のんびりした営業日でした。
のんびりした営業日でした。
電話での問い合わせがありました。
電球を交換してもヘッドライトが点灯しないので、修理代金と作業時間を教えて欲しいという事でした。
そこで、ライトの種類や状態に対して詳しく説明しました。
しばらくして、お客さんが来店。
自転車を見てみれば、オートライトのヘッドとハブダイナモをつなぐ電線が断線していました。
電話による修理代金の問い合わせに答えるのは難しいと、いつも思います。
一般自転車は、生活に欠かせない乗り物。
だから、自転車屋として生活に寄り添える仕事をしたい。
今日は、3台の子供自転車が店に持ち込まれました。
最初の自転車はタイヤのトラブルでしたが、ついでにブレーキレバーを握ってみれば、自転車は全く止まらない状態でした。
次の自転車はサドル高さの調整でしたが、ついでにタイヤを見れば空気が激減している状態でした。
お子さんは自転車の調子が悪くなっても、親に何も言わない場合が多いので、店に持ち込まれた際はその点に気を付けて点検するようにしています。
空気が抜けてしまった自転車が持ち込まれました。
タイヤの溝は十分にありましたが、側面に大きな亀裂があり、そのためタイヤ・チューブを交換することになりました。
空気不足のまま長期間走行したことが原因と考えられます。
のんびりした営業日でした。
1件の物販と 2件の修理がありました。
雨が降る営業日でも、売上があったことに感謝。
「15日はあいてますか?」と尋ねられました。
そういえば、明日から三連休ですね。
休まず営業しています。
自転車屋は、お客さんが自転車を安全に乗れるように気を使うのも仕事のひとつです。
修理で持ち込まれた自転車を見て、別の箇所に安全に関する不具合を見つけた場合、それをお客さんに説明します。
昨日と今日、2台の自転車のフロントフォークを交換しました。
それらは大きな衝撃で後方に曲がっており、お客さんに安全に乗るためには交換が必要であることを説明した自転車でした。
曲がったフォークの写真はこちら >>
日頃から、フロントフォークが曲がった自転車がパンク修理などで持ち込まれることはよくあるのですが、この度のように交換まで話が進むことは少ないです。
ヤフージャパン提供のルートラボが、2020年 3月をもってサービスを終了するそうです。
当サイトでは、ロードバイクのおすすめツーリングコースを案内している「播磨野自転車愉道」にて、ルートラボを使わせてもらっています。
さて、どうしよう…と考えて、以前に掲載していたマウス書きの地図を再使用することにしました。
といっても、スマホ対応にするためのサイトを制作したのは数か月も前のこと。
そんなに簡単に入れ替えられません。
まず、HTMLのソースコードを見直して、それぞれの意味・役割を思い出すことから開始。
完全手作りなホームページなので、素人の私にとってレイアウト変更は大変なのです。
お客さんが来店され、 手書きの地図が描かれた紙を広げて、「ここにパンクした赤い自転車を置いているので、直してほしい」と修理の依頼を受けました。
続いて、同じ紙の裏に別の地図をササっと描いて、「直ったら、ここの自転車置場へ持ってきてほしい」と。
その後、妻に店の留守を頼んで営業車を運転して地図の場所へ行ってみると、赤い自転車がありました。
それを営業車に積み込んで店に持って帰り、修理をして、今度は妻に配達を頼みました。
妻のおかげでスムーズに役目を果すことができました。
お客さんに対してどのように接したか、いつも後から思い返します。
気を悪くされなかったか?
要望に応えられたか?
