BUSINESS DIARY
スマホ対応リニューアル
2018-12-01
このサイトをスマホ対応にリニューアルしたのが昨日の事。
そういう事で、本日からデザインレイアウトが変わります。
さらに、過去の日記をまとめたアーカイブについてもスマホ対応にしたいと思っています。
そこで、早速今日から、リニューアル作業を開始。
工具を持つことはほとんどありませんでした。
2015年10月からのアーカイブは、店の歴史(まだ浅いけど)そのもので、制作途中に読みふけってしまって、作業は何度も中断。
レイアウトについても、なかなか思うようにいかずに苦戦しています。
その関係なのですが、これまで無かった業務日誌のタイトルを入れる必要が出てきました。
コッタードピン
2018-12-02
最近にしては珍しく、連日の更新。
何でも新しいのはワクワクするもので、今の私にとってリニューアルしたホームページもまた、それと同じです。
昨日に続き、アーカイブをスマホ対応にリニューアルする作業に没頭しました。
そしてまた、工具から遠い日となりました。
そんなわけで、写真は先日に修理に入った自転車です。
コッタードピン仕様のクランクとは、また懐かしい。
これまでに数回だけコッタードピンに関わる作業をやった記憶があります。
ご近所同業者のアオタさん、マスダさん、ニキさんは、皆さん80歳を超えていらっしゃいます。
それに比べて、コッタードピンクランクでいちいち騒いでいる私なんて、まだまだ若輩者ですね。
大きなバスケット
2018-12-03
前用のバスケットは、大きなサイズが好まれます。
店の近くにある金融会社の社用で使われている自転車は、全て大きなサイズのバスケットへ交換されており、積載重量オーバーのために、度々修理に持ち込まれます。
写真の自転車は、前回の修理でバスケット・ステーを交換しました。
そして、今日は「ランプかけ」が破断したために交換。
バスケットは後用の方が良いと思うのですが、防犯上ダメなのかな?
重なる
2018-12-04
昨日の事です。
電話で出張修理の依頼が入り、営業が終ってからお客さんの自宅へ自転車を引取りに行く約束をしました。
19時の営業終了時間が迫ってきた時、店の電話の呼び出し音が鳴りました。
「パンクしたんですけど、今から20分後ぐらいかかりそうなんですけど、店へ行ってもいいいですか?」
時計を見れば、営業終了後の19時を過ぎる頃になりそうです。
「はい、分かりました。お待ちしております。」
私は、そう返答してから直ぐに出張先のお客さんへ、到着が遅れることを連絡。
営業終了時間にパンクのお客さんが来店され、慌てず、慎重に修理。
それから、店のシャッターを下ろして、出張先のお客さんの自宅へ行って、自転車を受け取りました。
もう遅い時刻だったので、そのまま自転車を預かって自宅へ直帰。
今朝は、昨日預かった自転車の修理からスタートしたところ、またまた出張修理の依頼の電話がかかってきました。
重なる時は重なるなぁ…と思いながら、今日は営業時間中に何度も引取りと配達を繰り返すことになりました。
宣伝活動
2018-12-06
昨日の休日、2018年の業務日誌アーカイブをスマホ対応へリニューアルさせました。
口座のある信用金庫の担当さんから、貴重な助言(たいへん若い女性の感想)をいただき、内容の変更も加えました。
これで、スマホ対応ホームページ制作もひと段落ですが、これからはより多くの方に店のホームページを見ていただく努力が必要です。
今日、雨の中をタイヤの空気が抜けてしまった自転車を押してお客さんが来店されました。
私は、修理作業を終えて会計の後に、思い切ってお客さんにお願いしてみました。
「店のホームページ作ったんです。スマホ対応の手作りなんで、ぜひ見て下さい!!」
今日から、来店されるお客さん一人一人に地味な宣伝活動をやっていきたいと思います。
完成検査
2018-12-07
写真の自転車は、昨日仕入れた完成車です。
ハンドルを真っすぐにすれば、とりあえず乗れる状態で入荷しました。
ところが、後輪が左右にガコガコとぐらついている状態で、そのままでは納車できません。
軸ベアリング部とブレーキ固定のナットが完全に緩んでいたのが原因でした。
ちなみに、昨日入荷した完成車は、後輪のベアリング部のナットが締まり過ぎて、タイヤを手で回しても直ぐに止まってしまう状態でした。
クルマと違い、自転車業界では未完成出荷が前提なので、製造メーカーに完成車検査の義務がありません。
自転車を販売する小売店の職業的良心だけが、完成車の性能と品質を左右するのです。
ゆえに、日産やスバルの無資格者による完成車検査のニュースは、自転車屋の私にとって考えさせられるものでした。
電気事業へ参入
2018-12-08
セールスの電話がかかってきました。
