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2023

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JCB
2023–12–02

先月末よりJCBの取り扱いを開始しました。
会計時に「カードは使えますか?」と尋ねられる事が多いのですが、これまではVISA MASTERのみの取扱いだったので、「使えます」とは即答できませんでした。
中でもJCBを希望されるお客さんは多かったため、新規に取扱うことに決めました。
これで経済産業省が認識する 7つのクレジットカード国際ブランドの取扱いが可能となりました。

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冬に咲く花
2023–12–08

先月から咲き始めたハイビスカスの花ですが、12月に入っても開花が続いています。

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日本の自転車
2023–12–14

婦人用自転車、いわゆるママチャリは、日本固有の自転車だと聞いたことがあります。
自転車の本場、欧州イタリアの街並みに目を向けてみると、一見して日本のママチャリに見える自転車は沢山走っています。
例えば、2022年5月2023年10月11月の写真にある自転車などは、日本のママチャリとの違いを説明できるのは自転車屋だけかもしれません。
その違いとは、後輪の外れる方向が日本は後方に対して、欧州は前方です。
後ブレーキは、日本が車軸の回転を止めるタイプに対して、欧州は前と同じリムブレーキです。
ホイールサイズは、日本がWO26,27インチが大多数を占めるのに対して、欧州はそのほとんどが700Cです(オランダなど、体格の大きい国ではWO28インチもあるらしい)。

過日…
700Cサイズのローラーブレーキの後ホイールを組みました。
ブレーキが日本、ホイールサイズが欧州という珍しい取り合わせ。
事故で曲がったリムを新品に交換し、ハブとスポークは流用しました。
入荷したリムはその高さが低くなりましたが、ロングニップルで対応することが出来ました。

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不手際?
2023–12–16

「心、ここにあらず」で自動車を運転している時、通過した交差点の信号を覚えていないという無意識な空白時間があれば怖いものです。
仕事において不手際を防ぐため、ネジを締める際には工具を持つ手に意識を集めるようにしています。

「この前、自転車を修理してもらったんだけど…」という電話を受けました。
「何か不手際があったか!」とドキッとします。
お客さんの話によれば、外れたチェーンを直してもらったけど、また外れたみたいでペダルを回すと力が抜けて調子が悪い…ということでした。

チェーンが外れた場合、その原因の多くは「チェーンの伸び、たるみ」なので、しっかり処置をしておれば再び外れることはありません。
気温が低い季節に多発するラチェット部の不具合かな?と予想して、再度来店していただくようにお願いしました。

数時間後、お客さんが来店。
自転車を見れば、チェーンは外れていませんでした。
ペダルを回しましたが、ラチェット部の不具合もなく正常です。
しかし、直ぐに原因は予想できました。
それは、変速がローギヤになっていた事です。
そこでギヤを 2速へ変速してからお客さんに乗っていただくと、「直りました」と確認をいただくことが出来ました。

坂道が無い播磨平野に位置する姫路市では、自転車の変速を全く操作しない方が少なくありません。
電動アシスト自転車にいたっては、ほとんどの方が 3速固定です。
変速という概念は、一般の方にとって非常に理解し難いものだと認識して、修理の後は、来店時と同じギヤに戻すことが肝要だと痛感しました。

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買物
2023–12–22

夕方、小腹が空いた時に食べるお菓子は、何とも言えない幸せを感じさせるものです。
個人的に私は菓子パンが好物で、毎日ではありませんが出勤途中にあるお店に寄って買物をします。

大きな食品スーパーでは、多くの種類の商品が大量に陳列され購買意欲をそそられます。しかも安い。
しかし、他のお客さんが買物カゴ一杯にしてレジに並ぶ中、ひとり片手に僅かな商品を持っている状況は気兼ねしてしまいます。

それに対して大手ドラックストアは、食品スーパーに比べて種類も少なく特価は望めませんが、遠慮なく単品の商品を持ってレジで会計してもらえます。スマホのキャッシュレス決済もスムーズです。

菓子パンなど単品商品の購入のため、食品スーパーやドラックストアの広大な駐車場、大型店舗に入るためには、「菓子パンを買うぞ!」という確固たる目的意識がないと無理です。
それに対してコンビニは、無意識でも吸い寄せられるような感覚で駐車場に向かってしまうハードルの低さがあります。
ボーっとして駐車場へ入り損ねても、食品スーパーやドラックスストアより圧倒的に多いコンビニの店舗数がカバーしてくれます。
冷静な目で価格を見ると決して安くないコンビニの菓子パンですが、便利でお手軽というコンビニマジック(サービス中毒)によって金銭感覚は一時的にマヒしてしまうと思われます。

上の写真にある 2つのパンは、個人経営の小さなパン屋さんで購入しました。
狭い店舗に並べられたパンは種類も数も少なく、どれも高価です。
昨今の小麦や卵など原材料の高騰を考えれば大変だろうなぁと想像できます。
レジの場所からは、作業場でひたむきにパンを焼いているご主人の仕事姿が見えました。
会計を終えて購入したパンを手に持った時、作業場のご主人も「ありがとうございます」といつも挨拶をされます。
そんな時、パンを焼くのがご主人の生業なんだなぁと感じさせられたのでした。

業種は違えど、私自身も個人経営の小さな自転車屋。
店舗経営を考える上で、菓子パンを購入するだけでも、いろいろな気付きがあります。

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値上げと経費
2023–12–26

個人事業は年末が決算です。
年内の営業も残すところ僅かとなったため、棚卸を始めました。
ぼちぼちと商品の在庫数を数えてみると、その合計金額は創業以来初めて100万円を越えました。
過去の帳簿を見ると昨年から急上昇しており、それは仕入価格の上昇が大きな要因です。
財務表に目を向ければ、売上と仕入が増えているにもかかわらず、粗利は昨年とほぼ同じ。
つまり原価率が大きく上昇しているわけです。
粗利は同じといっても、売上が増えれば消費税とキャッシュレス手数料は増えるので、利益は減ってしまうことになります。
来年は、値上げをするか、それとも固定経費を減らさないといけません。
値上げは難しいなぁ…
経費は減らしたくないなぁ…

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仕事納め
2023–12–29

今日は2023年最後の営業日です。
おかげさまで、8回目の決算日も例年通り迎えられそうです。
ありがとうございます。

今年を振り返りますと、サイクリングと日常業務をどうのように両立させるのか悩むことが多かったように思います。
水曜日だけが定休日の私にとって、サイクリングの行程は日帰り一択のみ。
YouTubeのサイクリング動画では、小豆島を手始めに、淡路島、琵琶湖を走り、さらに遠方へ泊りがけのサイクリングに出かけるつもりでいました。

しかし結局、今年はサイクリングのための臨時休業はできませんでした。
泊りがけのサイクリングは、自分の願望。
店とサイクリングの両立に悩みました。
しかし、自分の願望による悩みなら、それは諦めるべきと結論に至りました。

先日、修理で来店されたお客さんから言われました。
「この前、1時間も自転車を押して来たのにシャッターが閉じられていて、もう気を失いかけたわよ!」
「定休日とは知らずに来たら店が閉まっていて、息が止まったわ!」
やはり、店は臨時休業すべきでないということです。

事業とは、私利私欲のためではなく、地域社会に貢献することに存在する意義があると思います。
自転車屋を経営するにあたって、地域社会に貢献しているかどうかという認識は持つべきで、裏を返せば、地域社会の方から見た場合に、無くなってしまったら困る存在になりたいものです。
サイクリングにおいても、地元地域を走って動画で紹介することに意義があるのかもしれません。

今年もご愛読ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

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