先日、お客さんから問い合わせの電話がありました。
私の店の近くにあるショッピングモールに自転車があるので、自宅まで持ってきてほしいというご依頼でした。
「出来ますか?」と尋ねられましたが、即答することが出来ませんでした。
自転車の確認方法、台数、置いている場所、鍵の受取り、配達時間…など、お客さんのご要望を把握するのに時間がかかってしまったのです。
結局、そのお客さんからの依頼はありませんでした。
私の対応に悪いところはなかったか、今でも思い返しています。
来店されたお客さんに対して、「我ながら正直だ」と思える対応をしました。
正直に対応した方が安楽な気持ちになるので、私はいつも正直に徹するようにしています。
ほとんど売上げのない営業日があっても、この方法で不安な気持ちを滅することが出来ます。
今日、修理で来店されたお客さんから「個人店の自転車屋さんが少なくなった」と言われました。
同じ話をされるお客さんは、ものすごく多いです。
「自転車に乗っている人は多いのに、なんで自転車屋さんは減るんやろ?」と尋ねられることもあります。
そんなお客さんの話を聞きながら、私はいつも量販店で販売された自転車を修理します。
電話でタイヤ交換料金についての問い合わせがありました。
一般的なシティ車の他にも、電動アシスト車、小径車、子供用などなど多くの種類があり、それぞれ価格も違ってきます。
そこで自転車の種類を尋ねてみたところ、「普通の自転車です。」とのこと。
しばらく経ってから、電話のお客さんが来店されました。
持ち込まれた自転車を見てみれば、タイヤサイズが 700–32Cのクロスバイクでした…
7月18日の業務日誌に書いたお客さんから、突然電話がかかってきました。
「今、ショッピングモールにいるので、自転車を取りに来てもらえませんか?」
事前に連絡を頂いていたら良かったのですが、タイミング悪く、今日は営業車を動かせない状態でした。
お客さんの話では、脚が不自由なため、今日しかショッピングモールに来ることが出来ないという事でした。しかも、自転車は 2台もあって、キーを持ってくるのを忘れたと…
そこで、妻と一緒に近所のショッピングモールまで歩いて出向き、鍵のかかった自転車を持ち上げて店まで運ぶことにしました。
店の鍵を閉めて、妻と二人、意を決して緊急出動!
小走りでショッピングモールまで移動して、お客さんと合流。
2台の自転車まで案内してもらいました。
さて、持ち上げて店まで運ぼうと覚悟を決めたところ、「キーを忘れたのは 1台だけで、残りの 1台は乗って帰ります」とお客さん。
それを早く言ってください…と心の中で叫びながら、後の段取は妻に任せて、私は鍵のかかった自転車を持ち上げ、息を切らして店まで戻りました。
ツカレタ…
女性のお客さんが来店され、次のように尋ねられました。
「ブレーキをかけると音がするんですけど、油はどこへ注せばいいですか?」
ブレーキへの注油は厳禁なのですが、私は自分の表情が険しくならないように気を付けながら、「前後どちらのブレーキから音がしますか?」と柔らかく尋ねました。
「前か後か分からないけど、とにかく音がするんですよ」とお客さん。
そこで、自転車を借りて実際に乗ってみたところ、音は聞こえてきませんでしたが前ブレーキに違和感がありました。
「ブレーキには注油しない方がいいですよ。これは修理で直ります。有償ですけど」
「あぁ、そうですか…考えます」
お客さんは、そう言って店を発たれました。
梅雨は明けましたが、のんびりした営業日でした。
店内で、お客さんを前に自転車の修理作業をしている時のことでした。
店の外に自転車を停車させたお客さんが見えました。
作業中でしたが、その手を止めて外に出て、「いらっしゃいませ」とあいさつをします。
「自分でパンク修理をしたんですが、空気を入れるとタイヤが盛り上がってくるんですよ」とお客さん。
「今、先のお客さんの修理をしているところなので、店の中でお待ち下さい」と、私はいつものように椅子へ案内しようとしたところ、
「タイヤが盛り上がるのは、何が悪いんですか? 」と質問を続けられます。
「原因は、後でしっかり調べますから、待っていただけませんでしょうか?」
「空気を入れることが出来ないんですよ。無料で教えて下さい」
私は、店内で待っていただいているお客さんがとても気になっていたので、タイヤが盛り上がる原因について丁寧に説明しました。
お客さんだけでなく、私自身もまた、自分の事だけで精一杯になってしまう状況でしたが、落ち着いて接客するように気を付けました。
本日最初の仕事は、パンク修理でした。
チューブの穴から推測すれば、何かが刺さったようです。
タイヤの方にも異物が刺さった痕跡がありました。
パンクの原因はいろいろありますが、異物が刺さるパンクばかりは仕方がないです。
パンク修理は、自転車屋の仕事の中では代名詞のような作業といえますが、過去一年の記録を調べてみると、修理作業項目に占める件数の割合は、10.8パーセント(水調べ、タイヤ、チューブ交換を除く)でした。
私の店のファサードは、大きなガラスが入った 4枚の木製引戸で構成されています。
木製は味わい深くて良いのですが、日光や雨にさらされて劣化します。
この猛暑の季節、店の 4枚の木戸は午後から日没まで強烈な日差しにさらされます。
開業から 3年の月日が経ち、やや劣化が見えてきたので、数日前から専用の塗料で補修してきました。
今日は、大きなガラスもピカピカに磨き上げ、引戸のレールも掃除しました。
店舗の入口を掃除した日は、お客さんが多いというジンクスを聞いたことがあります。
今日はちょっぴりそのジンクスに期待してみましたが、のんびりした営業日でした。
50歳。人生の折り返し地点に差し掛かりました。
この先も出来る限り長く自転車屋をやっていきたいと思っています。