「グーグルと申します。この度、360度パノラマビュー撮影のご案内でお電話差し上げました。」
「あっ、はい…。うちはもうパノラマビューを撮影してもらっていてますけど。」
「失礼いたしました。さらに追加の撮影はいかがですか?」
「屋外と店内の3カ所を撮影してもらっていて、うちは狭いから、さらに追加となると、便所ぐらいしか残ってませんが。」
「今なら、撮影が無料になるキャンペーン中なんです。いかかですか?」
「キャンペーンですか。条件があるんでしょう?」
「はい、毎月の電気料金がお安くなるサービスがありまして…」
「それって、月の電気代が8000円以上の場合ですよね?うちは、エアコンをフル稼働させた月でも6000円以下なんですよ。」
「あっ…、失礼しました…」
明らかに、グーグルの名前を使ったセールス電話でしたが、面白いので最後まで付き合ってしまいました。
エアコン
2018-12-09
例年より石油ストーブを出したのが遅かった今年は暖冬ということですが、今日は急な冷え込みでエアコンのスイッチを入れました。
ストーブとエアコンのダブルの暖房はとても暖かいです。
ちょっと贅沢かなと思うのですが、サービス業なんだから…と自分で言い訳しています。
なじみのお客さま
2018-12-10
なじみのお客さんがブレーキの不調で来店されました。
作業は直ぐに終わり、そのまま雑談タイムへ入りました。
聞けば、健康のために毎日自転車に乗られているとのこと。
スポーツ車ではなく、一般車であるにもかかわらず、月に800キロも走られているそうです。
「街の中を走ってたら、空気不足や整備不良の自転車をよく見かけるわ。気になって仕方ない」とお客さん。
「ここの店の名前はええなぁ~。健康じてんしゃ店やろ。自転車を健康にするって、ええ名前や」
それはまさに、店名の意を尽くした内容だったので、私はそれを聞いてとても嬉しくなりました。
外装の変速
2018-12-11
坂の多い街では、外装変速の自転車が便利です。
自転車を販売する立場では、変速が 5段、6段もあれば、それがセールスポイントになって売りやすいかもしれません。
しかし、せっかく多くのギヤがあっても、ほとんど変速操作がされていない自転車をよく見かけます。
さらに、注油されずに錆びだらけになっている自転車も少なくありません。
同じギヤばかり使用したり、注油されなかった場合、写真のギヤは極端に摩耗して痩せてきます。
同時にチェーンも伸びて「歯とび」という症状が起こります。
今日、チェーン交換の依頼を受けました。
チェーンだけでなく、スプロケットもまた歯の摩耗が激しく、一緒に交換する必要がありました。
平坦路が多い姫路の街では、外装変速の一般用自転車(ママチャリ)が本当にお客さんのためになるのか疑問に思います。
販売する側は、安易にセールスせず、取扱いの説明もしっかりする必要があります。
おでかけ
2018-12-12
定休日の今日は、妻と一緒に千種川の上流へランチに行ってきました。
千種川といえば、ロードバイクで走るお気に入りのルート。
その千種川のず~っと上流にあるお店、自然菜園カフェ「遊楽里」(ゆらり)さんを訪ねました。
山々に囲まれた風景の中を走る川沿いのドライブは、ロードバイクのツーリング同様に大変気持ちの良いもので、姫路から60キロの道のりもあっという間に、100年以上前に建てられたという古民家のお店へ到着。
玄関で靴を脱ぎ、田の字の和室の客席へ。
暖かい陽が差し込む縁側の向こうには、心が和む田園風景が広がっていました。
妻と私は、自家栽培の無農薬野菜を使ったという週替わりランチを注文。
大変おいしくいただきました。
量販店
2018-12-13
チェーンがすぐに外れるという自転車が持ち込まれました。
チェーンが外れる原因の多くは、「伸び」です。
新車購入後に「なじみ」によって伸びるため、1~2カ月後の初回点検では必ずチェックする箇所です。
ところが、その自転車のお客さんは、「購入してから 1年ほど経っているけど、チェーンは最初から伸びてた。」と言われます。
そんなことはないだろうと思いながら、何気なくペダルを手に取ってみると、クランク軸がグラグラと大きなガタがありました。
驚いている私を見て、「それも最初からや。」とお客さん。
私は、写真の工具で緩んでいた部品を締めて、グラグラしていた部品を直すことにしました。
そうしたら、「それも最初から手で回ったんや。量販店だからしょうがない」と客さん。
確かに、通販や量販店で販売されているリーズナブルな自転車は、クランク軸の不具合が多いような気がします。
年末
2018-12-14
自転車の修理は、個人のお客さまが多いのですが、時々、企業・公的機関さまからも受けることがあります。
そのような仕事は、月末締め、翌月末の振込払いになることがあり、これもある意味キャッシュレスです。
今日、公的機関のお仕事を受けました。
