健康じてんしゃ店

2021

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明けましておめでとうございます
2021–01–04

明けましておめでとうございます。
本日は、2021年最初の営業日です。

毎年のことですが、年始の営業日は「お客さん、来られるかなぁ~」と心配になります。
また、「最初の売り上げは何かなぁ~」と思ったりもします。

今朝は、開店準備も終えていないうちから修理のお客さんが来店され、最初の売り上げは、後タイヤ・チューブ交換でした。
その後も修理で来店されるお客さんが続き、忙しい新年最初の営業となりました。
ありがたいことです。

本年もよろしくお願いします。

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今日は
2021–01–05

昨日と打って変わって、とてものんびりした営業日でした。
そこで、メーカー、卸屋さんへ在庫が少なくなった商品を発注したり、空気不足でパンクしたお客さんへ手渡すポストカード(写真)を用意したり、バックヤードと店舗の裏を隔てている屋外フェンスを撤去したり、いろんな用事をすることができました。

店舗裏の屋外には、廃タイヤ・チューブ、修理で生じた廃棄物などのゴミを置いています。
今日、フェンスを撤去したことで、ゴミ置き場が広くなりました。
便利にはなりましたが、なるべくゴミは溜めないように…

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売上につながる?
2021–01–07

北隣区画のバックヤードについて、これからどのように使用するのか、あれこれ考えています。
家賃・電気代などの固定費は上がることになるので、売上も上がってほしいところです。
今日は、入荷した展示用の自転車を組み立てました。
ホイールの修正作業中に、車体と他の部品は安全なバックヤードへ移動させます。
その間に、後タイヤ・チューブ交換の修理が入りましたが、広い作業エリアで落ち着いて修理作業をすることができました。
そのような使い方が直接売上につながるとは思えませんが、内装工事が始まるまで時間があるので、あれこれ考えていきたいと思います。

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税込表示
2021–01–08

4月 1日から、商品の価格表示を税込にするように義務付けられるそうです。
以前もそのような決まりがあったような記憶がありますが、消費税が 5パーセントから 8、10パーセントになって、たびたび変わるものだから忘れていました。
小売店にとっては結構大変な事で、もし将来また消費税が上がったら、全てのプライスカードを書き換える必要になります。

私の店では、陳列している商品、作業料金は税込価格で表示していますが、展示している自転車は税抜きの価格表示でした。
ブリヂストンのカタログが税抜き表示なので、それに合わせていたのが理由です。
幸い、展示している台数はわずかなので、プライスカードとホームページの変更は直ぐに終えることができました。

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今日は
2021–01–09

のんびりした営業日でした。

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誰も悪くない
2021–01–10

押しピンが刺さってパンクした自転車について「やられた」と話す方は少なくありません。
空気圧不足で起ってしまったパンクについて、チューブの欠陥と決めつけ、チューブ交換をした私のせいにされた方もいらしゃいます。

いたずらがまったく無いとは言えませんし、都合の悪いことが起こるとモノや人のせいしてしまう気持ちも分かります。

この世は、辛いこと、都合の悪いことが起こってしまうものです。

大切なのは、その時、その後、何を思い、どのように考えて行動したかではないでしょうか?
誰も悪くはないのです。
コロナ渦中の今、特にそう思います。

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今日は
2021–01–12

のんびりした営業日…と思っていたら、ポンポンポンと修理の自転車が持ち込まれて、営業が終わってみたら、平均的な売上になっていました。
昨日も同じ。
今日は、朝から冷たい雨が降る冬の営業日というのに、ありがたいことです。

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サービスの根幹
2021–01–14

兵庫県にも緊急事態宣言が出されました。
昨年 4月に出された時、売上が30パーセントほど少なかったので、この度も覚悟しています。
「コロナで自転車屋は儲かっているらしいな」とよく言われるのですが、私の店では、コロナ禍以前より展示している自転車の台数を減らしたので、前年より販売台数は減りました。
それでも、この状況で営業できることに感謝しないといけません。

私の店では、サービスの根幹は「修理」であると決めています。

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確定申告
2021–01–16

先日、ブリヂストン社より昨年12月分の請求書が届き、令和 2年度の経理が全て完了しました。
確定申告の準備も整ったところで、国税庁のホームページから申告書を作成する準備を始めます。

これまで電子申告する場合、使用するブラウザは「 InternetExplorer 11」に限られていました。
ところが今年からは、Edge、Chrome も使用できることになっており、私は Chrome を選択。

まずは、青色申告による決算書の作成から始めました。
エクセルで作った帳簿の数字をパソコンの画面に入力するだけで、決算書の作成は完了。
次に、貸借対照表を作成するところで、上にあるような注意書きが表示されました。

