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姫路駅近くにある下町の自転車屋

BUSINESS DIARY

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空気圧不足

2025-07-01

数日前、パンクした自転車を押してお客さんが来店されました。
「この前ここでパンク修理してもらったのに、またパンクした」とお客さん。
その自転車は、前回の修理の際に空気圧不足で傷んだチューブの交換をお勧めしましたが、お客さんの要望でパンク修理をしていました。
パッチを接着する際に使用するエコセメントは、塗布したチューブの表面を軟化させるため、パッチ周辺のはみ出た塗布面に新しく穴が開いてしまったのが原因です。

実は、同じ事例が最近 2件続いており、擦れて傷んだチューブは迷わずお客さんに交換をお勧めしているのですが…、今日もまた、擦れて傷んだチューブにも関わらず「パンク修理でお願いします」と言われ、仕方なく傷んでボロボロになったチューブにパッチを貼り付けました。

画像の傷んだチューブは、今日交換させていただいたものです。
原因は空気圧不足だったので、お会計の時に「無料で空気を入れますから、日付を目安にご来店ください」と言って、日付を記したショップカードを手渡しました。

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夏は抜けやすい

2025-07-05

今朝、自転車に乗って通勤している時に、タイヤが柔らかく感じました。
店に到着してタイヤをチェックしてみると、少しだけ柔らかい状態。
前回空気を入れてから1ヶ月以上経っていたので、補充するタイミングでした。

暑い時期は、タイヤの空気が抜けやすくなるようです。
夏の路面温度は60度を超えて、そこに接地するタイヤは熱膨張で内圧が上昇するためだと考えられます。

今日、自転車の定期点検で来店されたお客さんに「夏は路面温度が高いので、タイヤの空気が抜けやすいですよ」とお話ししたところ、「タイヤも犬も大変ですね」とのご返答。
なるほど、本当だ。

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気になる箇所

2025-07-06

タイヤ空気入れの依頼でお客さんが来店されました。
空気を入れている時に目の前のチェーンを見ると、油が切れて錆びており、大きくたるんでいました。
お客さんの来店目的はタイヤの空気(無料)なので、こんな時に別件の整備提案をするべきか…、いつも悩むところです。
そのまま放っておけば上写真チェーンのように、リンクが固着したり、プレートが破断する恐れがありました。
そこで、思い切って声をかけてみました。
「あの~、気になる箇所があるんですけど、チェーンが…」と整備をお勧めしたところ、
「ぜひお願いします。言ってもらって助かります。」と整備の承諾を頂けました。

お客さんによれば、ちょっとしたことでも頼める自転車屋はありがたいということだったので、これからは積極的に整備の提案をやっていこうかなと思いました。

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私の休日

2025-07-10

私の休日といえば、売上金をATMに預け入れたり、店で使用する備品の買い物、段ボールや金属など資源ごみの搬出のような雑用で時間は過ぎていきます。
年末年始を除いて休日は水曜だけで、仕事が趣味なのかと揶揄されても仕方のない生活です。
そんな私を見かねたのか、「私は国宝が見たい」と妻。
私は、どこの美術館?と思いましたが、映画のタイトルでした。

昨日の定休日は、ものすごく久しぶりに映画館へ足を運びました。続きはこちら >

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シャッター

2025-07-18

シャッターが白く塗り直されています。
店舗のシャッターは、先の定休日に作業は完了しており、今日はお隣のハラルフードさんとバックヤードのシャッターです。
古い建物ですが、大家さんにはしっかり補修管理していただけそうなので、この先も長く店子としてやっていけそうです。

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思い込み

2025-07-21

前バスケット(カゴ)について、激突した衝撃や過積載による破損で交換することは少なくありません。
そんな時、私は金属製のバスケットではなく樹脂製をお勧めしています。
ところが、多くのお客さんが金属製の方が丈夫だという思い込みから、すぐに樹脂製のバスケットを受け入れていただけません。
確かに樹脂製は経年劣化で白くなるのですが、これまで破損して取外したバスケットの大半は金属製。
でも、資源リサイクルという観点から見れば金属製の方が良いのかな…

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補修パーツ

2025-07-27

技術サービスについて日頃から意識していることは、ただただ修理作業で不手際がないように注意を払うようにしています。
飲食店は「味」で比較されますが、街の自転車屋は技術で比較されることは少ないように思います。
パンク修理なら直って当たり前なので、ただただ不手際がないように注意するわけです。
もうひとつ技術サービス面で意識しているのは、販売する機会が少ない補修パーツでも在庫するようにしていることです。

先日、後ホイールの軸が折れてしまった自転車が持ち込まれました。
幸い付属している部品は流用できそうだったので、軸のみ交換することで対応しました。
調べてみれば、その軸を仕入れたのは2020年なので、5年間も在庫していたわけです。
その後すぐ卸屋さんに在庫用の同商品を発注しました。
次に修理で使用するのは何年後だろう…

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