業務日誌

健康じてんしゃ店の業務日誌です

2016

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2016–07–01

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スポーツ車の仕事

先月は、スポーツ自転車の仕事がパタリと止まりました。
魅力的な商品の在庫はないし、ツーリングイベントもやっていないし、特別にアピールもしていないので、そのような仕事が継続するのは難しいだろうと思っていました。

そんな状況の中、数日前にアルテグラのホイールをご注文いただきました。
そして、今日はクロスバイクのメンテナンスも入りました。

今日の日記は、アピールということで…

2016–07–02

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エアコン稼働

昨日からエアコンを稼動させました。

道路に面している私の店舗は、入りやすいように入口を開放させてきました。
しかし、それではエアコンがフル回転状態になるため、写真のように少しだけ開けることに。
冷房のきいた店内は快適です。

2016–07–03

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ヘッドの不調

ロードバイクの修理が入りました。
ハンドル部分がグラグラするということでした。続きはこちら >>

2016–07–04

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今日は

昨日と同じように、ゴロゴロと雷の音が聞こえ、空が黒くなり、ザーッと雨。
その後は、カーッと晴れ間が広がり、私は、のれんを入れたり出したり…

2016–07–05

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やれることは何でもやる

5月に骨折した左足小指は、ほぼ治ったようです。
しかし、痛めた靭帯はまだ少し痛みがあり、左足で飛び跳ねることは出来ません。
それでも、普通に歩き回れるようになったので、骨折で延期していたチラシのポスティングを開始しました。
骨折する前に用意していたチラシは、500部と少なめにしています。
地域によって内容を変えようと思っています。
昨日は、営業を終えてから100部のチラシをポスティングしました。
今日も同じ部数を配るつもりです。
実は、骨折して歩行困難だった時、1部だけチラシを持っていった場所があります。
それは、最寄りの派出所。
「パンクで困った方がいらっしゃたら、ご案内ください。」とお巡りさんにチラシを手渡したところ、「覚えておきます。」と受け取っていただきました。
警察で営業チラシを受け取ってもらえるのは、自転車屋だからかもしれません。
昨日は、新幹線高架下にある自転車置き場の詰所のおじさんにチラシを手渡しました。
骨折が治った今、再び「やれることは何でもやる」という強い気持ちでやっていきます。

話は変わって、
写真は、修理で持ち込まれたロードバイクです。続きはこちら >>

2016–07–07

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チラシ

電話でのお問い合わせがありました。
「パンクしたんですが修理してもらえますか?」
「はい、大丈夫です。ご来店お待ちしております。」

その後しばらくして、女性のお客さんが自転車を押して来店されました。
先ほどお電話をいただいたお客さんでした。
私は作業をしながら、尋ねてみました。

「私の店はオープンしてからまだ 3ヶ月ほどしか経っていないのですが、店の電話番号はどのように知られたのですか?」

「 2月にチラシが入っていたでしょ。これは大切なモノだと思って、電話の前に貼っていたのよ。」

2016–07–08

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陳列

ゆっくりした雨降る営業日、壁にぶら下げている商品(一般自転車用)の模様替えをしました。
ハンドルカバーやゴム紐など、在庫している商品の種類も数も僅かですが、見やすいように並べ替えてみました。
売上のほとんどは一般自転車の修理なのですが、商品を見せる努力も店舗として大切だと思っています。
「きれい過ぎるとお客さんは来ない。ゴチャゴチャしている方が町の自転車屋らしい」という意見もあるのですが…

2016–07–09

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よくあること

リヤ変速の調子が悪いというロードバイクが持ち込まれました。

実は、数か月前にも同じ症状で持ち込まれたお客さんで、その時は前後のシフトワイヤーがフレームのチューブ内で絡み合っていたのが原因でした。

まずは実走して変速の具合を確認します。
シフトレバーを順番に操作してみると、全体的にレスポンスが悪く、トップギヤへチェーンが入らない状態でした。
当然ですが、前回とは全く異なった症状です。

店内に持ち込んで、メンテナンススタンドにセットした状態で、再びシフトレバーを操作して変速の具合をチェックします。
これは、単純にワイヤーのアジャスター調整の問題ではなく、ワイヤーがスムーズに動いていない症状と判断、ケーブルセットを交換する事をお客さんに提案しました。

