今から 9年前、お知り合いの方に開業の準備について相談した時、「損益分岐点はいくらで計画しているの?」と尋ねられたことがあります。
その時、私は即答することが出来ませんでした。
損益分岐点とは、かかった費用と売り上げたうちの利益が同じになるポイントです。
昨年の固定費と変動費、売上高から計算してみると、赤字から黒字に転換したポイントは 5月でした。
それを月単位で計算してみれば、月初から12日までは赤字で、13日から月末までに上がった利益を家計に入れることができます。
以上のことは年間を通じた平均であり、実際は日々上下に大きく変動します。
つまり、商売とは不安定極まりないもので、私の店の場合、寒い冬のシーズンはマッカッカの大赤字…
そんな中でも「なんとかなるさ、わっはは」と安心した気持ちでいるのが強い経営者といえます。
今日、クレジットカードのアクワイアラから発行されたインボイスをダウンロードしました。
そこに記された手数料を見て、今月の黒字への道のりがさらに厳しくなったように思えました。
「ガンガン経費を使ってこその生業だ~、わっはは」と豪語できる経営者になりたいものです。
店にはたくさんの在庫商品があります。
それらの大部分は、修理の際に使用する補修部品です。
タイヤ、チューブなど、頻繁に使用するものもあれば、年に数回しか使用しないものもあります。
だから、商品を発注する場合は、販売する頻度で在庫する数を考えるのですが、これがなかなか悩ましいのです。
上写真は、折れてしまったブレーキレバー。
同商品の交換作業は滅多になく、調べてみれば前回発注したのは 1年以上も前のことでした。
ところが昨日と今日、2日連続して同じ症状でブレーキレバー交換の修理が持ち込まれました。
1年以上なかった修理が、なぜか 2日連続して入る不思議。
それゆえに、在庫商品の数を予想するのは難しい…
3連休も終わり、久しぶりに晴れた空を見ました。
のんびりした営業日が続いています。