健康じてんしゃ店

2023

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D I Y
2023–03–04

タイヤとチューブの交換を受けました。
650Cというサイズから、直ぐにトーキョーバイクだと分かりました。
お客さんに聞けば、先のオーナーさんは自転車好きで、その方から譲り受けた中古車だそうです。

私は、新品のタイヤとチューブで蘇ったホイールを車体にセット。
何気なくブレーキに視線を向けたところで、ブレーキシューの進行方向が逆になっていることに気付きました。
それをお客さんに説明すると、譲り受けた時からそのままの状態で知らなかったと驚かれました。

自転車という趣味は、乗ることだけでなく、DIYという楽しみもあります。
これまでお客さんから「自分でも出来ますか?」と何度も質問を受けてきました。
部品の形状を見て、それを設計した人の意図を汲み取ることができれば良いのですが、それは経験が必要で難しいところです。

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完了
2023–03–05

10年以上前のクロスバイクを再生する依頼を受けていました。
タイヤ、チューブ、ケーブル類など傷んだ部品はすでに交換しており、お客さんが通販で購入されるサドルとグリップの持ち込みを待っている状態でした。
今回の作業の様子はYouTubeの動画で公開しようと考え、これまでの作業を撮影していました。
そして今日、残っていたサドルとグリップが持ち込まれ、クロスバイク再生と動画の編集が完了。
その動画【小さな店の日常 #29】をアップしましたので、ぜひご覧ください。

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街乗りクロスバイク
2023–03–09

午前にクロスバイク型のスポーツ自転車が持ち込まれました。
競技やサイクリングというスポーツが目的ではなく、街乗りがスタイルのお客さんです。
その自転車は、前タイヤの空気が抜けてしまっていました。
調べてみるとリム打ちでチューブが切れていたので新品に交換。
タイヤに空気を入れてからブレーキに視線を向けると、ブレーキシューとリムとの隙間が大きいため、ほとんどブレーキが機能していない状態でした。
同種の自転車ではよくあることですが、そのブレーキ整備を目的に来店されるお客さんは少ないのが現状です。
知らぬふりは出来ないため、無断で整備をサービスしました。

午後にもクロスバイク型のスポーツ自転車が持ち込まれました。
日常生活でその自転車を使用されているお客さんは、ブレーキの整備点検が目的で来店されました。
わずかにブレーキシューがホイールに擦れている状態でしたが、少しの調整だけで大きな問題はありませんでした。

先に挙げた2台は、どちらもクロスバイク型のスポーツ自転車ですが、前者がネット通販、後者は専門店という大きな違いがあります。
どちらも街乗り使用の自転車ですが、豊かな自転車生活にはリスク管理も大切かなと思います。

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寄付の報告
2023–03–10

昨年 9月から募金箱にてお預かりしていた寄付金は、昨日までに 11264円になりました。
本日、皆さまからお預かりした寄付金を活動資金として日本赤十字社へ寄付しました。
ご協力ありがとうございました。

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手の記憶
2023–03–12

プロが存在する競技機材というのは、途切れることなく進歩するものです。
シティサイクルの前ブレーキに制動力の高いデュアルピボットという形式が用いられるようになりましたが、これはもともとシマノ社がロードバイク用として開発したものです。

現在のロードバイクはディスクブレーキが主流ですが、その基本は2000年以前からマウンテンバイク用としてDIA–COMPE社、MAGURA社、シマノ社などにによって商品化がすすめられました。(私が小学校の頃にもありましたけどね…)
当初のシマノ製ディスクブレーキが異径対向 4ピストンキャリパーのステンレスメッシュホースというモータースポーツ顔負けの凝り過ぎた仕様だったのは、今となっては懐かしい話です。

チューブが存在しないチューブレスタイヤ、ホイールについても、マウンテンバイクが最初でした。
当時はまだ手組ホイールも少なくなかった時代で、MAVIC社製のチューブレスリムを使ってかなり多くのホイールを組み立てた経験があります。
気密性を確保するためアイレット(ハトメ)をリム本体にねじ込む構造は、通常より組立に手間がかかりました。

今日、なんとそのチューブレスリムが持ち込まれて、ホイールの組立依頼を受けました。
最初は「えっ」と戸惑いましたが、いざ作業を始めると意外と早くスムーズに完成しました。
手は作業を記憶しているものですね。

