これまでお預かりしていた寄付金 6912円（募金箱）を日本赤十字社へ寄付しました。
募金箱のお金を寄付するのは、3月と9月の年 2回です。
最近は、タイヤ空気入れの無料サービスの際に募金箱へお金を入れて下さる方がいらっしゃいます。
まだまだ少数ですが、そんな方が増えてきたらいいのになぁと思います。

商売とは、お客さんからサービスの対価、つまりお金をいただくというイメージがあります。
それとは別に「時間」をいただくという事を痛感する出来事がありました。

タイヤ空気入れの無料サービスの依頼を受ける時、修理依頼のお客さんと重なってしまうことが多くあります。
修理依頼のお客さんが一人で、作業時間が長くなりそうな時は、「申し訳ありませんがタイヤ空気を入れてもよろしいですか？」と先のお客さんに順番を入れ替える承諾をお願いする場合が多いです。
そんな時、先のお客さんは「どうぞ、どうぞ」と快く承諾されます。
つまり、それは先に修理依頼されたお客さんから「時間」をいただいた事になります。

先日、修理作業のお客さんが重なって、最後のお客さんが30分以上も順番を待たれている状況で、そこにタイヤ空気入れ無料サービスの依頼が入るという事が数回ありました。
そのような場合、順番を繰り上げるようなことはせず、「現在、30分以上の待ち時間になっています」と順番を待っていただくようにお願いしました。
しかし、「タイヤの空気だけで30分も待てない！」とお客さんは諦めて帰られ、後味の悪い結果となりました。
つまり、たとえ無料でも、私は来店されたお客さんから「時間」をいただけなかったわけです。

時間と人との関わり…、奥が深いです。

店舗まで自転車を持ち込むのが困難なお客さんのために、出張修理のサービスを行っています。
それは、お客さんの自宅まで出向いて自転車を預り、翌日に店舗で修理してお届けするので、厳密には出張修理ではなく、出張預り修理お届けサービスと言った方が適切かもしれません。
年間にどれぐらいの依頼件数があるんだろうと、ふと思って調べてみると68件ありました。
ブリヂストンのリコール出張対応を含めるとさらに多くなります。
自動車にかかる経費は多いけれど、これだけ稼働しているのならまぁ良いかなと思える結果でした。