300m少し国道を走った後、再び西国街道へ。
上写真は、青丸の付近です。
道幅といい、交通量の少なさといい、のんびりしたサイクリングには昔の街道が最適に思えます。
どこにでもある生活道路なのですが、自然を切り開いて造成された住宅地には無い雰囲気が街道にはあります。
この度のサイクリングに、山、川、田園風景は望めませんが、そんな街中サイクリングでも十分に楽しい。
JR土山駅の西。
加古川バイパス・第二神明の明石西ランプを南に下ったところの交差点です。
そろそろ西国街道と分かれて、海沿いのルートへ移動するポイントが近づいてきました。
道端に、【 右 三木 】という道標を見つけました。
隣の側面には、【 左 二見 】とあるので、これは逆から見た方向で案内しているようです。
写真の場所は、三木~二見を結んでいた古道と西国街道が交わる古来からの交差点。
西国街道とはここで分かれて、海を目指して右折します。
上写真は、青丸の赤ラインが曲がった角です。
現在の街道、明姫幹線(国道250号)です。
あらためて見ると、車線が多い広い幹線道路だなぁと感慨深く感じました。
10代の頃、自転車でこの道を通って姫路と明石を何度も往復した思い出の多い道路です。
その頃は、いかに速く走るか…しか頭になかった私ですが、52歳の今も自転車を楽しんでいることに変わりはありませんね…
山陽電車 東二見駅のすぐ東にある踏切。
その前方交差点は、明姫幹線より以前の国道だった道路があり、 さらに先の沿岸部には、古来から明石と高砂を結んでいた古道【高砂道】が一部ルートを変えながらも残っているようです。