結果、バーテープをほどいてSTIレバーからワイヤーを抜いてみると、写真の通りでした。

「変速が調子悪い」という症状、実に様々な原因があります。

2016–07–10

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変速の不調

3台のロードバイクが変速調整のために持ち込まれました。

最初のバイクは、変速機のアジャスターとストローク調整ネジで作業完了。定番といえる作業内容でした。

ところが、2台目と 3台目は、変速機が取り付けられているエンド部の歪みが原因。
写真の工具で修正を試みましたが、エンドの素材が鋳物のように堅く、塑性変形させることができませんでした。無理に力を加えると「パーン」と割れてしまうのです。

以前は粘りのある素材で微妙に変形させることができたのですが、最近は強度重視のためか、そのような修正ができない素材のエンドが多くなったように思います。

2016–07–11

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パンクの原因

おばあさんがパンクした自転車を押して来店されました。

いつものように椅子に腰をかけていただき、私はパンク修理を開始。
チューブを水の中に入れて、ポツポツポツと小さな気泡が出る穴を発見。
その部分にパッチを貼り、再度チューブを水の中に入れて問題ないことを確認しました。

さて、ここからが大変でした。
チューブの穴の大きさから、細い異物が刺さった事が予想できました。
タイヤにその異物が残っていると再度パンクしてしまうため、タイヤの内側を入念にチェックします。

「何も無いかもしれない」
「いやいや、残っていたら大変」

心の中で葛藤しながら、時間をかけて異物を探しますがなかなか見つかりません。
ほとんど諦めかけた時、指先にプチッと尖った物が触れた感覚がありました。
その部分を目を凝らして見ますが、何も見えません。
指先の感覚を頼りに専用の工具を使って抜き取り、それを手のひらに置いてみると、細い針金でした。
おばあさんに見てもらいましたが、「見えへんわ」と。

パンク修理は、その作業の早さを語られることがあります。
私のパンク修理は、どちらかといえば遅い方かもしれません。

2016–07–12

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ポスティング再開

営業を終えてから、チラシのポスティングをしました。
前回のポスティングから半年経っているというのに、つい先日のような気がします。
今回は電動アシスト自転車なので、ストップ&ゴーを繰り返すポスティングには最適です。
今日は、準備していたチラシを全て配り終えました。
現在、4000部あまりのチラシを追加発注しています。
それが届くまでポスティングはしばらく休憩。

2016–07–14

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針金アート

針金アートの自転車コレクションを頂きました。

1本の針金から作られた28台の自転車は、自転車博物館サイクルセンターで針金アートの講師をされていた故・太田さんの作品です。
大切に展示したいと思います。

2016–07–15

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今日は

のんびりした営業日でした。

2016–07–16

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チラシの効果

クロスバイクのお客さんが来店されました。
「ポンプはありますか?」とお客さん。
最初はポンプの在庫を尋ねられたと思ったのですが、「フレンチバルブ用のポンプがあれば空気を入れて欲しい」という依頼でした。

「最近オープンしたんですか? チラシを見て来たんですよ。近所なのでウレシイ」とお客さん。

オープンから 3ヶ月経ったのだけど、近所でもまだ知られていないのが現実。
故に、近所からチラシを配ったのは正解だったかも。

2016–07–17

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戻ってこられませんでした

おじいさんが自転車を押して来店されました。
「カギを付け替えて欲しい」という依頼でした。

私はおじいさんから自転車を受け取り、店内へ入れようとしたところ、後輪が回りません。
さらに、その後輪はタイヤに穴が開いて交換が必要な状態でした。
後輪には、車体に取り付けられたサークル錠が施錠され、キーを回しても開錠できませんでした。

「それ壊してええから」

おじいさんの言われる通り、私は電動工具で鍵を切断。新しい鍵を車体に取り付けました。
料金をいただいた後、「タイヤも交換しましょうか?」と尋ねたところ、「それはいい」と断られ、おじいさんは帰られました。

しばらくして、そのおじいさんが店に戻ってこられました。

「後ろがゴトンゴトンするんや」
「それはね、タイヤに穴が開いて空気が入っていないからですよ」

おじいさんは納得した様子で帰られましたが、数分後に戻って来られ、
「後ろがゴトンゴトンするんや」

その後も、同じことを何度も言うおじいさん。
私は、同じ説明を繰り返すうちに、認知症かもしれないと思いました。
施錠され回らない車輪を長く引きずったようで、タイヤとチューブは大きな穴が開いており、通常のパンク修理では無理でした。
そこで、とりあえず乗れるように応急処置をします。