2年前、e-Taxによる申告を始めたきっかけは、上の注意書きにある適用要件を満たすためでした。
所得税・市県民税だけでなく、国民健康保険料にも反映するので、青色申告控除額10万円の減額は大きい…

今日は、貸借対照表の作成まで完了。
なんとか無事に青色申告控除額 65万円が適用されそうです。
やれやれ…

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緊急事態
2021–01–17

緊急事態宣言の効果があってか、のんびりした営業日が続いています。
それでも、自転車の緊急事態(修理)のため、今日は 6人のお客さんが来店されました。
「明日は仕事で乗るから、開いててよかった」と言われた時は、ちょっと嬉しくなりました。

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今日も
2021–01–18

のんびりした営業日が続いています。
今日は売上がゼロか…と思っていたところ、夕方に 2台の自転車が修理で持ち込まれました。

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あと2か月
2021–01–21

高校生のお客さんがパンクした自転車を押して来店されました。
タイヤからチューブを引っ張り出して調べてみると、モノが刺さったパンクではなく、表面がすり減って穴が開いた状態でした。
タイヤもすり減って溝が無く、チューブ共に交換した方がいいなぁと思えました。
さらに、正面から激突して大きな衝撃が加わったようで、フロントフォークも後方へ曲がっています。

「あと 2か月なんですけど、もちますか?」
「あっ、この春に卒業なんやね」

そういうことで、普通のパンク修理で済ませました。

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自分のことのように
2021–01–22

お客さんにセールスしてご契約をいただく営業は、私にとって一番苦手な仕事です。

以前、近所の生命保険会社の営業さんが、私の店へ「飛び込み営業」に来られました。
私自身の保険についてセールスされるのですが、同生命保険会社さんとは終身保険と養老保険の2つをすでに契約していることを説明しました。

「あぁ、そうでしたか…」と営業さん。
そこで、私は「個人賠償責任保険のパンフレットをお持ちでしたら、うちの店で自転車保険の案内の際にお客さんに渡しますよ」と言って、営業さんの名刺と一緒に数部のパンフレットを受け取りました。

昨日、その営業さんから電話がありました。
それは、私がパンフレットを渡したお客さんから、契約したいという電話があったというお礼の内容でした。

見返りを求めるのではなく、私の苦手な営業をされている方を純粋に応援するつもりでパンフレットをお客さんに渡したので、その営業さんからの電話は自分のことのように嬉しく思いました。

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パンク修理できますか?
2021–01–23

お客さんからお問い合わせの電話がかかってきます。

「パンク修理はできますか?」
「自転車の修理はできますか?」

自転車屋の私に「パンク修理はできますか?」と尋ねられるお客さんの真意は…

店舗を構えて日中営業しているのだから、来店していただけることを前提に考えてしまいます。
しかし、それは私自身の「自分本位」な考え方であると、この頃は気付くようになりました。
上のようなお問い合わせの場合、出張サービスを希望されている方の割合が多いのです。

自転車の故障で困っているお客さんにとって、出張サービスを行っている自転車屋に電話をかけたのだから、出張修理が前提になるのは当然のこと。
だから、お客さんにとって、わざわざ「出張」と言う必要はないというわけです。

サービス業たる者、自分本位であってはならない基本中の基本は分かっているつもりでしたが、実務において至らない点が多々ある私でした。

「パンク修理はできますか?」
「自転車の修理はできますか?」
近頃は、そのようなお問い合わせがあった場合、次のように返答しています。

「ご来店されますか? それとも、こちらからお伺い致しましょうか?」

当たり前のことですが、今一度、相手の立場になって考えるように努めないといけませんね。

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チェーンのたるみ
2021–01–24

あるある自転車屋の話です。

チェーンが外れるので引っ張ってほしいと、お客さんが来店されました。
ところが自転車を見ると、6段のギヤと外装変速機という仕様です。

後のギヤが1枚しかない一般的な自転車の場合は、車輪を後方へ移動させ、たるんだチェーンを引っ張ることでチェーンは外れなくなります。
ところが、後のギヤが 6枚ある自転車は、変速機によってチェーンが常時引っ張られているので、車輪を後方へ移動させても解決しないのです。

お客さんの自転車は、別の箇所(ギヤ内部にあるラチェット部)に不具合があり、ペダルを止めた時に「チャリ、チャリ、チャリ…」とスムーズに空転しない事が原因でチェーンが外れていました。

私は、チェーンを引っ張っても直らないことをお客さんに説明しましたが、なかなか理解してもらえません。

「YouTubeの動画で、チェーンを引っ張ったら直るって言ってましたよ」
「それは、後のギヤが1枚の自転車の場合なんです」
「でも、YouTubeで説明していた人は、プロですよ」
「私も自転車屋です!」

