兵庫県では、峠が連続するルートとして知られる国道429号。
倉敷を過ぎて、その国道429号を西へ走り（ここでは平坦路）、やがて国道 2号のバイパスとの合流地点にやってきました。
ここから交通量が多くなります。
覚悟して 2号線に入ると、そこは車の長蛇の列。すごい渋滞です。大型トラックにあおられるはずが、その脇をスルスルと気持ちよく通り抜けて走りました。
浅口市金光町に入っても渋滞は続きます。
倉敷から 1時間経ったので沿道のコンビニで休憩。ちょうど昼食時でしたが全く空腹感がなく 、軽く補給食を摂っただけで休憩を済ませました。
岡山県の西端の町、笠岡市を通過します。
お昼を過ぎて気温は上昇してきます。これまで単調な街の風景が続いていましたが、笠岡の町を通り過ぎたところで海が見えました。
道がカーブしており、昨年もここを通ったことをはっきり覚えていました。瀬戸内のツーリングなんだから、やっぱり海が見えた方が気分が良いです。
もうすぐ、広島との県境です。
お昼を過ぎて、このまま何も食べずに走り続けるのはまずいなぁ···と考えていたら福山市に到着しました。
そんな時、沿道にあったうな丼の写真が目に入りました。 食欲がない時はウナギに限るということで、吉野家にて昼食タイムとなりました。
交通量の多い国道 2号線は、お店に困ることがないのがうれしいところです。
福山市内を通過します。
車道の左端をシャーと気持ちよく走ります。赤信号で何度も停車しましたが···
後で聞けば、福山の市街地では自転車は歩道を走ることになっているらしい…（車道通行不可？）
福山の市街地を通過した後、昨年迷い込んだ赤坂バイパスを避け、松永、東尾道の町を走ります。
電柱と電線、店の看板が並ぶ単調な町の風景が続きます。
この日は、向かい風で思うように速度が上げられませんでした。
尾道の町にやってきました。
ここで写真を撮っていると、小径車でツーリングをされているやや年配のサイクリストから声をかけられました。そこで、お互いにカメラのシャッターを押して軽く会話を交わします。
「私は急がない旅で、今日は三原まで。次回は長野まで移動して走ります。お金はかかりますけどね。」
夜を徹して下関を目指す私のプランを考えると、なんともうらやましく思えました。
尾道の街を過ぎ、海岸線に沿った道路を気持ちよく走ります。
15時頃、この先にあったコンビニで休憩。ちょうど背中のハイドレーションパックのドリンクがなくなったので、ここで補給します。
この頃が暑さのピークでした。
三原の町にやってきました。
昨年はこの辺りから膝が痛くなりはじめたのですが、今回は問題なし。
この先から始まる山岳ルートを普通に走れると思うと嬉しくなりました。