造メーカーより返答があり、「圧縮機が壊れており、修理不能です」と…
3年で壊れるとは早いような気がしますが、それだけ無料のタイヤ空気入れサービスで酷使した、つまり、たくさんの人の役に立つ事が出来たのだと考えることにしました。

しばらくして、製造メーカーさんより「アウトレットの同機がありますが、いかがですか?」と提案され、購入することにしました。
今日、それが届きました。

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定休日誌
2019–02–08

店のホームページをスマホ対応にする全ての作業が終了しました。
最後に残っていたツーリングレポートは、業務日誌のアーカイブの並びに「 定休日誌 」として追加しました。
これまで 3カ所のサーバーに散らばっていた各ファイルは、一つのドメインのもとにまとまって管理運営しやすくなりました。
やれやれ。

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自転車の組み立て
2019–02–09

ブリヂストン シルヴァ F8F を組み立てました。
クイックレリーズ仕様のハブ、シマノ社製のVブレーキなど、ツボを押さえた装備がうれしい小径ホイールの折りたたみ自転車です。
まずは、アウターケーシングからインナーケーブルを抜き取って、専用のグリスを塗ります。
ハブは、滑らかな回転になるようにベアリングの玉当たり調整をします。
その他にもいろいろ手を加えて、夕方に完成しました。

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日々努力
2019–02–10

「どうすれば、お客さんに店へ来てもらえるのか…」
寝ても覚めても、休みの日も、そればかり考えています。
要は「口コミ」なのですが、口コミでお客さんに来店していただくためには、やはり私の努力次第となるのです。
「どうすれば利益が増えるのか」と金銭的なことを考えるより、「どうすればお客さんの要望を叶えられるのか」「いかにお客さんの役に立つか」と考えるようにして、情熱を持って仕事をしています。
日々、努力ですね。

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雪の営業日
2019–02–11

朝、窓の外は雪景色。
その影響なのか、とてものんびりした営業日でした。
しかし、そんな日があるおかげで、日頃お客さんが来店される時は、本当にありがたいと思えるのです。

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TSマーク
2019–02–12

「会社で使っている自転車なんですが、TSマークは取り扱っていますか?」と電話で問い合わせがありました。
「より高額な賠償責任補償が適用される赤色TSマークを取り扱っています」と返答したところ、しばらくしてお客さんが来店されました。

聞けば、自転車を購入した量販店は賠償責任補償が安い青色TSマークしか扱っていないため、私の店へ問い合わせてみたのだそうです。
TSマークを取扱う自転車店は、赤、青色のどちらかしか取り扱えません。
その理由は、資格と代理店登録のない自転車店が、複数の保険をお客さんに選択してもらう行為が保険業法に引っかかるためではないかな?と思っています。

赤色TSマークのパンフレットには、1億円と大きな文字でプリントされていますが、実は補償が適用されるのは、死亡または重度の後遺障害が残った場合のみ。
いつも私は、自転車保険の加入を目的に来店されたお客さんには、骨折など、短期の入院で全治するケガでは保険金が支払われない事を説明しています。
しかし、今日の自転車の場合は、会社の多くの職員さんが業務用として共用されるため、TSマークの加入を受けました。
一般の自転車保険の場合、不特定多数の方が乗るレンタルサイクル、または、業務中の事故では補償が適用されない事が多いからです。

保険業法では、資格・代理店登録のない者が保険の内容をお客さんに説明することも禁じられているので、実は今日の業務日誌は保険業法に違反していますね。

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知らぬふりは出来ません
2019–02–14

サークルロック交換で自転車が持ち込まれました。
他の箇所に目を向けると、後の反射板が無く、ヘッドライトは点灯しない状態でした。

タイヤ交換で持ち込まれた別の自転車は、前のブレーキシューが摩耗して、ほとんど無くなっていました。

予定外の修理が見つかった場合、安全に乗っていただくために追加修理の必要性を説いても、承諾されるお客さんは多くありません。
かえって「金儲け主義の自転車屋」と誤解されるかもしれません。
だから、あえて「無関心」でいて、受けた修理だけを淡々とやれば、お客さんに対していらぬ気を使わなくて済むのですが…、やはり、自転車屋としては知らぬふりはできないものです。

ところで、先に書いた 2台の自転車のお客さんは、私が提案した予定外の追加修理を全て承諾していただきました。
愛の反対は「無関心」と、マザー・テレサさんは言われたそうです。