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違い
2023–03–14

先日のチューブレスホイールに続いて、今日はシティサイクルのホイールを組みました。
同じホイールですが、作業の難度は大きく違います。
どちらが難しいかといえば、シティサイクルのホイール。
その理由は、チューブレスホイールの部品の方が圧倒的に精度も剛性も高いから。
ホイールを組む場合、最初にニップルとスポークの位置を全て合わせます。
部品の精度が高い場合、仮組状態からすでにホイールは真っすぐです。
それに対して、シティサイクルの部品はスポークとニップルの位置を合わしただけでは、スポークのテンションが大きくバラついているのです。
全てのスポークテンションを均等に調整した後も、けっこうな振れ取り作業が必要です。
さらに、馴染みを出すためにホイールを横方向にしごく作業は、チューブレスホイールは大きく体重をかけても大丈夫ですが、シティサイクルに同じ力を加えると潰れるので神経を使います。
まぁ、部品の価格を考えれば仕方がないことですが…

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消耗品
2023–03–16

自転車とは、消耗品が集合したようなものです。
タイヤは摩耗するし、ワイヤーはちぎれます。
今日持ち込まれたロードバイクは、ブレーキのリターンスプリングが破断していました。
決して新しくはない部品なので仕方がないことですが、珍しいことでもあります。
早速、最新のブレーキへ交換しました。

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電動アシスト自転車
2023–03–18

「電動アシスト自転車でも、修理はできますか?」とよく尋ねられます。
修理といってもいろいろあり、一般の自転車と共通の箇所であれば直ぐに対応できます。
駆動系や電装系といった箇所について、私の店ではブリヂストン社であれば修理を受けています。
今日は、プーリーが欠損してしまったテンショナーを新品へ交換する作業がありました。

国内メーカーの電動アシスト自転車の価格を見ると、昨今の値上がりもあって気軽に購入できるような価格ではないかもしれません。
それに比べて、ネット通販を見れば海外メーカーの安価な商品が販売されています。
しかし、それらの自転車は故障しても修理できない場合が多く、廃棄バッテリーの対応についても無責任な状況です。

高価かもしれませんが、電動アシスト自転車は取扱店が多い国内メーカーをお勧めします。

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ヘッドのガタ
2023–03–20

ロードバイクの点検がありました。
ハンドルを持って場所を移動させた時、直ぐに気が付いた不具合はハンドル回転部分のヘッドのガタ。
それは手に伝わってくる感覚で判断しますが、それに気付かず乗られているオーナーさんは多いです。
その原因は、オーナーさんご自身でステムを変更された際に、ヘッドのベアリング調整不足ということがあります。
その他に考えられるのは、ステムやステアリングコラム内部に固定されているアンカーナット(プレッシャーアンカー)のずれ、固定力不足。
しっかり固定しても走行中の振動や衝撃でずれてしまう事もあります。
ステアリングコラムの材質がカーボンであることも一因で、金属製のコラムならアンカーナット(スターナット)をハンマーでガンガン打ち込むためビクともしません。
カーボン製コラムだから全てガタが生じる…というわけではなく、 私が乗っている(サイクリング動画で使用)自転車もカーボン製コラムですが、今まで一度もガタは生じていません。
ステムやプレッシャープラグの品質も関係しているようです。
それでも、カーボン製パーツが使用されている箇所の作業は気を使います。

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YouTube動画公開
2023–03–23

今晩20:00、YouTubeに新しい動画を公開します。
今回のタイトルは、【小さな店の日常#30】チェーンとスプロケットの交換
サイクリング動画で使用している自転車のチェーンとスプロケットの交換作業の様子を撮影しました。

昨日の定休日、久しぶりに小豆島へサイクリングに行ってきました。
選んだコースは、草壁から寒霞渓へのヒルクライム。
東西南北から上る中で、草壁から上る南ルートは上り勾配が緩いと言われています。
それでも、以前からもう少し軽いギヤが欲しいと考えていたので、今回の動画の内容の通りローギヤ34Tがあるスプロケットへ変更しました。
前後ギヤ比が 1対 1になって、昨日の寒霞渓ヒルクライムは脚力の限界手前でヒルクライムと絶景を楽しむことができました。

これまで何度も訪れた小豆島ですが、今回のサイクリングで寒霞渓~福田を結ぶ東ルートを初めて走りました。
上写真は、その東ルート帰路のダウンヒル途中、絶景ポイントから福田港を撮影したものです。

今日から、播磨野自転車愉道サイクリングレポート、YouTubeサイクリング動画の制作をはじめます。

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サイクリングレポート
2023–03–25

小豆島のサイクリングレポートを最初の 1ページだけ完成したのでアップロードしました。

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サイクリングレポート完成
2023–03–26

雨の営業日で絶望的な売上でしたが、おかげさまで?小豆島のサイクリングレポートが完成しました。

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サイクリング動画
2023–03–28

とてものんびりした営業日、小豆島サイクリングの動画(前編)が完成しました。
本日20:00に公開予定です。
内容は、福田港から草壁までの区間としました。
寒霞渓ヒルクライムの動画(後編)は、これから制作を始めます。
それにしても、最近のんびりした営業日が続いているのはどうしたことか…

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