CYCLING
峠のうどん屋さんとパン屋さんを目指して生野へ 帰路は市川に沿って追い風の中を姫路へ
2013-09-26
最高気温が30度を下回って、ようやく秋の気配を感じられたこの日、北に向かってツーリングに出かけてきました。目的地は、生野峠近くにあるうどん店。購読している新聞の記事を読んだのがきっかけでした。
うどんと言えば、ブームも落ち着いた「讃岐」を思い浮かべますが、この度訪れるお店のうどんは京風です。
30年以上も京都で手打ちうどんの店を営んでこられた店主が、還暦を控えて京都の店を畳んで里帰り。故郷の自然を生かした食材で、こだわりの一品を届けられているというのです。
自宅から生野までおよそ50kmあるだろうと予測しました。昼前に、出来れば開店時間の11時頃に到着したいと考え、自宅を 8時30分に出発。写真は、姫新線を過ぎた辺りの夢前川のサイクリングロードです。
この日は強烈な向い風が吹いていました。
沿道には彼岸花が咲いて、長閑な田園風景…と言いたいところですが、強烈な向い風が吹いています。
こんな時は速く走ろうとは考えずに、ゆっくりと前進。それでも心が折れそうでした。
うどんを食べる!と言うハッキリした目的がなかったらUターンしていたかも。
1時間以上もかかって中国自動車道のある前之庄に到着。予定より大幅に遅れていました。
前之庄からは進路を東に変えて福崎まで県道23号を走ります。多くの大型車両が行き交うその区間はだらだらと上る坂もあって、私にとって嫌いな道のひとつです。
市街地を抜けて国道312号で福崎を目指すルートはさらに嫌なので、生野方面へ出かける時はこのルートを走ります。
福崎町に入って西治の交差点を左折。再び進路を北にして生野を目指します。
楽に走るなら、JR播但線に沿って北上するルートがあります。しかし、それは帰路のルートに取っておくことにして、まだ元気のある行きは、峠越えのルートにしました。
行きも帰りも同じルートを走るのは面白くないですから。
写真の奥に見えるのは、近畿医療福祉大学だと思っていたら、名前が変わっていて、神戸医療福祉大学となっていました。
福崎町から市川町に入り、JR播但線の西側に沿った道路を北上します。
あまり舗装の状態が良いとは言えない道路ですが、線路の東側にある旧国道(県道404号)や、さらにその東にある国道312号に比べると、個人的には走りやすいのではないかなぁ?と思っています。