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営業車
2019–02–15

今日は、営業車に乗って、出張や配達をする仕事がありました。

出張は、スタンドのトラブルで動けなくなったお客さんからの修理依頼。
指定された場所は、JR姫路駅の東口でした。
姫路駅周辺での出張修理は、これまで何度も受けてきたので、駐車場所など最近は気持ちにゆとりを持って対応できるようになりました。

配達は、市街地の中心部でしたが、初めて通る道路を慎重に運転して、お客さんから指定された場所へ自転車を届けました。

小さな軽四ワンボックスの営業車は、街中の移動に大活躍してくれています。

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店の主張
2019–02–16

後タイヤの空気が抜けた自転車が修理で持ち込まれました。
「前にもこちらでチューブを交換してもらったんですけど…」とお客さんは一言残して、買い物に出かけられました。

早速、お預かりした自転車のチューブを調べてみたところ、バルブの根元から空気が漏れていました。
バルブ付近のチューブはシワが寄っており、これは空気不足が原因だと考えられましたが、チューブ表面は全体的に滑らかで、空気不足による摩耗は見られません。

他のところに目をやると、ホイールが大きく振れており、それを見つけたその時、ポロリと床に何かが落ちました。それは、切れたリムバンドでした。
パンク修理で来店されたお客さんに、チューブ交換、リムバンド交換、さらに、振れたホイールを修正するという予定外の請求をしないといけないことになりました。

とにかく、チューブは交換が必要だったので、車体からホイールを外します。
まずは、振れているホイールの修正を開始。
作業はかなり苦戦しましたが、なんとか直すことが出来て、それだけで嬉しくなってしまいました。

さて、ここで悩みます。すべての作業代金を請求するべきか、つまり、店としての主張をするべきかどうか。

この事は、利益を上げないといけない店と、自分の技術で人の役に立ちたいという個人との間の葛藤です。
いつも悩むことですが、これは正解がないだろうし、この先もずっと正解を求める問題になると思います。

チューブとリムバンドも新品に交換して、間もなく作業が終了というところでお客さんが戻ってこられました。
聞けば、パンクした状態でしばらく乗ってしまったということでした。
結局、前ホイールの振れも修正して、修理代金は、チューブとリムバンド分だけ請求させていただきました。

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スマホ決済
2019–02–17

今日からPayPayにてスマホでのお支払い対応ができるようになりました。

自転車の修理というもの、お客さんにとっては「不測の緊急事態」であるために、これまで修理代金が無い、足らないという事がよくありました。
「カードの支払いは出来ますか?」と尋ねられても、「申し訳ございません。うちは現金だけでして…」と返答して、お客さんには最寄りのコンビニATMまで行ってもらっていました。

しかし、これは店の都合を優先している事になるなぁと思い、スマホ決済の導入を決めました。
私の店は、会計の件数について、今日は 3件でした。多い日でも10件ぐらいです。
したがって、会計にかかる手間は全く仕事に影響しませんし、年間を通じて釣銭は無補給でやっていけます。
つまり、私の店にとって、決済手数料や入金手数料を考えるとデメリットになるのですが、支払方法が増えることはお客さんにとってメリットになります。

忘我利他ということですね。

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動機
2019–02–18

例えば、バーゲンで買い物をした場合、とても得をした気分になります。
私も小売業をやっていますが、売っている商品は決して安くありません。
それでも購入していただくお客さんはいらっしゃいます。

今日、ご注文いただいていた自転車を納車するために、営業が終ってからお客さんの自宅へ配達しました(写真)。
同じ今日、別のお客さんから、息子さんが乗られていた自転車の整備のご依頼を受けました。
昨日は、あるお客さんから、ロードバイクのコンポをご注文いただきました。
一昨日は、懐かしいお客さんから、娘さんが乗られていたという自転車の整備を受けました。
そして同日、この業務日誌をご愛読いただいているお客さんからご注文いただいた自転車を納車しました。

前述した 5人のお客さんは、恐縮ながら私の技術を買っていただいてのご依頼、ご注文だと思うのですが、もう一つ共通したことが感じ取れました。
それは、私の店を「応援する」という動機でご来店いただいたように思えるのです。