やはり、修理代金については、納品書、請求書を本部へ出してからになると聞きました。
その時、よほど私の顔が悲しい表情をしていたのか、職員さんは「いやいや、今のは無しで、私のポケットマネーで立て替えて、現金で今日お支払いします。」と言われました。
個人事業者は年末が決算なので、たいへん助かりました。
おとしどころ
2018-12-15
社会のルールは守るべきですが、社会の役に立つのは、毎日となれば、なかなか続けにくいものです。
自転車屋の私は、それを無料でタイヤに空気を入れることで、毎日続けるようにしています。
ところが、「無料では悪い」と言って、お金を払われようとされるお客さんがいらっしゃいます。
素直に受け取ればよいのですが、意固地、頑固になってしまって、差し出されたお金を受け取らないのが私の悪いところ。
今日、「空気を入れて下さい」と、年配のオバさまが来店されました。
私が空気を入れている時、オバさまは財布を出されたので、心の中で断る準備をしていました。
すると、オバさまは「いつも入れていただいてありがとう」と、レジの前においている募金箱にお金を落とされました。
なんてスマートなオバさまなんだろうと思いました。
ブラウザ
2018-12-16
午後から雨降る今日は、スマホ対応のホームページ制作が大変はかどりました。
制作する立場の話になるのですが、パソコンの各ブラウザ、スマホ、パッドなど、閲覧される環境を考慮してデザインしているつもりですが、唯一、インターネットエクスプローラ、通称「 I E 」だけは、意図しているデザインになっていません。
同ブラウンザ最終バージョンは、11ですが、後継の「 Edge 」に変わっています。
「 I E 」はセキュリティ上問題が多く、使用している人も非常に少ないと聞いているため、デザインが崩れている現状について諦めることにしました。
数年前にも、ホームページをリニューアルさせた時、バージョンが 6~7だった頃ですが、同じように「 I E 」で苦労させられました。
「また、お前か…」といった感じです。
スマホ対応のホームページ制作では、現在、業務日誌の別編をつくっています。
その途中、開業準備に追われている時にサインボードを作ったページを見て、懐かしさに手が止まりました。
もう 3年前になるのか…( ← 遠い目 )
文章が長い
2018-12-17
この業務日誌をご愛読いただいている読者の方から電話がありました。
「更新が止まっているんやけど、どうした?」
私は、店のホームページ(当サイト)で毎日更新していることを説明すると、「全く知らなかった」という返事でした。
実は、スマホ対応のホームページへ業務日誌を移してから、アクセス数が激減しました。
長い文章のため、業務日誌の引っ越しについて読んでもらえなかったことが原因の一つだったかもしれません。
これに反省して、これからは短くまとめなくては…
もう一つ心配なのは、スマホ対応と強調しているあまり、「PCでは閲覧できない」と誤解されているのかもしれません。
当サイトは、がんばって「レスポンシブWebデザイン」で制作しているので、PCでも閲覧できるはずです。
I E を除いては…
裁縫に
2018-12-18
メーカーさんから送られてきた荷物の中に、隙間を埋めるための大きな紙が入っていました。
それを見た妻が、「これ、ちょうだい」と言って、床の上に広げてテープで貼り合わせ、きれいに折りたたみました。
妻の趣味は、裁縫。
大きな紙は、衣服を作る時の型紙に使うそうです。
貴重な助言
2018-12-20
スマホ対応のホームページについて、貴重な助言をいただきました。
初対面のその方は、私が制作したホームページについて、専門的な観点から間違っている箇所を指摘され、分からなかった点について解決方法を教えて下さいました。
また、ブラウザ「 I E 」は、「最終バージョンについて、まだ閲覧している方が多いので、デザインが崩れている事を諦めてはいけない」とも言われました。
脱サラ、開業して以来、いろいろな方に助けられています。
経理が分からないと悩んでいると、「分かりやすい本(写真)がありますよ」と面識のない方から紹介していただいたり、、店舗の内装デザインで悩んでいたら、同じような建物をセルフリノベーションされた店主さんに出会えて体験談をお話しくださったり、他にもいろいろあって、それらの事は不思議にさえ思えます。
諦めずに挑戦すれば、応援してくれる方が現れるのかなぁと感じます。
もしかしたら
2018-12-21
デジカメが壊れてしまったかも。
電源が入りません。
手に持って激しく振り回すと一時的に使えるようになるのですが、もう 9年ぐらい使っているので寿命かなと思います。
直りました
2018-12-22
ブラウザ「 I E 」で当サイトを表示させた場合、画像サイズが指定より大きくなり、リンクのボタンが押す度に消えていくという症状に悩まされていました。