自転車は乗れる状態になりました。
おじいさんは財布を取り出しましたが、中にお金は入っていません。
「おかしいなぁ」というおじいさんに「後でいいよ」と言いました。
結局、この日、おじいさんは店に戻ってきませんでした。

「おじいさんは無事に家に帰れただろうか?」と心配しつつ、 おじいさんは店に戻ってくるかもしれないと期待もしています。

2016–07–18

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パンク

「この前見てもらったのに、半日で空気抜けた」と、先日来店されたばかりのお客さんが来店されました。

前回チューブを見た時は穴が見つかりませんでした。
実は、いくら調べても穴が見つからないパンクというものがあります。
原因は、以前に修理されているパッチの貼り方に問題があるのです。

パンクの穴がチューブ面のライン上(写真)にあり、そのラインを平らに整形しないままパッチを貼った場合、パッチがチューブ面に密着しません。
高圧に空気を入れた時に限り、そのラインに沿った道筋より空気が漏れる場合があるのです。

通常、パンク修理では、タイヤからチューブを取り出して、それを水の中に入れて気泡を探すのですが、その時のチューブの空気圧は、乗車時の適正空気圧に比べるとごく僅か。
したがって、ラインに沿った道筋から空気が漏れるという状態になりにくいため、水の中にチューブを入れて調べても、漏れている場所を特定できないのです。

今回の場合、写真のパッチの貼り方に問題があると予想していました。
前回来店された時に、その旨をお客さんに説明していたので、今日は特に問題なく対応することができました。

お客さんの目を盗んでパッチを指で引っ張り、空気が漏れる状態にしてから、「パッチの貼り方が悪いです。」というのは私には出来ません。

2016–07–19

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腰痛

私はこれまで何度も腰痛で動けなくなった事があります。
それは突然のことで、ある時は妻が作ってくれた弁当箱を手に持った時。
そして、またある時は、軽く後を向いた時に腰痛で立てなくなりました。
こればかりは、気を付けるといっても難しいのです。

昨日の朝、顔を洗うため、前に屈もうとした時です。
腰痛にとっては、最も危険度が高い行為なので、気を付けていたのですが、そこで腰に痛みが走りました。

「まずい!」

そう思って、直ぐに腰をかばいましたが腰に嫌な痛みが残っています。
足の骨折の時は、片脚が残っていたので店を営業出来ましたが、ひどい腰痛の場合は立つ事が出来ないので休業せざるを得ないと、最悪の事態が頭をよぎります。
しばらく布団の上で寝ころんで安静にしていると、なんとか立ちあがることが出来ました。

昨日、そして今日、お客さんはほとんどいらっしゃらなかったので、十分に腰を休ませることができました。

どちらにしても喜ぶ状況ではありませんが、まずは体が資本ということで…

2016–07–20

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記帳指導

定休日の今日は、姫路税務署による記帳指導の講義に出席してきました。

すでに、昨年分の青色申告は済ましていますが、それは、店舗も売上も全く無い状態で、給与所得を損益通算させるための確定申告でした。

今年 1月から仮店舗にて営業を開始したところ、 少しずつ売上が入ってきました。
電気や水道、通信のインフラも整い、商品の仕入れも始まりました。
4月からは店舗も完成して、本格的に営業を開始。
そうなると、毎日のお金の収支を帳簿に記帳していくことになります。

私には、簿記の資格も知識もありません。

これまでは、独学で青色申告に必要な複式簿記で記帳してきましたが、会計ソフトは使用しておらず、正規の簿記の原則に従っているのか、どうか、さっぱり分からないのです。

税務署による無料の記帳指導に申込んだのは、今年 1月でした。
そして、本日ようやく第一回目の講義が開催されたわけです。

今日は、広い会議室で女性の税理士さんによる講義を90分ほど聞きました。
次回からは、担当の税理士さんによる個別指導になります。

なんといっても、個別で無料。ありがたや~、ありがたや~

2016–07–21

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今日は

のんびりした営業日でした。

2016–07–22

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チラシ

昨日、注文していたチラシ4500部が届けられました。
今日から配るつもりでしたが、いろいろあって明日からとなりました。

今日ものんびりした営業日でした。

2016–07–23

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ポスティング

チラシのポスティングを再開しました。
姫路駅近くのエリアを回ります。
マンションや会社の事務所が入っている建物が多いため、100部のチラシは直ぐに無くなってしまいました。
開業して分かったことなのですが、会社で使われている自転車の修理が多いのです。

予定より早く終わったので、来月開業する予定(?)の知り合いの方の店を訪ねてみましたが、さっぱり場所が分からず。(東来春の近くと聞いていたのですが…)
まだ 7月だから店舗工事もまだなのかな?