なんと嬉しい事でしょうか。もう、感謝の言葉しかありません。
この寒い時期、日々の営業が厳しいゆえに、人の優しさ、温かさがよく分かります。

我欲なくお金を使うというのは、普通、なかなか出来ないものですから。

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気楽
2019–02–19

雨が降る営業日の今日、のんびりした中で自転車を一台組み立てました。

会社勤めに比べて、自営業は上司や部下との人間関係ストレスがないのでとても気楽なのですが、今日のような雨降る冬の営業日は売上が激減するので、一寸先は闇ともいえます。

明日の定休日は、売上の現金を預金口座へ入金するため銀行ATMまで走らないといけません。
月末は、いろいろな支払いがあり、今日現在の預金残高では足らないのです。
もし従業員を雇っていたら、支払う給料を銀行から借入しないといけない状況でした。

自分の給料だけなら無くても文句は言われないので、やっぱり気楽なのかもしれませんね。

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パンク修理
2019–02–21

前タイヤの空気が抜けてしまった自転車が持ち込まれました。
見てみれば、タイヤに押しピンがグサリと刺さっているのを発見。
パンクした後にタイヤがグルグル回った場合、チューブが少しずつズレて、押しピンが地面に接する度に新しい穴が開いてしまう事があります(2018年11月29日の業務日誌を参照)。
チューブを調べてみると、数カ所の穴が開いていましたが、幸い一枚のパッチで全ての穴をカバーすることが出来ました。
原因が分からないパンク修理が続いていたので、この度は「直した~!」という充実感がありました。

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ガラガラ音
2019–02–22

ガラガラと音がするという自転車が持ち込まれ、調べてみれば、異音の原因は車軸のベアリング部分でした。
取出したベアリング球は、写真の左側。
比較するために置いた右側は、交換のために用意した新品です。
いつもスプロケット側だけが、潤滑のためのグリスが枯渇して異音の原因になります。
この度は、回転部分に大きな損傷がなく、ベアリング球の交換だけでスムーズな回転に戻すことができました。

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時間の予測
2019–02–23

後ホイールがグニャリと曲がった自転車が持ち込まれました。

他の修理と比較して、リム・スポーク交換は時間がかかります。
その交換作業の間に、もしかしたら他のお客さんがパンク修理で来店されるかもしれません。
または、想定外の不具合が見つかるかもしれません。
新車購入の商談があるかもしれません。

時計を見れば、12時20分でした。
そこで何があっても大丈夫であろう時間を予測して、「夕方の 5時か 6時ぐらいに出来ます。」とお客さんに言って、自転車を預かりました。

中断していた作業を先に終わらせて、早速リム・スポークの交換作業を開始します。
その間、全く他の修理は入らず、商談も無く、作業はスムーズに進行した結果、1時間半ほどで交換が終ってしまいました。

その後、予定よりかなり早い時間に「できました~」と連絡しました。

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安全に乗っていただくために
2019–02–24

後タイヤの空気が抜けた自転車が持ち込まれました。
「ブレーキも音がするんで、ついでに見て下さい」とお客さん。

後輪は、空気不足のためチューブはひどく傷んで、タイヤも大きく亀裂が入っていたので、交換となりました。
そして、ブレーキは、ゴムの部分が無くなって、金属の基部が露出していたので、これまた交換。

実は、その前に修理で入った自転車も、ついでに見た前ブレーキが写真の通りでした。
パンク修理等のついでに前ブレーキを見て、不具合を見つけることは多いです。

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タイヤ空気入れ
2019–02–25

今日は、たくさんの自転車に空気を入れました。
今月に新調した 2台のコンプレッサが活躍しています。

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残念な状態
2019–02–26

先日入荷して組み立てた自転車ですが、フレームに貼り付けられているメーカーロゴのシールを見れば、左右の位置がずれていました。
購入されるお客さんの立場で考えれば、このままでは販売できません。
すぐにメーカーへ連絡を入れました。

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コンテンツの追加
2019–02–28

朝から雨が降っており、予想通りのんびりした営業日となりました。
そこで、ホームページの店舗情報に、いくつかのコンテンツを追加することにしました。

最初に作ったのは、店舗の写真を掲載したページ
これまで店の写真が全くなかったこと自体、未完成だったかもしれませんが…。

次に作ったのは、リニューアル以前にあった店主プロフィールのページ。
スマホ対応へのリニューアルする際にアドバイスを頂いたO氏より、店主プロフィールの内容をもっと充実させるべきと言われていたので、神戸新聞毎日新聞の記事を掲載しました。

そして最後は、この業務日誌の下に過去の日誌へリンクするアーカイブを入れました。

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