「素人では無理や…」と諦めていましたが、2日前に来店されたO氏よりヒントを頂いたおかげで直すことが出来ました。
過去の業務日誌も全てスマホ対応に更新することができました。
朝からパソコンに向かって集中していたら、気が付けば16時過ぎ。
小雨降る冬至の今日は、いつもより早い時刻に照明のスイッチを入れ、店舗の入口を明るく照らしました。
タイヤの空気
2018-12-23
空気不足が原因で、タイヤ・チューブのトラブルになる事はとても多いです。
新しいタイヤ、チューブ交換を受けた場合、以降は空気不足にならないようにアドバイスします。
しかし、お客さんにとって適正な圧力まで空気を入れるのは難しく、1年も経たないうちに同じ空気不足でチューブ交換になってしまった方もいらっしゃいます。
そこで、私は考えました。
「空気は私が入れますから、定期的に店に来てください。」とお願いすることにしたのです。
今日、「空気を入れて下さい」とお客さんが来店されました。
後輪を見れば、以前に私がタイヤ、チューブを交換した自転車でした。
小さな修理
2018-12-24
クリスマスイブの祝日、ポスティングの仕事中のお客さんが来店されました。
自転車の前後のバスケットの中には、ポスティングのチラシが満載されており、見るからに重そうです。
「ハンドルが動いてしまうんです…」とお客さん。
ハンドルを確認すると、固定するネジが緩んでいました。
そこで、写真の工具で緩んだボルトをグイっと回して、すぐに問題解決。
ちょっとした小さな修理でしたが、お客さんにはとても喜んでいただきました。
話は変わって、
ホームページのデザインを変えました。
制作を始めた当初は、スマホ対応にするだけで精一杯でしたが、最近ようやく余裕ができてきたので、自分の希望していたデザインに変えてみたわけです。
この業務日誌は、トップバナーの下にある丸い自転車のマークをクリックしてジャンプできます。
小さな自転車屋の悩み
2018-12-25
クリスマスの今日を入れて、今年の営業日は残すところ 5日となりました。
個人事業者の決算は年末ということで、少し早いですが毎年恒例の年末棚卸をしました。
営業開始から棚卸も開始。ほぼ作業が途切れることなく、午後 5時頃に全ての商品を数え終えました。
ふと、私の店は一体どれぐらいの種類の商品があるのだろうと思って調べてみたところ、316品目ありました。
そのうち、タイヤは34品目です。
タイヤとチューブの在庫は、サイズの種類が少ない方が助かります。
しかし、いろいろな自転車のサイズに対応しようとすれば、どうしても在庫するサイズの種類が増えてしまいます。
小さな自転車屋の悩みどころです。
たぶん今年最後の
2018-12-27
店のBGMでかけているラジオを聞いていると、じわりじわりと年末を実感してきました。
今日は、たぶん今年最後になるかもしれない自転車を組み立てました。
年が明けてから納車する予定です。
お客さんからのご注文に感謝しながら、丁寧に手間をかけて組み立てました。
今日は
2018-12-28
のんびりした営業日でした。
これもまた年末らしい。
自転車屋のホームページなので
2018-12-29
今日は、おすすめ自転車を紹介するページをスマホ対応へリニューアルしました。
自転車屋のホームページなので、メインコンテンツになるのかな。
メニューにあるブリヂストンのロゴのボックスよりリンクしています。
同じメーニューにある出張修理の案内には、店の車であるススギ エブリのイラストを入れました。
手をプルプル震わせながら、がんばってカタログを見ながらペンで紙に手書きしました。(写真左上はボツ)
目の前の課題をひとつずつ
2018-12-30
振り返ればこの一年、妻とたくさん旅行に出かけました。
昨年末の業務日誌に、「日常生活から離れることで、新鮮な気持ちで仕事に打ち込むことが出来そう」と書いたことを覚えています。しかし、日銭を稼ぐ商売というもの、店を休むって、やっぱり不安。
その不安な気持ちを打ち消す方法は、旅行の他にもあると思います。例えば、買物、食事、飲酒…
モノを買って所有すれば安心し、希少なほど喜びがあります。
美味しい食事は、至福のひと時を味わえます。
お酒は日常を違った視点から見ることができます。
仕事とは、人を幸せにする、人の役に立つ、人を助けるという意味があると思います。
私の仕事は、自転車を修理することが多いので、どちらかと言えば、人の欲を満たすものではありません。
ゆえに、人を幸せにすることは出来ませんが、人の役に立つことで、お客さんの笑顔を見せてもらって不安な気持ちを打ち消したいものです。
なんとも現実逃避しにくい仕事ではありますが、来年は目の前の課題をひとつひとつこなして、がんばっていきたいと思います。