2016–07–24

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営業が終ってから

これまで何度か営業終了後に出張修理を受けたことがあります。
出張といっても、自転車を預かってから店に戻って修理して、再び自転車を届けるので、2往復するわけです。
店舗の営業中は無理なので、19時以降でも大丈夫なお客さんに限って仕事を受けており、料金は店舗と同じにしています。

出張修理を依頼されるお客さんは、パンクして自転車に乗れないので困っていらっしゃるわけです。
自転車を届ける時刻が20時を過ぎることも多いのですが、「時間が遅いのは全く大丈夫。助かります。」と言われるお客さんがほとんどです。

料金の事(お金儲け)を考えると全く採算が合わないのですが、この仕事、私が目指している自転車屋としての原点に戻れます。

今、久しぶりに一件の出張修理を受けました。
チラシのポスティングはできませんでしたが、それはマイペースでやっていきます。

2016–07–25

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ブレないように

朝、電話がかかってきました。
姫路駅前に置いている自転車が緊急事態になったということでした。
電話の向こうで、お客さんが困っていると思うと、「何とかしたい」と思ってしまいます。
自転車を店まで運べないということなので、お客さんに徒歩で来店していただくようにお願いしました。( ← 駅から徒歩 7分)
夕方、お客さんが来店。
店の入口に「出かけています。直ぐに帰ります。」と貼り紙をして、自動車でお客さんと一緒に姫路駅まで自転車を取りに行きました。
約20分後に店に戻り、緊急事態の自転車は問題解決。

オープンして間もないヒマな店だから、今日のような対応ができました。
「これから数年後にも、今日と同じ対応ができるのかな?」と自問自答してみました。

数年後、今と同じぐらいヒマだと対応できるでしょうが、今と同じぐらいヒマだと廃業しているかもしれません。
もし、忙しくなったとしても、一般車を扱う自転車屋としてブレないようにしたいものです。

2016–07–26

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今日は

のんびりした営業日でした。
もうすぐ営業終了という時にパンク修理がありました。
最近、一日に一件のパンク修理が入るようになりました。

2016–07–27

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ブレーキ交換

朝店が駅に近いという理由かどうか分かりませんが、趣味ではなく、通勤などの街乗りで使われているスポーツ自転車が修理で持ち込まれることが少なくありません。

先日は、Vブレーキの交換、そして今日は、ディスクブレーキを新品に交換しました。
どちらも、リターンスプリングが折れた状態で持ち込まれました。
ディスクブレーキの自転車は、なぜかリヤが Vブレーキ。
この場合、キャリパーはレバー比に気を付けてモデルを選択することになります。

街の自転車屋といえども、スポーツ自転車と無縁ではないご時世となっているのですね。

2016–07–29

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緊急事態

開店早々、電話がかかってきました。
パンクした自転車を姫路駅近くに置いているという、緊急事態のお客さんからでした。
営業中の出張修理はやっていないので、19時以降なら対応できると話しましたが、夜は出かけられないとの事。
そこで、店に来店していただき、先日と同じように自動車でお客さんと一緒に自転車を取りに行きました。

街の自転車屋になってから分かったことがあります。
それは、「自転車は、生活に無くてはならない大切な乗り物」という方が少なくないのです。
いわゆる交通弱者といわれる自動車の免許を持たれていない方で、ひとたびパンクなどトラブルがあると、たちまち生活に支障をきたしてしまいます。
今日のお客さんも、自転車がパンクして乗れなくなり、たいへん困って電話をかけてこられたご様子でした。

修理が終わり、お金を頂いた時、お客さんから言われました。

「本当にありがとうございました。」

お金を頂き、合わせて、お礼の言葉も頂きました。
あえて厳しい一般の自転車を扱う仕事を始めた私ですが、今日のお客さんから頂いたお礼の言葉のおかげで、少しだけ自分の仕事に誇りを持つことが出来ました。

2016–07–31

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重なる時は…

重なる時は重なるもので、先日から預かっているロードバイクが 2台。
今朝、メンテナンスでロードバイクが持ち込まれ、午後からもメンテナンスでロードバイクが持ち込まれました。
そのうち 3台が「異音」がするという依頼。
4台のうち 2台のお客さんは、作業が完了したバイクを持って帰っていただきました。

悲しいかな、 私の店には 4台分のスタンドと保管スペースがないため、一時はどうなることかと焦りました。

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