この一件で、YouTubeにハウツー技術系の動画はアップすべきではないと思いました。

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テリトリー
2021–01–25

遠い、近いと感じる距離感は、生活圏に関係しているようです。

私の自宅は、姫路駅を中心に見て、市街地のやや西にあります。
サイクリングに出かける夢前川、七曲りも市街地から西方面に位置します。
これまで私の生活圏は、どちらかといえば市街地の西に偏っていました。

健康じてんしゃ店は、市街地のほぼ中央に位置します。
市街地の西を流れる夢前川の西には、青山という町があり、市街地の東を流れる市川の東には、御着という町があります。
実際には御着の方が近いのですが、出張サービスで出かける場合、これまで青山の方が近く感じていました。

最近、市街地の東地域への出張サービスが増えています。
何度も東の地域を訪れていると、以前より近く感じてきたのだから、人間の距離感とはいい加減なものですね。

出張サービスでは、片道30分以上かかる遠方からも依頼が入ります。
以前は、お断りさせていただく事が多かったのですが、あとになって「自転車が故障して困っている方からの依頼を断ってしまった…」と後悔の念に駆られてしまうのです。
そこで、少しずつ遠方からの依頼も受けるように努めています。

先月、市街地の北部にある船津という場所まで出張サービスに出かける機会がありました。
それがきっかけになって、姫路市の北部に位置する香寺町も出張サービスのための心理的なテリトリーに入ったような気がします。

今晩入っている出張サービスの行き先は、香寺町溝口。
上写真は、出発前の準備をしているところ。
現地で修理できるのか分かりませんが、準備だけは整えておきます。
遠いなぁ~と思っているのですが、そのうち慣れるかな。

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役目を果たす
2021–01–26

昨日の業務日誌の続き…

香寺町溝口から出張サービスを受けた自転車は、
「チェーンが外れるので、引っ張るか、短く切ってほしい」
という修理依頼でした。

事前の電話にて、先日の業務日誌で書いた外装変速であることは予想できたので、
「変速機のある自転車は、チェーンを引っ張ることが出来ないんですよ」と説明しました。

「目が悪くて免許は返上して車がない生活」
「とにかく見て欲しい。見てもらうだけでもいいから…」

と、かなり困った様子で話されるお客さんの様子から、
「この度は、損得抜きで行動した方がいい」と思えたのです。

営業時間を終えてから、営業車に修理の工具を積込んで出発。
姫路城の東を北上して、国道312号線を香寺町へ向けて車を走らせます。
やがて、店を出発してから約40分でお客さんが待つ自宅に到着しました。

頭に装着したヘッドライトを灯して自転車を見れば、後の変速機の可動範囲を調整するネジが緩んでいました。
スポークプロテクターが無く、変速機がオーバーストロークしたことが原因でチェーンが外れてしまったようです。
私は、持参したドライバーでストローク調整ボルトを回し、修理は直ぐに完了。

お客さんは県外からの単身赴任だそうで、「ワシみたいなシニアにとって単身赴任は大変や」と身の上話を聞きました。

とにかく、今回の出張サービスのおかげで、香寺町方面への行く手を阻んでいた心理的な壁は崩れて、次回は快く依頼を受けられそうです。

帰路は、播但有料道路で自宅を目指します。
自分の役目を果たすことができ、とても安心した気持ちで夜の高速道路を走りました。

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読書
2021–01–29

とてものんびりした営業日が続いています。
今日は、修理が一件だけでした。
そんな日は、読書にふけります。
仕事中にそんなことができるのは、個人事業者の特権。

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空気入れ
2021–01–30

数台の自転車にタイヤの空気を入れました。
お客さん(他人)と接して話すことができたのだから、それだけで満足、満足。

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人事を尽くして天命を待つ
2021–01–31

長い 1月がようやく終わりました。
のんびりした営業日が続くと、時間の経過が遅く感じられます。

売上を見てみると昨年同月より微増となりましたが、昨年より 7日も営業日数が多いことを考えれば、やはり状況は厳しいといえます。
家賃の固定費は大幅に増えたので、ブリヂストン社から支払われるリコール工賃がなかったら大赤字になるところでした。

今月は、雨が降ったり、強風吹き荒む日もありましたが、バックヤードのおかげで安心して過ごせました。
上写真は、1週間以上預かっている自転車と納車前の新車です。
また、これまで置く場所がないために諦めていた修理代車も、店舗拡張を機に用意しました。
バックヤードは、確実にお客さんのために役に立っています。

どうやら緊急事態宣言は延長される様相です。
本日、YouTube動画「小さな店の日常」vlog#10 下町の自転車屋 2021年1月をアップしました。
人事を尽くして天命を待つといった心境です。

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